昨日のコラムの中で、「一人になっても…」という言葉がありました。
実際にそうでした。
実際に、ベアーズは一人になったことがありました。
約1年半くらいです。
そのときは、合同練習をしたり、いろんな工夫をしました。
ありがたい協力も受けました。
プレーヤーは一人でも、協力してくれる人たちは多くいました。
本当にありがたいことです。
しかし、実際、バスケットという競技スポーツをしてるわけですから、一人でどんな活動をするのだろう?とか、試合できないじゃん???とか思いでしょうが、それは、目標が違うから感じることなのです。
「バスケットは、なんのためにしてますか?」という問に、回答を一つにしぼったときに答えが分かれると思います。
「試合をしたい。」が一番の人は、ベアーズに向いていないかもしれません。
将来に係わる何かの答えを持った人が、ベアーズです。
将来の目標を持って、ベアーズという環境が「いい」と思った「家族」がベアーズに募っているような気がします。(笑)
もちろん、試合をしたいというのは当たり前のことではありますが、答えを一つだけにしぼった場合は、一番にはこないということです。
これも、バスケットのスタイルだと思います。
…そういえば、数人の方に言われたことがあります。
「試合に出らんで、どうやって上を目指すんですか?」
「部活を止めて、練習は出来るんですか?」
ベアーズ出身の子供達は、高確率で、高校でキャプテンをしたり、高校の生活も将来の目標をもって学業に励んだりしています。
私は、バスケットを通して、社会に通じる、こういうことを「第一」に教えたいと思っています。
目標をもてば、一人になっても練習はできます。
後は、私の体がもつかどうかだけです。(苦笑)
たまに、こういう内容のことを聞きます。
ありがたいことです。
ベアーズは、大々的には募集をしていません。
バスケットが本当にしたい人が、探し出して来る…みたいな感じです。
巡り会わせです。
ほとんどが、ホームページから探し出してきますが、問合せがあっても、見学に来るのが1割くらいでしょうか。
さらに入塾となれば、1割の中の1割くらいでしょうか。
結局、100人に1人くらいの確率です。
それくらい、巡り会わせの確率が低いところです。
さらに、ほとんどのベアーズメンバーは、「試合が出来なくても…」、「一人になっても…」、頑張る!!といった人ばかりなのです。
逆に言えば、そのくらいの思いがないと、ついてこれません。
このことは、上手いとか下手とかでなく、頑張ろうとする気持ちの問題のような気がします。
トライアンフは、できるだけ多くの人を受け付けようとします。
トライアンフに入会してからベアーズに入る子もいます。
この流れが、普通かもしれません。
題名にもどりますが、早く入っていれば…は、もう戻ることのできない現実です。
しかし、その思いを募れば、結果、早く入っていたことになるくらい密度をもって練習をすればいいことなのです。
早い遅いの問題ではなく、密度の問題です。
その証拠に、早くからベアーズに入っていても、後から追い越されていく子もいます。
それが、ベアーズです。
今日は、午前中がベアーズ、午後からキッズの練習でした。
ベアーズにも、キッズが数名まじったり、キッズにも中学生がお手伝いをしたりで、メインの練習時間は、メインのメンバーが主体となって練習しますが、それ以外は、お手伝いとか、見学とかで年齢幅をこえてコートに下は幼稚園、上は中学3年生までいます。
この環境は、トライアンフ、ベアーズが友好関係であったり、指導者が同じであったり、兄弟などがいたりで、とてもいい環境だと思います。
トライアンフ、ベアーズならではのことだと思います。
一人っ子や末っ子が、自分より年下の子を指導している姿は、とてもほほえましく、一種の「ファミリー」って感じです。
…ということは、私がお父さんで、Iコーチがお母さん?
