私の同級生で、中学生時代からピアノの上手な子がいました。
高校は違っていたので、全く会うこともなかったんですが、19才の時、西鉄大宰府駅でばったり会いました。
そして、その後は、21才のとき、佐賀の中心地から少しはなれたハンバーガーショップの前でばったり会いました。
そして、全く会うことは無かったのですが、ひょんなことから、また出会いがあり、時たま携帯で話したり、メール交換をしています。
ある日、ブログを立ち上げたということで、メールをもらって開いてみたら、彼女が弾いているピアノ曲でした。
ポピュラーからクラシックまで、まだ数曲ですが、思い出したときに聞いてみると心が和みます。
中学生時代を思い出します。
彼女とは、ほとんど会わないのですが、素敵な友達の一人です。
彼女のブログは、パスワードがかかっているので、ここでは紹介しませんが、最近では、市立美術館やら県立美術館のロビーとかでボランティアで弾いてるとのことです。
以前に、引きこもりの子の話をしたら、部屋に音楽を流したらいいということで、MDに沢山の曲を入れてもらったこともあります。
以前、私が指導しているチームが、県で上位という成績を修めました。
チーム、個人能力からしたら、みごとな成長振りでした。
そんな中、一人の子に、「あの試合は、お前で勝った。ウサギとカメのカメだったね。」と言いました。
私は、最高の誉め言葉のつもりでしたが、本人は、カメと言われたことがショックで、すぐにクラブを辞めたいと保護者に言ったようです。
「???」
私は、理解できませんでした。
保護者にも、普通は誉め言葉ですよね?とたずねたところ、保護者はわかっていたようですが、本人がどうしても辞めたいということで辞めることになりました。
もちろん、私へのアピールは、上記の通りですが、一揆に退部者がいたことから、他の理由もあったのでしょう。
しかし、そのカメの部分だけ見れば、人によって解釈が違う…と思ったしだいです。
私の一言…、いや、人が言った一言も、解釈の違いが誤解を招く世の中になったと思います。
言葉は難しいと感じた、一場面でしたが、では、その言葉の解釈がどうすれば日本全国、世界的にも統一するでしょうか?
私は、こうすればいいんじゃないか?と思っている案はあります。(笑)
もちろん頭で考えたことなので、実際にやってみないとわかりませんが、ゆとり教育の結末より効果はあると思っています。
しかし、私一人が声を出しても、世の中には届きません。
なので、ベアーズで試していることもあります。
幸いに、クラブチームを探している保護者の中には、このコラムの内容をみて、ベアーズの門をたたく方もおられます。
ありがたいことです。
ちなみに、「ウサギとカメ」をインターネットで調べてみましたら。
★ウサギとカメ(兎と亀)は、物語の1つ。イソップ寓話やジャン・ド・ラ・フォンテーヌが書いた寓話詩にも所収されている。
「いくらウサギが俊足であっても、継続した努力を怠れば、鈍足でも努力を怠らなかったカメに追い抜かれる」という例え話として多く用いられる。」
とありました。
私が、努力をして上位チームに勝ったことを「ウサギとカメ」を例えて誉めたことは、間違っていたのでしょうか?
