今日は、カバーディフェンスを指導しました。
その指導の教材として、先日の東京の大学リーグのDVDを使うつもりでしたが、DVDが認識されませんでした。
立体作戦版とコートを使って指導しました。
ボールマンディフェンスを中心に、全員でボールマンがペイントエリアでのシュートをさせないことの考え方をベースにしています。
私の今までの指導では、能力の高い子たちが集まれば、約半年、普通で一年、能力が低ければ二年くらいかかるし、極端に言えば、いくら教えても覚えない子もいます。
また、頭の中で覚えても、試合になると忘れる場合も多いです。
…ということは、時間をあけてじっくり指導しないといけません。
そう思っているうちに結局基本に戻ります。
「人の話を聞いて、理解し、実行できる」子を育てることが大切という基本です。
さらに、このことを出来るようになれば、バスケット以外の場面でも大いに活用できます。
バスケットは、練習すればある程度上手になります。
しかし、この「人の話を聞いて、理解し、実行できる」状態作り出すことは大変です。
特にこのカバーディフェンスの考え方は、ボールを持っていないプレーヤーのディフェンスですから覚えるのは大変ですが、覚えたらバスケットのディフェンスがもっと好きになり、頑張ることを覚え、さらにバスケットが上手になっていくでしょう。
*ここでよく思い違いをするのが、カバーディフェンスを本能的に理解してる子もいます。いわゆるバスケットセンスがあるのです。また、教えたらすぐに出来る子もいます。いわゆる理解力の高い子です。
ですから、努力で覚えたのか、能力が高くて覚えたのかが問われます。それに応じて指導の仕方が変わっていきます。
思い出しましたが、漫画の「あしたのジョー」で丹下段平が言ってましたが、「100人中100人がファイター(攻撃中心のボクサー)をつくるのは簡単だが、ディフェンスをつくれる指導者はほとんどいない」にたいなことです。
そして丹下はジョーにディフェンスの大切さを教え、自分の指導力を試したという内容です。
また、ディフェンスの大切さを身にしみて感じ、自分の虚栄を捨て、ディフェンスに徹する場面もありました。
明日のためのその1から始まる、丹下の指導は、基本から積み上げていくことの道しるべとなってます。
久々に「明日のジョー」を読んでみようかな。
さて、明日は、キッズとミニの子に指導します。
どのくらい覚えれるでしょうか?
今日教えた子達が明日は、キッズとミニの指導者になります。(笑)
今日の熊本日々新聞の朝刊にベアーズOBの子が、九州ブロック専門学校体育大会の選手宣誓をした新聞記事がありました。
中学生のクラブチームという位置付けに一生懸命にバスケットをしていました。
真面目な頑張り屋さんで、人柄もよく、とても優しい子です。
そういえば、昨日、スコアブックを買いに来たので、「優勝しなかったら請求する」と言って、渡しました。
そして、決勝進出までの方向が先ほどあり、明日朝一で決勝戦ということです。
実は、審判の手伝いを兼ねて応援にいくつもりでしたが、家族の都合でいけなくなりました。
でも、こうやって、報告してくれるのでうれしいですね。
ベアーズOB等があちこちで活躍してくれることは、本当にうれしく思えます。
バスケットだけではなく、生活態度や勉強も、各自の能力に合わせて頑張ってくれています。
ベアーズの魂があちこちで活きてます。
「毎日、本読みをするようになりました」と保護者の方が話してくれました。
一ヶ月くらい前でしょうか、本読みを毎日するように約束した子が、実際に毎日してるようです。
聞く方も大変だと思いますが、それも保護者の務めだと思います。
思い起こせば、私も本読みをさせてました。
毎日、私が聞いてるわけではないですが、本読みスタンプを確認したり、私が家にいるときは聞いてました。
時間が無いときは、私がお風呂に入っているときに、ドアの向こう側で本読みをさせたこともあります。
「読み」「書き」「そろばん」と昔の人は言ってましたが、このことは現在でも基本でしょう。
とてもいいことだと思います。
毎日の積み重ねができることは、とても大切です。
これに、バスケットのボールハンドリングをプラスすればもっといいのでしょうどね。。。
大学や勉強の話をしていますが、勉強ができることがいいと言ってるわけではありません。
レベルは、どこでもいいんです。
ある学年で200名いたとしたら、必ず1番から200番まで順番が出ます。
1番だろうが、50番だろうが、100番だろうが、ましえ200番であってもいいのです。
大事なことは、向上心です。
200番の子が、180番内や150番内を目指そうとし、そのための頑張りをすることが大切なんです。
実際に、私が指導したこの中にはこういう子もいました。
ほぼ200番に限りなく近い子でした。
最高は、100番内に入りました。
話せば長くなりますが、ベアーズに入った頃は、「どうせ勉強はできんけん」とか「勉強はすかんけん」とかいう態度でしたし、親も勉強に対してはあきらめていたようです。
しかし、いつの頃か、勉強をしようという気になり、最終的には半分以上伸びたのです。
適当に2〜50番くらいで、このくらいでいいや…と思っていて、適当に勉強している子よりいいと思います。
また、勉強を好きな子はほとんどいません。
しかし、それを認め、しなくていい環境をつくってしまうのはどうでしょうか?
