予測

  • 2013年04月17日(水)

人は、過去の体験の情報で、現在の状況を判断し、未来を予測します。

単に、トーナメント表をみて、勝敗の予測をします。

私が予測したことは、ほとんど当たります。

これは、私でなくてもほとんどの方が思っていることでしょう。

バスケットは、実力で決まることの確立が高いからです。

野球やサッカーは、1点での勝敗もあり、どんでん返しもありえますが、バスケットは競技の特性として、主に大どんでん返しの確立は少ない競技です。

特に、30点差以上の差のついたゲームをした場合、一年間で逆転する可能性は稀です。

そうやって考えていけば、僅差だった場合以外は、そんなに下馬評が変わることはないでしょう。

そんな中で、私がいいと思っていたチームが、勝てないだろうというチームに勝ちました。

いずれは、そうなる可能性を私は予測していたのです。

しかし、これがまた怖いのです。

勝ったチームが勝利に浮かれて、負けたチームが悔しさをバネに頑張れば、20点差くらいが一番怖いのです。

まぁ、観戦している側の人間は、どのチームが勝っても負けても関係ありませんが、当事者たちは必死でしょう。

その必死さがみれれば、観戦者側は、いい試合がみれて満足です。

その必死さを一番感じるのは、勝てない相手を倒そうとすることです。

距離

  • 2013年04月16日(火)

バスケットのスクールが、ここ数年ですごくできたようです。

ベアーズを始めたころは、おそらくベアーズだけだったと思います。

トライアンフが始まったころには、市内で2〜4くらいあったでしょうか。

今では、各地であってる感じですごいですね。


さて、スクールを選ぶ基準は何でしょうか?

バスケットと限らず、習い事などもですが、選ぶ基準は、もともとは向上心の上に選ぶと思います。

つまり、上手になることが一番の理由でしょう。

しかし、現実では、距離が一番ではないでしょうか?

私は、最初に来た子には、約一ヶ月間のお試し期間を与えます。そして、ほかのスクールもみることを進めます。

私のところがそのこに合うかどうかはわからないからです。

これだけスクールがあるのですから、選ぶことも大切なことだと思っています。

もちろん、場合によっては、ほかのスクールを薦めることもあります。

また、参加者を選ぶことは、私たちスクールもあってもいいと思います。

お店が、お客さんを選ぶのとおなじような感覚でしょうか。


話は、題名に戻りますが、私たちの活動への参加は、かなりの広範囲です。

体育館もあちこちですが、参加者の住所は、
天草市
八代市
菊陽町
城南町
松橋町
植木町
からも参加しています。

ありがたいことです。

距離以上に、ここで練習できることが向上心の追求と感じて、頑張って遠くからでも来てもらえてるということですから。

体育館の場所によっては、片道3時間の場合もあります。

平均で、30分前後の移動は当たり前として行動しているようです。

また、感心なことにJRや市電、バスなどを利用し、子ども自身で移動する子もいます。

ここまでして来てくれるのは、本当にありがたく思います。

ここ2〜3日

  • 2013年04月15日(月)

ここ2〜3日、いろんな電話(携帯)がかかってきました。

相談などアドバイスを求められるものから、ただ聞いてほしいことなど様々です。

ひとつは、年度がかわり、環境の変化によるものが多く、3月までは予測できないことで、4月の現実が目の前にあらわれてきたことからの相談と言えるでしょう。

人は、自分の経験の範囲しか想定できないことが多いのはあたりまえです。

しかし、そのときは関係なくてもいろんな人の話を聞いたり、本やテレビなどの情報からある程度の予測はつくものです。

特に今回の相談内容は、以前にそのようなことを私が話をしたのを覚えていて、いざ自分にそのときがおとずれたので以前の内容を詳しくききたいということでした。

また、ほかの内容にしても、情報交換の中から発生したのもだったりしますが、ほとんどが解決したようです。


現在のネット時代では、相談などをネットでできます。

しかし、ネット上では、所詮顔が見えない者同士の無責任さを感じる内容が多いような気がします。

親身になれてないんじゃないかな…って感じです。

また逆に、そうだから、ズバッとしたいときにはいいかもしれません。


なんやかんやで、顔を知ったもの同士が親身に話ができることは、とてもいいことに思え、その内容をネットや携帯などのツールを利用してやりとりができることは、すばらしいと思いました。