そのチームとは、何度も練習試合をしても勝てなかったし、合同練習をしても、相手チームの覚え方がはるかにはやかったのは知っていますよね。。。
最近、聞いた話です。
あるバスケットをしている高校生が、去年の年末にお父さんに相談しました。
子供「お父さん、僕はバスケットを辞めます。」
父「なんでや?」
子供「この前の練習試合で、チームは負けたけど、僕自身、小学生から積み重ねたスキルは、マッチアップした彼に勝った。高校のバスケットは、未練は無い。勉強をして国公立大学に進学したい。そのためには、今から勉強しないと間に合わないと思うから。」
父「わかった。信念があるなら、自分で決めた道を行けばいい。」
…という内容でした。
私は、この親子は偉いと思います。
バスケットは、楽しいです。
でも、自分の将来に一時期でも邪魔になるのなら、中断し、目標に向かって勉強を頑張る姿勢は偉いと思います。
また、父にここまで言えば、勉強から逃げられなくなります。
自らそういう環境を作ることは、いさぎよいと思いました。
なかなか出来ることではないですからね。
小学生時代に、ちょっと上手だったばっかりに、バスケットだけしか考えがおよばず、単にバスケットの上手なお兄ちゃんになった子も多くいます。
バスケットだけで上を目指すのは、相当のレベルがないとありません。
どこを目指すかの基準を見極めることは、大切です。
そのためには、いさぎよさも必要です。
4月1日から就職した息子も、もう一週間経ちます。
二浪してからの大学入学、そして6年間の大学生活。
大学に合格したときと、就職が決まったとき(現実的に言えば国家試験が合格したとき)は、「よく頑張った!!」と思いました。
小学の高学年から、バスケットの指導もしながら、息子をみていました。
運よく、中学生時代には、息子の学年は、春の九州大会、夏の中体連とも九州大会に出場することが出来、夏の開催地区が佐賀だったこともあり、祖母も含め家族全員で行きました。息子は、スタートメンバー。私は、ヘッドコーチでベンチでしたけど。
試合が終わったら、私と息子は宿舎、他は私の母の実家へ。。。
そして、高校受験。
希望校へ進み、三年間、バスケット漬け。
先輩達の県ベスト4を狙って、一生懸命に練習する毎日。
県内屈指の受験校なので、勉強ばかりと思う方も多いでしょうが、そうじゃありません。
みんな、学生生活を楽しんでいます。
要は、切り替えが早く、集中力があるのです。
短時間で遊び、短時間で勉強しています。(笑)
そして、高校の三年に上がる春休みに、医学部を受験することを決意。
その時に、「一浪は覚悟してるから、一生懸命にバスケットするように…。」といいました。
当時とてもいい指導者に巡り合い、その先生についていくことは一生の財産(思いやりなど)を手にすることを確信していたからです。
勉強だけ出来ても、他人のことを考えきれない大人になって欲しくなかったからです。
でも実際、一浪すると、結構なお金がかかります。
しかし、当時は予備校の景気がよかったのか、息子の成績がよかったのか…、無料で予備校に行くことになりました。
そして、二回目の受験に失敗。
「目標があるなら、最後まで頑張りなさい。」の二浪目。
そして、三度目の正直で合格。
早速、バスケット部に入り、医学生大会の頂点を狙い、練習に励みました。
二浪したおかげで(?)、基礎学力が身につき、勉強は、意外とよかったようです。
医学生大会が、熊本であったとき、息子の試合をみましたが、上手になっていました。
また、大会と称し、県外への遠征など、いろんなところへ行ったようです。
4年のとき、キャプテンとして、チームを引っ張り、まとめ、OB会の準備やチームの引率など、人としての経験もつめたと思います。
6年の後半、医学部バスケット部を中心に麻雀サークルを作り初代会長を称し、私も参戦しました。
息子と一緒に卓を囲んだり、バスケット商品を納品したり、大会を観にいったり、また、去年の年末のベアーズ10周年の試合に参加してもらったりで、息子の仲間達を見たときに、とてもいい学生生活をしていたことがうかがえます。
ベアーズの子供達のもいいましたが、医学生チームに一ツ橋、京都大学のメンバーを集め、「偏差値70チーム」と言いました。
「この人たちは、日本でもトップレベルの大学生です。でも、勉強ばっかりしていて、遊んでないわけでもなく、ちゃんとよく遊び、よく学んだ人たちです。」と紹介しました。