親も勉強は嫌いだったでしょう。私もそうでした。
しかし、社会に出て、大切だと思えば、次の世代には勉強することの大切さを伝え、勉強する環境をつくることは、親の役目の一つだと思います。
そりゃ、親も子供の好きなことだけさせてりゃ、楽ですよ。
レベルはどこでもいいから、そのレベルより上がる向上心を持たせることは親や指導者の役目でしょう。
また、とんでもない的外れなレベルを子供が求めるなら、修正することも大切です。
また、子供の潜在能力以上に親が求めることもいけません。
このことは、親が子供をみて子供の現状と将来性を見極めることです。
そのためには、親も勉強が大切です。
先日、題名のカードの試合がありました。
関東での大学の試合です。
この試合にベアーズOBが両チームに一人ずつ、スタートで出ています。
非常に興味のある試合だったので、一橋にいっているYASUにこの試合のDVDを送るように頼んでました。
そしたら昨日送ってきました。
YASUらしく、何の挨拶文も無くA4が入る大き目の封筒にDVDが一枚無造作に入れてありました。
普通なら、エアークッションなどを入れてDVDが損傷しないようにするんでしょうが…。(笑)
ただ単に、教え子たちのプレーをビールでも飲みながら観戦しようと思っていたのですが、衝撃を受けました。
一橋と東大です。
普通に考えたら、ガリ勉の集まりです。
しかも、ベアーズOBが下級生ながらスタートメンバーですから、それなりのバスケットのレベルと高をくくってました。。。
これは、子供たちにもちゃんと見せたいと思いました。
ホントに、バスケットだけしか出来なくて勉強を疎かにしていることはいけないと感じてくれるでしょう。
以前にアメリカの大学のバスケットチームのDVDを見せてもらったこともありますが、そこの大学は2メートル超える選手がいないのに、2メートルを超える選手のいるチームに対しゴール下でレイアップをするのです。
そこのチームも日本で言うならかなりの高い偏差値の大学らしいです。
文武両道は出来るはずです。
また、出来ないにしても、目指すことは大切です。
勉強が嫌いなのは、当たり前です。
でも、嫌いだけど頑張る力を身につけさせることは、大人や指導者の役目ではないでしょうか。
このDVDは、是非、ベアーズの子供たちには見せたいと思い、そのために店のレイアウトを全面的に見直し、器具や備品を移動しています。
出来るだけ早い機会に観戦できるように考えています。
また、この機会に希望者にも観戦出来るよう告知もしたいと思います。
ちゃんと教えていたら…、出来るようになるまで教えていたら…、ゲームする時間が無いという話を、昔一緒に練習をしていた方と話しました。
たまたま練習を見学に来ていた彼は、私よりずっと若く、彼が子供のときに同じコートで練習をしたことがあります。
そんな彼ももう立派な大人でした。(笑)
さて、本題に戻りますが…。
小中学生の練習で、ゲームを中心に練習することはゲーム感を養うのにとてもいい練習方法の一つでしょう。
また、ゲームをするにあたってのファンダメンタルをすることが練習のほとんどだったりすることも練習方法の一つでしょう。
このゲーム中心なのかファンダメンタル中心なのかのバランスが指導者の指導方針です。
ファンダメンタル中心の練習になれば、ゲームをする時間は無くなります。
それは、子供にとって面白くない練習となるでしょう。
また、指導者にとっては根気のいる練習となっていきます。
ゲーム中心で、ゲームで起こった現象を解説していくような練習は、練習にならない場合が多いのです。
ファンダメンタル中心であって、ゲーム性のある練習が理想と考えています。
ようやく、ベアーズでは、その理想に近い練習が出来つつあります。
これは、子供たちの理解力によるものが大きいです。
理解力を高めれば、どんな練習にでも対応していきます。
指導者仲間のナガチカ君の「愛知トライアンフ」のご活躍を期待しています。
http://chikahironagata.cocolog-nifty.com/blog/
今日は、昨日の続きをベアーズの時間帯でしました。
ベアーズは、午後からでしたので、午前中のトライアンフの練習から残る子達は少なく、少人数でしました。
また、中学校は試験期間中の子達も多く、欠席も多かったです。
さて、どのくらい覚えたでしょうか?