文明の利器の利用なのか、文明の利器に振り回されるのかは、本人次第でしょうが、人が便利に使えるツールであってほしいと思います。(笑)

平面バスケット

  • 2013年04月14日(日)

昨日の試合の結果にて、平面バスケットの考え方を育みます。

まずは、この考え方のベースに今までの練習内容を変えずに考え方を変えていきます。

こういう指導の流れをつくる工夫は、トライアンフ独自のものと思っています。

練習内容を変えずに到達点を調整していくのです。


今日からの練習でいつもより強調している言葉は「予測」です。

しかし、「予測」するための前準備もできない子がおおいから、そこからしていきます。

一般的に、能力が高い子は、この「予測」が優れている子が多いです。

しかし、この「予測」をトレーニングして向上させることはなかなか難しい指導の一つです。

砕け散る

  • 2013年04月13日(土)

遠征の初日、初戦、当たって砕け散りました。(苦笑)

だいたい予想したような内容でした。

この春の大会で、感じたことを今後の練習に活かせるかが、来年三月の結果として現れるでしょう。

先日書いた、120対0の試合の負けチームのような、最後まであきらめない試合はだいたいできてました。

だいたいとうのは、第1ピリオドの1、2分で私がタイムアウトをとり、結局ベンチで気持ちのことをアドバイスすることになったことが少しマイナス要素でした。

しかし、その後は、気持ちの点では負けていなかったと思います。

これは大きな収穫です。

今回のチームは(最近のチームもですが)、サイズがありません。

この点は、バスケットの競技の性質上、マイナス点です。

でも、このことは最初っからわかっていることなので、このことを想定し徹底した平面バスケットの追及をしていきます。

そして、この平面バスケットの追及こそが日本のバスケットを強くする原点だと思います。

砕け散ることは、大きな明日への一歩とできるよう、一年間頑張りたいです。

明日、遠征

  • 2013年04月12日(金)

まだまだ寒い日が続きます。

明日から遠征ですが、トライアンフで最初に大会参加したことを思い出します。

初戦は、120対0で勝ちました。

この数字だけ見れば圧勝ですが、内容は違います。

最後まで、相手チームがあきらめない試合をしてきたのです。

とてもいいチームで、とてもいい試合だったと思います。

これが逆で、こちらが負けてたら、この相手チームのような最後まであきらめない試合はできたでしょうか?

答えは、このときのチームはできてませんでした。

弱い相手とみれば、果敢にプレーできますが、自分より強い相手になれば、すぐにあきらめるようなチームでした。

なので、決勝トーナメントまで進みましたが、根性のない負け方をして終わりました。

ここからが、このチームの始まりだったような気がします。

その後も、何年も経ちますが、この大会はいろんな意味で原点があります。

近年で言えば、去年もそうでしたが、運べない6年生、何回シュートを打っても入らない5年生…。

しかし、この一年でこのときの悔しさをバネにかなり成長しました。

試練を与え、乗り越え、人は成長するものです。

さて、明日は本年度の第一歩です。

頑張りましょう!!そしたら、しっかりとした目標がみえてきます。

復帰

  • 2013年04月11日(木)

昨日からコラムを復帰しました。

実は、自粛していました。

先週の試合で、怪我した子がいたからです。

バスケットの競技の性質上、怪我はつきものですが、重大な怪我の可能性もあったからです。

昨日、保護者に確認したりしましたが、やはり、本人の元気な様子をみないと安心できませんでした。

そして、今日、元気にプレーしてるのをみて、やっと安心しました。

ちょうど試験とも重なったので、今となってはタイミングはよかったかもしれません。

子供の復帰し、私も復帰します。(笑)