また、参加した医学生達は、試験前だったらしく、自分達の試合、オフィシャルなどがないときには、ステージ横で勉強していたのも印象的でした。(笑)
先日、私達は、人吉で大会でしたが、息子の勤務地も人吉だったので、夜の懇親会に呼びましたが、知らない人の中に入っても、場所をわきまえ、立場をわきまえ、笑顔で振舞っていました。
要は、人当たりもちゃんと大人になっていました。
翌日、ある指導者から、「佐野さんの子供達は、よく育っていますね〜。」としみじみ言われ、とてもうれしかったです。
それにしても、息子は、よく頑張ったと思います。
今からの人生を考えれば、今がスタートラインです。
さらなる向上を祈ります。
おまけ…。
息子が二十歳過ぎたくらいの話になりますが…。
家族で食事をしていた時です。
私「そういや、お前は反抗期ってなかったよね。」
息子「反抗できんかったもん。」(笑)
家族「…。」
短い沈黙の後…。
家族「爆笑!!」
このことがいいか悪いかわかりませんが、佐野家はこんな家族です。
自主練習と勉強の共通点は、自分自身の意思でしなくてなならなということです。
誰もみていないところで、自分で計画を立ててしなくてはなりません。
ベアーズは、約束としてしている自主練習がありますが、実際、私が観ているわけでもないので、本当に真剣にしているかどうかはわかりません。
信頼するしかないんです。
ベアーズの活動は、どうしても体育館の事情で毎日は体育館を使って練習できません。
なので、OFFの日があります。
そのOFFの使い方こそが、ベアーズ魂の見せ所です。
昨日のベアーズの練習は、ジャンプショットをテーマに練習をしました。
日ごろ使っている体育館が、学校事情で使えなくなったので、他の体育館をさがしたところ、リングが6個ある体育館となったからです。
最初に基本動作を練習しました。
ボールを持たずに、シュートの入るときの足使い、ジャンプの仕方、シュートを打つタイミング…。
この動作だけでも約一時間かかりました。
説明しては、実際に動いてみて、悪いところを注意し、また説明して…。
最初にくらべるとよくなってきたので、ボールを使って、上へ放る感覚の練習をし、最後にリングをつかって実際にシュートをしてみました。
ボールを持つと、シュートを入れたいという気持ちが、どうしてもフォームを崩します。
崩れるたびに注意をし、修正していきます。
一日ではできることではありません。
今回したことが、基本動作になるので、各自、自主練習としてやってくれれば…と思います。
今回は、人数にして、約30名に参加でしたが、最年少の新小1年の子達が、一生懸命に取り組んでる姿は、かわいいものでした。(笑)
最年長で、ベアーズキャプテンのシュートは、とてもいいです。
かなり落とすこともありますが、フォームが安定しています。
結構、見本になるので、みんなで真似してみましょう。
*画像は、ベアーズキャプテンと次期次期次期次期…キャプテン候補のK君(笑)
昨日のベアーズの練習は、ジャンプショットをテーマに練習をしました。
日ごろ使っている体育館が、学校事情で使えなくなったので、他の体育館をさがしたところ、リングが6個ある体育館となったからです。
最初に基本動作を練習しました。
ボールを持たずに、シュートの入るときの足使い、ジャンプの仕方、シュートを打つタイミング…。
この動作だけでも約一時間かかりました。
説明しては、実際に動いてみて、悪いところを注意し、また説明して…。
最初にくらべるとよくなってきたので、ボールを使って、上へ放る感覚の練習をし、最後にリングをつかって実際にシュートをしてみました。
ボールを持つと、シュートを入れたいという気持ちが、どうしてもフォームを崩します。
崩れるたびに注意をし、修正していきます。
一日ではできることではありません。
今回したことが、基本動作になるので、各自、自主練習としてやってくれれば…と思います。
今回は、人数にして、約30名に参加でしたが、最年少の新小1年の子達が、一生懸命に取り組んでる姿は、かわいいものでした。(笑)
最年長で、ベアーズキャプテンのシュートは、とてもいいです。
かなり落とすこともありますが、フォームが安定しています。
結構、見本になるので、みんなで真似してみましょう。