私からすれば、練習の段階では、70点でしょうか。
でも、確実に100点をとらなければ、試合では半分もできないことも多いのです。
だから、練習で満足せず、試合で発揮できるまでしつこく覚えましょう。
逆に言えば、しつこく指導します。(笑)
話は変わり、午前中のトライアンフスクールの練習ですが、オフェンスを中心の練習をしました。
オフェンスの究極はシュートです。
その中でも、もらい足からステップインしてからのジャンプシュートです。
この練習は、リズムがまず第一に大切です。
しかし、リズムよく出来る子は、パワーがありません。
それは、試合では使えません。
リズムよく出来る子は、おそらく運動会とかのダンスを覚えるのは得意でしょう。
でも、リズムよく出来る子は、パワフルさを備えることが以外に時間がかかります。
まぁ、この練習も始まったばかりです。
ある程度出来るようになるまでは、これからの練習メニューの中に取り入れていきます。
予習、復習を大切に…。
ボールをもなたいプレーヤーに対してのディフェンスの練習をしました。
ボールマンプレーヤーと自分のマークマンとの位置関係で、自分の位置が決まります。
また、マークマンの移動により、どう守ればいいのかを説明します。
いくつかのポイントがあり、それをひとつひとつ説明します。
一回で覚えるものではありません。
そのときは出来ても、明日は忘れてる…というくらい複雑な内容です。
また、そのときは出来ても…に至らないことがほとんどです。
覚えきれないのです。
覚えたにせよ、体が思ったように動かないのです。
それが普通です。
しかし、今日来た二人の子は、今日の練習の説明をする度に覚えていました。
凄いです。
こういう子たちが現れてくれるから、今までいた子達も一生懸命に覚えようとします。
いい相乗効果です。(笑)
しかし、明日の練習では、この二人の子は学校行事でこれません。
残念です。
でも、せっかく他の子たちも覚え始めたので、明日も練習します。
明日になれば、今までの子は、かなりのレベルまで覚えてくれるでしょう。
夫婦滝(めおとだき)は田の原温泉の約1.5Km程度小国町がわにあります。国道442号線の近くにありカンバンもあります。夫婦滝専用の駐車場もあり、お土産屋さんもあります。その駐車場より歩いて約5分で滝に着きます。
この滝は黒川温泉や田の原温泉を流れてきた田の原川と小田温泉を流れてきた小田川が合流する地点にあります。田の原川の滝が男滝(高さ15m)で小田川の滝が女滝(高さ12m)です。ここで2つの川は合流し田の原川1本となり、下流で筑後川となり、そして有明海に注ぎます。現地の説明文によると合流地での滝は日本で、ここ夫婦滝一ヶ所だけのようです。
この滝には伝説が残っています。
それは侍と村娘の悲恋の話で、娘が身を投げた滝が女滝、侍が吸い込まれた滝が男滝です。
今では縁結びの滝として知られ、若い男女が訪れるスポットとなっています。お土産屋さんのところにある恋人像の周りには何千という紙の絵馬がさげられています。
…というところへ先日妻と行ってきました。
写真ではわかりにくいと思いますが、左端と右端(木にかくれ気味ですが)に滝があります。
左が男滝、右が女滝です。
小国の温泉街も少し散策し、紅葉もみながらドライブしました。
…といっても紅葉は、イマイチでしたけど。。。紅葉にならない木も多いんですよね。(笑)
初めて通る道も走りました。
すごく絶景の橋をみつけました。
この橋から見渡すと、海外(ヨーロッパ北部やカナダあたり)にでもいるような感じでした。