さて、今日の練習は、ベアーズとトライアンフアドバンストのわかれて練習しましたが、お互いにスライドのステップでつまずいて、かなり時間を使っての練習になりました。

ベアーズも試合終了後、また最初に戻って、基本からです。

ディフェンスの基本姿勢を作ることが目的でした。

ディフェンス

  • 2013年04月10日(水)

トライアンフやベアーズは、オフェンスよりもディフェンスに重点をおいて練習しています。
(オフェンスはしていないわけではなく、最低限度の練習はキチントしてるので、たとえばレイアップでも右も左も打てるし、またOB、OGのほとんどが高校でキャプテンをしたり、そのチームのポイントゲッターだったりしています)

そして、日本バスケットボール協会のホームページで目にしたものが下記の内容でした。
おそらく、同じ目標をもった練習をトライアンフやベアーズではしています。


「平成24年度U-18男子トップエンデバー」レポート


毎年実施している育成プログラム「平成24年度U-18男子トップエンデバー」が、3月8日〜10日までの期間、味の素ナショナルトレーニングセンターで行われました。全国の地方ブロックエンデバーから推薦された41名(うち1名は体調不良により欠席)の選手たちが、所属チームの練習とは異なる雰囲気の中で、それぞれが全国からピックアップされた選手である自覚を持って、3日間の練習に励んでいました。

 ディフェンス部門を受け持ったのは、今年度からJBAスポーツディレクターに就任したトーステン・ロイブル エンデバーコーチングスタッフ(以下、ECS)。母国ドイツでもジュニア世代の指導をしていた実績のあるコーチだけに、高校生たちの心を掴むのがうまく、激しいなかにも時折選手の笑顔が表れるような練習を行なっていました。

 ロイブルECSは日本の高校生たちについて「日本の子どもたちが一生懸命に練習をすることはわかっていました。この勤勉性はとても素晴らしい。またオフェンス技術はそこそこで、オフェンス面だけで言えば、日本はいいチームを作ることもできるでしょう」と言います。しかし「ディフェンスは、これも予想していたとおり、レベルが低く、基礎技術ができていません。トップレベルになるためには、ディフェンスの基礎技術がもっと進歩しなければいけないのです」。そう言って3日間徹底してディフェンスの指導をしていました。ヘルプポジションの正確な位置取りをするためのフットワークや、そのときの手の振り方まで細かな指導を行い、「ディフェンスで重要なことはサイズやスピードではありません。フットワークのテクニックと予測があれば、相手には素早いディフェンスに見えるんです。そんなちょっとしたことで、いいディフェンスになるんだよ」と選手たちに伝えていました。また日本が世界に対して劣るサイズについては「強くて、いいディフェンスをすればサイズは関係ありません。確かにバスケットにおいて小さいことが不利であるのは事実です。でもそれは仕方がない。いつまでも『小さいから』と言い訳をするのではなく、それを克服する方法を教えていくことが大切なのです」。

 一方でロイブルECSは、選手たちと同様に日本人コーチの育成も重要なことだと言います。いくら選手が高い意識を持っていても、コーチが異なる方向を向いていては選手のやろうとしている力が削がれてしまうからです。「日本として正しい方向性を見出し、その方向性に従ってみんなで日本のピラミッドを作ることが非常に重要です。そうしながら世界に通用する日本人コーチを育成していくことが、未来への次の大きなステップになるのです」。このロイブルECSの言葉は、まさにエンデバープロジェクトが目指している方向性そのものです。「国際レベルのスタンダードとは何か?」を、受講する選手たちだけではなく、各地方からサポートスタッフとして参加していたコーチに向けて発信していく。そうすることで、ここで学んだ「国際レベルのスタンダード」が地方ブロックエンデバーなどを通じ、全国津々浦々に広がっていけば、日本のピラミッドの底辺は正しく広がっていくことでしょう。

