綾杉杯ですが、2部Bブロック、準優勝でした。
決勝は、4Qで、一瞬にプレスをしかけられ、対応できずずるずると同点から10点差。
最後まであきらめずに戦うことはできたけど、最終7点差で負けました。
実力の差が一気に出た感じです。
でも、この決勝の場までこれ、負けたことは、中学生になる子たちにとっては、目標がみえてきたのではないでしょうか?
今日が、試合後の最初の練習日です。
負けて頑張れることが最大の糧となります。
このことも、心の問題です。
教え子の進路が、次々と決まってます。
バスケット中心で、進路を決める子。
文武両道で、決める子。
将来の就職を考え、決める子。
様々な決め方があります。
もちろん、不合格という場合もあります。
いろんな意味で、人生の試練でしょう。
与えられた、決まった進路、環境が次のステージです。
心新たに、頑張りましょう!
これだけ世の中が便利になり、生活しやすくなり、いろんな情報が行き交うことで、技術の向上は昔に比べたら容易くなった気がします。
しかし、人間は生まれ育っていくことは、0からのスタートです。
人間としての心は、向上してるのでしょうか?
マナーの問題や心の強さ、優しさは、どうでしょうか?
そういうことを考えさせられる一週間でした。
先日の試合で思ったことを2つだけ紹介します。
@KT君のミドル〜ロングシュート
KT君は体が小さく、ミドル以上の距離からシュートするには、腕力、体の使い方もまだまだ未熟です。
約2カ月ほど前に、私はKT君にある練習をする様に指示しました。
そして、約2週間ほど前に、合格を出し、通常の練習に戻しました。
その結果、あの緊迫した場面で数本決めたと思ってます。
今後は、2年後には、3ポイントシューターとして成長できるように指導したく思います。
AKO君
最後の大事な場面で、逃げたパスからのミス。そして、焦ったタップシュートミス。
トライアンフ、ベアーズの代表するプレーヤーと成り得る子なのに、どうしてあの場面でそういうプレーをしたのか…。
まだまだ、修行が続きそうです。
他にもいろんなドラマがありました。ゲーム内容は、悪いところを修正していきますのでいいのですが、全体的には、会場内での「キビキビとした行動」を期待してます。
「キビキビとした行動」ができるようになるには、「予測」や「気配り」が必要です。
今の練習時間では限界を感じますので、ご家庭でも心がけてもらえればと思います。
まとめ
昨日は、ゲームとしては、全員120〜150%の力を出し切れました。いわゆる、トライアンフらしい試合ができました。
今後の指導において、この力を200%に持ち上げていきたいと思います。
…というか、それだけの力を持ってます。今の力の200%がもともとの力です。
あとは、本人と保護者の気持ち次第です。
昨日は、感動出来る試合が出来、子どもたちが頑張った分、神様(私は宗教家でもなんでもないですので本当に神様がいるかどうかはわかりませんが… )が九州高校での試合をプレゼントしてくれたと思います。
ゲーム内容としては、いい内容でした。しかし、トライアンフは ゲームだけでなく、会場での「キビキビとした行動」と、「声を出し、走りきった試合」が、私が「喝」を入れることなく出来ることを期待してます。
勝っても負けても、「トライアンフ=完全勝利」を目指しましょう。
*余談1
当日は、中学生の九州大会でした。
その大会で女子優勝チームの学校のメンバーにトライアンフだった子がいます。
現在、お父さんの転勤で今の中学校でバスケットをしてます。
お父さんの九州bPのチームの指導者の印象は、「言ってることが佐野さんと同じ」でした。
そして、九州大会が終わった足で、トライアンフの会場まできました。
トライアンフの試合には間に合いませんでしたが、大きくなった子どもの姿は少し凛々しく思えました。
*余談2
昨日勝ち上がり、最終日まで残ったので、この大会を紹介して頂いた方のお礼の電話をしました。
トライアンフの現状を説明すると、残念がってました。
歴史と実績を持つトライアンフ、そしてその後のつながりのベアーズ。また、OB、OGたちの活躍。高い評価を頂いてます。
それでも(チーム活動ができなくても)、頑張ってください。と激励されました。
*余談3
帰りの広川で、OBのYF君と会いました。
現在、熊本大学2年生。長崎での招待試合に参加した帰りということでした。
*余談4
試合内容がわからない方もいると思うので…。
ブロック決勝(代表決定戦)にて、6〜8点差負けてる中で、追いつき追い越し、追いつかれ、 同点で延長戦。
競って2点差で勝ちました。
日本のお母さんは、「子どもため」と言いながら、実は「自分のため」と思えることが多いと、ユーチューブで言ってました。
子どもに多少のことはさせ、失敗の中から覚えていくことがあるけど、失敗する前に、転ばぬ先の杖をあてえすぎてることで、子どもが失敗したことをフォローするこが面倒なので杖を与えてしまい、失敗して覚えることをもぎとってしまうとのことでした。
どこまでの失敗を許すのかは、子どもの脳裏や環境などで各家庭で異なるでしょうが、親が後から面倒という理由ならば、それは少し違うように思えます。
親は、子どもが成長することを導いたり後押ししたり…、要は、本当の意味での子どものためを考えなくてはいけないと思えます。
年が開け、新しい年にいろんな思いを込めていながら、近づく年度末。
1月1日の新たな年の始まりと、年度の区切りの3、4月。
1月から、新年度の対しての準備をするのが毎年の恒例ですが、毎年、この時期にいろいろと考えさせられます。
来年度の大きな組み立てです。
方針は変わらないのですが、毎年、保護者と子供たちが変わっていきます。
さて、どんな新年度を迎えることになるでしょうか。
とりあえずは、縮小を考えないといけない時期かもしれません。
昨日、キッズ・キャラバンと審判講習会がありました。
トライアンフの最近の事情は、学年単位での人数が少なく、いわゆる3年生だけでのチーム構成はできない状態です。
それで、低年齢化したかたちで、どうにか人数をそろえて大会参加をします。
「勝つ」ことはできませんが、ここにきて、参加している子供たちは、それぞれのレベルで一生懸命にとりくんでる感じがとてもいいです。
同じ学年に、10人ちかくもいたら、3年生の中でも試合に沢山出る子や出れない子ができてきます。
その点では、いい練習、試合ができると思います。
要は、今の状態でベストの状態を追求し頑張ることが大切だと、あらためて感じました。
大会本番は、どのようなドラマがまっているのか、楽しみです。(笑)
基本を習って、応用、実践し、また基本に戻って応用、実践していくことによって、自分のものにしていく。
この繰り返しが、人をしっかりと成長していきます。
根をしっかりはった上に大木になり大きな茂みをつくります。
根をしっかりはらせながらでないと、どんな見た目のいい大木でも、雨風で倒れるでしょう。
基本を身につけ、いつでも基本に戻って繰り返し、成長することを願います。
結果は負けましたが、やっと最後のゲームで、トライアンフらしいプレーがみえました。
ここまで来るのに3試合かかりました。
(笑)
とてもいい顔をしてます。
今後の練習が楽しみです。
四年生以下の大会に参加してます。
今年のテーム構成は、四年生→1、三年生→3、→二年生→1(女子)、年長→1となっています。
勝っても負けても、トライアンフらしい試合を目指します!
昨日は、一勝一敗。今日の相手チームは、全て四年生。
今日の帰り道、みんな笑顔でいればと思います。
本当のバスケット地獄は、乞うご期待。(笑)