結果がよければ、そこに至までの過程が正しいと思われます。
そのことが、錯覚を生みやすいのです。
いろんなミスなどが、いい結果によってかき消されてしまうことを多く感じます。
特に小さなミスは、そのほとんどがないがしろとなる場合があります。
例えば、1点差で勝った場合と負けた場合はどう感じますか?
勝ったほうは、結果的には勝ったのだから、小さなミスを感じていても、それを克服するための努力に身が入るでしょうか?
負けたほうのチームのほうが、そのミスの悔しさのあまり、そのミスを克服することの努力を頑張るのではないでしょうか?
最終的には、指導者の持って生き方や子どもたちの考え方や保護者の後押しで決まっていくのでしょうが、調子のいい勝ち方をすれば、勘違いするほうが多いようです。
私は、幾度と試合をみましたが、子どもたちには、勝った時ほど厳しい言葉をかけます。
勝ったことによって舞い上がることは、負けて悔しい思いをして頑張ろうという気持ちに負けてしまうからです。
「負けて強くなるチームが、一番強い。」と言います。
負けたことをばねにして、強くなってくるチームが本当に強いチームだと思います。
「結果良し」は、時にはいいでしょうが、最後はあまりいい結果を残してないような気がします。
結果は、過程によって生まれます。
過程が適当で、いい結果が出れば、いい結果がでなくなったときに(つまり、行き詰ったときに)なんの対応もできません。
最近、中体連や学童などの大会があっています。
試合結果で、一喜一憂することでしょう。
その結果をもとに次の結果(目標)を見据えて、過程をつくれば、また次の結果がでます。
そうすれば、なぜ勝ったのか、なぜ負けたのかが見えてきます。
そしてその内容を克服するようにまた過程をつくっていくことです。
私は、幸いに、ここに書いてある内容を理解した保護者が、私に子どもを預けています。
ありがたいことです。
だから、保護者も子どもも頑張れるのです。
結果に対し過程を大事と思うから、次へのステップがキチンとできるのです。
親父の独り言に書いてある通り、昨日、取材にこられました。
約一時間、バスケットのことを話しました。
テレビでは、ほんの数十秒でしょう。(笑)
しかし、最初に来られ、名刺交換をしたところ、スタッフの方が目にしたのは、アコースティックギターでした。
今、店に、三台並べておいてますから、目立ちます。
次に、話をするのに、テーブルを移動したところ、テーブルの一台がマージャン台だったので、少しマージャンの話となりました。
バスケットと関係のないところから、話がスタートって感じでした。(笑)
さて、カメラ映りはどうだったでしょうか?
編集さん、頑張ってくださいね。
明日は、ベアーズの練習風景を撮影にきます。
子どもたち、保護者たち、緊張せずいつもの通り頑張りましょう!!
今日は、午後から、ベアーズOBが数名集まってくれ、いい練習試合ができました。
私が意図している動きをOB達はしてくれます。
このことが、べあーずのメンバーに最高の指導となっていきます。
ただむやみやたらに、また自分勝手なバスケットでなく、過程と結果を見据えたプレーをしてくれるのです。
本当にありがたく、頼もしいOB達です。
このありがたさを、今度の試合で表現してもらいたいものです。
後数日練習があります。
来れるときには是非きてください。(笑)
今日の練習は、9〜17時までの午前午後の二部練。
超ロングの練習時間なので、DVDをみせる時間もとりました。
もちろん、私の話も超ロング。(苦笑)
今度の大会で目指すものをピックアップしながら、その場面で集合しみせました。
実際のプレーをみせると、その後の動きには迫力があります。
しかし、時間が経つと、またもとに戻ってしまいます。
これが現実なんです。
だから、何回も何回も繰り返して覚えさせます。
この考え方が、練習です。
この練習こそが努力です。
何回も何回も繰り返すと、飽きてきます。
そして、その飽きた状態から、集中力をかもしだすことが、基礎の繰り返しの先にあることなのです。
大概の場合は、飽きたところでやめるので、その先を知らない場合が多いのです。