携帯と言えば、携帯電話というくらい、携帯電話は日常を支配しています。(笑)
先週の木曜に、いきなり携帯が変になり、翌日、ショップへ修理に行きました。
そして、今日、携帯が退院してきました。
結局、新品交換みたいに、綺麗になって戻ってきました。
修理代は、見積もりで3〜4000円でしたが、1000円で、ポイントでの支払い。
手出し、0円でした。
なんか知らんけど、おまけで、@電池パックかA充電器具のどちらかをくれるということで、現在使用している電池の性能をチェックしてもらい、性能がまだ劣化してないようでしたので、Aにしてもらいました。
今のはドコモの話。
それと、先々週くらいから、アイホーンを持つことにしました。
私の家族は、私と息子がドコモで、あとは全部ソフトバンクなのです。
息子は、就職を期にアイホーンに変えたいということで、私も一緒にアイホーンを手に入れました。
息子は、ドコモからの乗り換え。
私は、ドコモとソフトバンクの2台ということになります。
アイホーンは、楽しいです。
私みたいな、年寄りでも楽しいと感じるから、今の若者は、ムチャクチャ楽しいんじゃないかな。。。
しかし、本来の電話としての電波は、ドコモが優勢。
実は、ソフトバンクを使ってみて、電波状況がよければ、ドコモは解約しょうかと思っていたのですが、結局、2台持つことにしました。
ソフトバンクは、ソフトバンク同士の電話が無料ということも魅力です。
取り合えず、いっときは、2台でいます。
指導者が、選手のことを、「最初は、なんもできんかったけど、ここまで出来るようになった。」と言います。
もちろん、私も言ってました。
内容は、自分が教えたから、ここまで伸びたということが多いようです。
もちろん、その指導者に巡り合い、伸びたことは事実です。
でも、ここ数年、私の考え方は変りました。
子供を教えていて、なにもできなかった子が、上手くなるのは、指導者よりも子供の資質も重要だということです。
指導者は、そのお手伝いをしただけです。
小学校の間、体育が(5段階で)1か2の子が中学生になって、初めてバスケットを始めて…、しかも、5人ともそうだったら、勝てますか?
特に高校だったら、能力の高い子が揃わなくて、優勝できますか?
私は、ある指導者が言った言葉が、私の指導理念の一つとしてあります。
「私は、体育は1でも、バスケットは5にする。」です。
先日、このコラムにも書きましたが、中学生の体育2の子が体育で4をとったらしいです。
今も、トライアンフでバスケットはしていますが、競技としてのバスケットはあきらめ、体力作りとしてのバスケットをしています。
そうとう体力もついてきたのは、私も感じてきました。
能力を磨くのは簡単です。
もともとの素材がいいわけですから。
ダイヤモンドをカットして商品価値を作り出すことより、石ころをダイヤモンドに近づける指導者でありたいと思っています。
そして、バスケットはチームですから、いろんな石が混在して勝てるチームを目指したいと思います。
今日も、不規則な試合日程でしたが、集中力は意外と落ちてなかったと思います。
試合も、いろいろとテーマを変え、課題を探りました。
今まで、一回もしたこともないことを指示したり、言葉だけで解釈するように言ったり、少し戸惑う内容もありました。
でも、子供達の視線は、私が何を伝えたいのかを一生懸命に感じようとしています。
…でも、結局、出来なかったですけどね。。。(苦笑)
しかし、言葉を聞き取ろうとする姿勢は、とてもよかったと思います。
今までなら、「どうせわからんけん…」という目でしたが、今回は、「こいつら聞いてるな」でした。
試合も、終わりに近付き、最後のゲームは、私もウトウトとしてしまいまして、失礼でした。
申し訳ありません。。。
しかし、最初の戦いぶりで、今までしていたことは出来てるし、やっぱり、もう一度最初っから練習しなおさないといけないことは(今でも苦手なこと)、また練習すればいいし…。
でも、随分、ビビらずプレーしていたので安心したというのが本音です。
U−12は、来週も大会です。
まずは、ビビらず戦えるように!!
最後に、大会スタッフ、保護者の方々、参加チーム、体育館管理者…、本当にいろんな方たちに感謝しています。
ありがとうございました。
*画像は、こいつはただモンじゃね〜という子です。最後の後片付けも台車を一人で動かしてました。