いやいや、Iコーチはともかく、私は「あんちゃん」でいよう。(笑)
去年の夏の大会で、ハーフタイムのアップの始まりのときの整列の仕方が遅かったのが、現在のチームの始まりでした。
あれから約一年。
ずうと、「遅い!!」と言われ続けての一年間。
今年の夏の大会で、どれだけのことが出来るのか、楽しみです。
日ごろの練習では、体育館を使う時間は二時間で、しかも終わりの時間には、後片付けもし、フロアから出るようにしています。
要は、時間内になんでも済ませないといけないということです。
昨日の練習では、そのことを確認して終わりましたが、やっぱり終わった後の帰る用意(バッシュをぬいだり、着替えたり…)が遅く感じます。
結局、口を動かしている(話をしている)ことで、遅くなっているのです。
題名で、「最初っから…」となっていますが、結局「」最初っから最後まで!」ということですね。
前に商店街の話をしましたが、あるとき理事長に呼ばれ、こう言われました。
「佐野君、アタは頑張るのもいいけど、頑張りすぎると障害も出てくる。勝手に頑張り過ぎないように…。」
…と。
横にいた副理事長が、
「理事長、頑張れば摩擦がおきます。摩擦がおきないということは、頑張ってないことですよ。」
と、私をフォローしてくれました。
この話の流れは、決していじめとか嫌がらせではありませんので…。
みんなが一生懸命に頑張れば、意見も割れるし、摩擦もおきます。
それが、一生懸命にしているということだと、確信しました。
その頃の理事長には、他県の商店街の視察など、積極的に私に行かせてくれ、大変感謝しています。
私が、頑張ったことで、確かに理事長にもご迷惑をおかえしていました。(苦笑)
その頃経験したことは、私の財産になっています。
本当に感謝しています。
基礎の延長では、多少の痛みなどは我慢して一時期ひどくなっても治ります。
妙なテクニックを覚え、そのために疲労や痛みなどの限界を超え体を壊すのは、小中学生にとってはどうだろう。
成長段階でのゆがんだからだの使い方による故障は、将来、できなくなる可能性が高いと思います。
確かに、限界を超え、一生懸命に頑張る姿は心を打たれます。
それは、ある程度からだができている高校生以上のことでしょう。
人によっては、中学生から…、いや早ければ小学生の高学年から体が出来ている子もいます。
いますが、稀です。
ベアーズの練習でも、すごく激しくバスケットをしてるほうだと思います。
私が、中学の外部指導をしていたときもそうですが、故障する確率は、その練習の激しさの割には低いと思っています。
例え故障しても、思ったより早く治ります。
それは、妙なテクニックからきた故障じゃないからです。
今日は、私の母の誕生日です。
タイミング的に、今日は、バスケットないし、たま〜には親孝行のつもりで、私の家族と妹の家族とでささやかながら誕生会をします。
私の家族も長男は、縁があって来週からハワイで研修会のようで今日は出席できまんが、他は仕事が終わって駆けつけてくれるようです。
そんな感じで、家族のことや、仕事のこと、まぁ、普通と言えば普通のことを毎日繰り返しながら生活しています。
さて、題名のことですが…。
昨日、プロバス会のU君に会い、いろいろと話をしました。
そんな中で、私が若かった頃を思い出したりしました。
私は、商店街で生まれ育ち、商店街で鍛えられたような気がします。
いろんなことがありました。
特に青年部の部長をしていたときは、私の時間のほとんどを商店街のためにつかっていました。
この時期は、バスケットの活動もほとんどせず、商店街のイベントを成功させることが第一優先でした。
一番やっかいなのが、警察の許可です。
商店街の道路を使ってイベントするのですから、市に占有許可、警察に道路使用許可、消防に許可をとらないといけません。
道路封鎖のために、交通標識を朝早くから一人で何台も運んだりしました。
…まぁ、過ぎた日のことです。
そんなことを、いろいろと思い出しては、私も若かった頃があり、親会にさからいつつもいろんなイベントをしたものです。
一番成功したのが、「ミニFM局」でした。
そんな感じで、若いからできることも多くあります。
若くないとできないこともあります。
世の中、結構、言うばっかりで、人の批判ばかりして、自分は何をしよっとや?という人も見受けます。
私に出来ることは、限られますが、出来る範囲での応援はしたいと思います。
頑張ってください!!
小中学生の時期は、テクニックよりも基礎技術を覚えたほうがいいです。
バスケットは、かっこいいスポーツなので、かっこいいテクニックは誰が見ても魅了します。
しかし、小中学生の時期には、かっこよさをわかっていても、基礎的な動きを応用したバスケットをしたほうが、後からの伸びが違うのです。
そして、基礎技術の中には、精神力なども含まれます。
なにごとも、「ひたむき」に挑む姿勢を体と心の基礎を固めてから、その土台の上にテクニックを積み上げるべきです。
野球で言えば、器用な選手が、変化球を覚えたらどうなるでしょうか?
高校や大学まで肘や肩を壊さずに通せるでしょうか?
私は、勝っても負けてもテクニックは使わず、直球勝負、思いっきり投げて打たれたら、守備で頑張る…そんな基礎の応用を一生懸命にしたほうがいいと思っています。
バスケットも、テクニックを知っていてもやらない…ということも精神力の強化となります。
やれば出来るけど、我慢する心はとても大切です。
たいぎゃな久しぶりに、彼をみました。
去年、ヒートベアーズに参加してくれた彼です。
私は、彼を最初に観たときに、一度は一緒にプレーしてみたいと思ったものでした。
その彼が、8ヶ月ぶりに顔を出しました。
私と彼との会話
私「久しぶりね〜」
彼「去年の試合に出て以来のバスケットです。」
私「え〜、そんなにしてないと?」
彼「仕事が変わって忙しかったんです。」
私「今年の5月の大会も、よか試合ばしたったいね。」
彼「そういえば、生まれて初めて(11月の大会)勝ちにこだわれんで楽しめました。」
私「5月はあなたがいたら、勝っていたけどね。」
彼「今度、ここに嫁ば連れてきます。」
…って感じでした。(笑)