 しかしながら、選手にせよ、コーチにせよ、そういった国際基準の練習を合宿のその場だけやったのでは意味がありません。ロイブルECS自身も「トップエンデバーだけですべてが解決するとは思っていません」と認めています。「今回はトップの選手が集まって合宿を行い、トップのコーチが教える特別な状況です。そこで選手やコーチたちがエネルギーを発揮するのは簡単でしょう。でも明日はどうでしょう?明後日は?大切なのは、ここで得た精神を自分のチームに戻っても守り続けることです。そうすることで日本にとって強い土台ができるのだと思いますし、それこそがエンデバープロジェクトの目的ではないかと思っています」。

 今回はロイブルECSのほかにも、筑波大学男子バスケットボール部のヘッドコーチである吉田 健司氏、拓殖大学男子バスケットボール部のヘッドコーチである池内 泰明氏がECSとして参加し、主にオフェンス面の指導を担当されました。吉田ECSはディフェンスをつけた練習の中で「ディフェンスが頑張るから、オフェンスもそれを抜こうと頑張る。オフェンスが頑張れば、抜かれないようにディフェンスも頑張る。この相乗効果を大切に練習しよう」と、常に攻守の意識を高く持つことを強調していました。また、いくつかのシューティングドリルを指導した池内ECSは「これからは人にやらされるのではなく、自分でやる練習が大切になります。特にシュートに関してはさまざまなシチュエーションを考えながらやろう。それをできる選手が上のレベルでプレイすることができるんです」と選手たちにエールを送っていました。

 練習を終え、福田 惟吹選手(大阪・大阪学院大学高 2年)は「初めてのことばかりだったので、とても新鮮でした。練習についていくことに必死でしたが、楽しくて、勉強になることばかりでした。今回経験したことをチームに戻っても練習していきたいです」と充実した表情で答えてくれました。またJBAが今年度から実施した「ジュニアエリートアカデミー(ビッグマン)」を受講していた鶴田 美勇士選手(長野・東海大学付属第三高 1年)は、「エリートアカデミーで教わったステップをチームでやると、監督から『ステップがうまくなった』と言ってもらえたので、教わってよかったと感じていました。今回のトップエンデバーでは、改めて基礎技術の大切さを感じたので、これもチームに戻ってやり続けたいと思います」と、早くも次に向かう意欲を表していました。

 ロイブルECSの言うとおり、今回の合宿ですべてが変わるわけではありません。しかしながら、こういった積み重ねが日本のバスケットを進化させ、世界に近づくステップになっていくのです。

チャンスをつかむ

  • 2013年03月29日(金)

目標があり、その目標に向かって努力し、達成していくことはとてもいいですよね。

目標達成のために、どんな努力をしたらいいのかが、たった一度の人生の中であたえられた試練なのかもしれません。

間違えれば、時間の無駄になったり、お金の無駄となったりするでしょう。

じゃ、どうしたらいいのでしょうか?

結局は、「基本の積み重ね」にたどり着きます。

でも「基本」だけでは、成り立たないことも多いです。

なので「積み重ね」の先の「応用」ができるようになるまで「積み重ね」なければいけません。

なので、行き着く先は「基本」なのです。

「基本」の無い「応用」(技術)は、その場限りみたいなもので、芸能界で言えば「一発屋」となります。

(でも、最近の芸能人は、そのことを知っているので、一発ものがこけても大丈夫なように頑張っていくみたいです)

バスケットの基本の一つは、「走る」ことです。

「走る」ことによってトレーニングされることは、多くのものがあります。

トライアンフやベアーズは、そこを目指しています。

そうすることによって、チャンスが目の前に現れたときにチャンスをつかむことができるのです。

もちろんチャンスは、お金で目の前に現すこともできますが、つかみきれるかどうかはわかりません。

しっかりとした「基礎の積み重ね」は自分を裏切りません。

「基礎の積み重ね」がなくつかんだチャンスは、指の隙間からこぼれるように最後はなくなってしまいます。

お別れの言葉

  • 2013年03月28日(木)

今日の練習で、県外へ旅立つ子が最後のお別れの言葉を言いに来ました。

長いようで短いような…、短いようで長いような…、とにかく次のステージで頑張ってください。


別れの季節が実感される今日この頃ですが、月があければ、出会いの季節ともなります。