DVDは、何回も同じことをしてくれますので、子どもたちに覚えさせるのには有効な方法の一つでしょう。(笑)
今日は、娘の三者面談でした。
今度、受験生ですので、担任の先生も進学先の分析などの資料などを用意されていました。
本人の志望校と、先日の模試の結果を基に目標設定がされます。
実に無駄の無いやりとりです。
この高校は、私の子どもの4人の内3人通いましたが、いつも「流石」だと感じます。
あとは、子どもの「やる気」次第です。
この、子どもの「やる気」次第です…。という言葉は、私は嫌いです。
こう言えば、すべてが終わるからです。また、結果に対しての責任も明確です。「子どものやる気があった。」または「なかった。」と言えばいいからです。
しかし、私が「流石」と言った理由がここにあります。
「やる気」がでるような資料が用意されてることです。
具体的に、こうすればこうなる…、そこを受験するには、どの科目が必要…、どこを頑張れば、合格が可能なのか…、を明確に表しています。
私のバスケットの指導にも幾たびか利用させていただきましたが、今回の三者面談のおいても、私の引き出しが増えました。
あ〜、私のバスケットの指導の話はいいんですが、現時点と将来の到達点との点をどう線で結ぶのかが大切です。
夏は、将来を大きく左右する大切な時間です。
みなさん、有意義に過ごしてください。
バスケットは、技術を覚えるととても楽しいスポーツです。
特にシュートは、格別なものがあります。
しかし、試合に勝つよか、自分の自己修行的な、求道性を求めるのなら、まず体力です。
体力を作りながら、技術を身につけることが大切です。
そして、体力には「肉体的」なものと「精神的」なものがあります。
この両方の体力の上に技術がないと、上のレベルにいけばいくほど、潰されていきます。
私は、仕事柄、また、バスケットを指導している立場上、よく指導者と子どもたちの関係をみることがあります。
練習している体育館内であったり、試合会場であったり、また、会場の駐車場とか、体育館のギャラリィーとかで、親しく楽しそうに話している様子です。
私は、指導者と子どもたちは、友達ではないと思っています。
もっと言えば、親と子どもも友達ではありません。
親しかったり、楽しそうだったりはいいのですが、子どもの言葉遣いや態度に疑問があります。
指導者や親に対して、「タメ語」なんです。
こういう図式は、どんなもんかと思います。
一昔前までは、指導者に「タメ語」してたら、親が子どもを怒っていたのですが…。。。
今日の夜の練習は、ゲームを中心におこないました。
対戦相手は、大人から中学生までで、それなりのスキルをもった者ばかりです。
特に大人は、私が指導したいことを理解していて、ベアーズの子達が上手くいくように相手をしてました。
ただ、手を抜くわけでなく、きちんとしたプレーに対しては上手にやれれてくれたり、少しでも気持ちの無いプレーをしたら容赦なく叩きのめしてくれます。(笑)
適当に子どもたちとプレーを楽しむわけではなく、私(指導者)とプレーヤー(ベアーズ)との関係を見定めながら、パフォーマンスしてくれます。
…なので、本当にいい練習ゲームができました。
S君は、今日の練習の後「きつかった。」と笑いながら楽しそうに挨拶し帰っていきましたが、彼から初めて「きつかった」という言葉を聞いたような気がします。(笑)
それだけ真剣に子どもたちの相手をしてくれたのです。
また、彼だけでなく、高さでも、速さでも、技術でも、一人一人が持っているものを、中学生にお手本となるようにプレーしてくれて本当に感謝しています。
あと、10日あまりで、このチームの最後の試合があります。
精一杯のプレーをさせることができそうです。
ありがとうございました。
バタバタしています。
14、15、16日と、いろんなことがありました。
スケジュールをこなすだけで、目一杯でした。(苦笑)
さらには、大雨による各地の被害など、大変な目にあわれた地区などもあり、心痛みます。
今は、九州ジュニア選手権大会に向けて、まっしぐらです。
そんな中、プリンターの不調。。。
いそがしい、一週間、二週間となりそうです。