今日は、朝から、デジタルタイマーや試合球、その他の大会で必要な備品を車に積んで、朝早くから家を出て行きました。
大会に支障のないように、何日も前から準備し、忘れ物が無いように毎日点検しました。
正直、大変な思いがあります。
大会をするということは、みんなが手ぶらで、選手だけきて試合をするわけではありません。
チームの申込から、組合せをつる人や、試合に必要な備品を用意しセッティングするひとや、審判の手配、会場の椅子やテーブルなどの準備、あげたらきりがありません。
私は、あまりこういう下仕事のことを私が一部をしていることを人に話したりすることはありません。
しかし、今回は、あえて書いています。
なぜなら、体育館に一番乗りして、機材や備品を車から降ろしていたら、第二便の方が到着しました。
私は、私の車が軽自動車なので、荷物を運ぶのに限界があり、普通車を一台お願いし、二人で準備し移動し、二人で荷物を降ろしていたわけなんですが、第二便の彼は違います。
ワンボックスカー一台にめいっぱいの荷物を一人で積み用意して、私の家よりも何倍も遠いところから来たんです。
私の荷物を降ろし終えると、彼の車の荷物を降ろすのを手伝うわけですが、大変な荷物の量でした。
しかも、氷の入ったボックスが3箱。
彼の近所の方に氷を用意してもらい、朝から取りにいたっとのことです。
私の苦労など10分の1でした。(笑)
こういうことを他の役員さんたちもしっているんだろうか?と思ったりもします。
また、参加した子供、保護者さんたちも、いずれ、子供が大きくなったら、こういう下仕事を気持ちよくしてくれる青年、大人になってくれるだろうか?と思います。
今大会も、近くの高校生のお手伝いがあたったり、その先生も欠員の審判の穴を埋めるべく、審判をしてもらったりで、いろんな人の協力があってからなりたっているものです。
彼とは、今日の一日の終わりに一緒に露天風呂に入り、いろんなことを話しました。
そんななかで、こんな話も…。
「佐野さ〜ん、昨日は眠れンかった〜。忘れ物がないか、心配で心配で…。」
大変な思いをされながらも、冗談みたいに笑いながら私に語ります。
本当に責任感が強く、誠実で暖かい人柄です。
私より数年、年下ですが、恥ずかしながら私も真似しないといけないなぁ…ということも思いました。
さて、明日も、朝早くから会場の準備なので、今日はおやすみなさい。
遅刻でもしたら、しゃれになりませんからね。(笑)
結構、勉強のことばかり書いてますが、もちろん世の中には「勉強のしすぎ…」で悪い方向性へと向かう人もいます。
特に、エリートコースや、エリートコースを目指すものが新聞沙汰になると、かなり目立ちます。
心の勉強が足らなかったのでしょう。
しかし、大半の人が、成功を収めているんじゃないですか?
だから、文武両道は大切だと思います。
いろんなことを受け入れ、考え、答えを出すことは、頭を使わないとできません。
私が中学生時代に、美術はとくに得意分野で、スケッチ大会とかあると、よく貼り出されたものでした。
あるとき、かなり自信のある作品ができました。
名簿順でいくと、私の前の者が学年でトップレベルの子でしたから、「勉強で負けても絵では負けない」というくらいに思っていました。
ところが、私のクラスから、私と彼が選ばれ廊下に貼り出されたときにショックを受けました。
賞の順番では、私が上でしたが、私から見た彼の作品は、私よりずっといい作品でした。
私は「負けた」と思いました。
もしかしたら、世の中で私だけがそう思ったかもしれませんが、私は彼の作品はとてもすばらしいと感じたのは事実です。
感覚だけで描いていた私の作品と違い、教科書の技法をつかい、目を引く色彩と構図は、私には描けないものでした。
もちろん、後から真似をして描けばなんとかなるとは思うのですが、それでは後の祭りです。
これから先、高校受験に美術があれば、私は、彼に全く勝つことができなかったでしょう。
彼も、真剣に描いたわけではなく、授業の一環として描いただけなのですからね、きっと。
彼は、体育も体力勝負はかなり好成績でした。
体も鍛え、頭も鍛え、人柄もいい、いわゆる好青年でした。
そして、特異の絵も私は敵わなくて、自己嫌悪になったこともありました。(苦笑)
きっと、彼は、高校受験や大学受験にバスケットがあれば、優秀な成績でクリアしたと思います。
頭がいいし、体力があるので、学べば、すぐに覚えるのです。
おそらく世間では、彼は「勉強のしすぎ…」の部類の人間でしょう。
でも、とてもいい人でした。
今は、彼の得意な化学でトップレベルの企業で活躍してるようです。
勉強は、嫌いな人が多いはずです。
普通、好きなことばかりできたら、それはいいですよね。
そしてさらに好きなことで生計を立てることができれば、理想的です。
しかし、好きなことを追求していっても、結局は、好きなことをさらに勉強しなくてはいけなくなります。
その時に、努力できる力も、日ごろ勉強を頑張っている人が強いことが多いはずです。
そして、覚えることができないと、好きなことで生計を立てる(プロになる)ことはできません。
さらに、他の人から追い抜かれる羽目になります。
「学問をする理由は、考える力を養うため」
という題名で、熊日に玉名市の農業、男、67歳の方が投稿されていました。
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以前見た時代映画の中に、忘れられないせりふがあります。
何のために学問をするのかと娘に尋ねられた父親の武士が答えた。
「考える力を養うため」
という言葉です。
それさえ身につけておけば、世の中がどう変ろうとも何とか渡っていける、と。
私自身は勉強は大嫌いでしたが、三人の子供にはきちんと勉強をさせ、それぞれが独立できました。
考える力を養うために大切なのは努力する姿勢。
そして、子供は地域社会で育てるものだとつくづく思います。
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三人の子供を独立させられたから、つくづく思われるのでしょう。
私も、やっと一人、独立できる体制になりました。
一人ひとりが、学問で身につけたことを武器に社会へ出て行けることは、親としてはとてもうれしいことです。
ちなみに、私は、「何のために勉強するのか?」には、「就職の選択が広がる」ということを話していました。
以前に、こんな話しを聞いたことがあります。
「全国のベスト4、ベスト8より、就職がほしい。」
その人の環境によっても考え方は違うんでしょうが、私は、この話しを痛切に感じています。
感じたとしても、どうするかは、また、違いますが…。
あまり感じない人は、幸せかと思ったりもします。
今、甲子園もたけなわですが、いったいどれだけの人がプロになり、生計として野球ができるのでしょうか?
単に、一生懸命にしている人は、プロになれてもなれなくてもそれだけの価値を得、人生に役立つでしょう。
野球という世界でも、成功する確率は低いのですから、バスケットの世界ではどうでしょうか?
バスケットは、実は、多くの可能性を秘めていると思っています。
プロや実業団などの世界を目指しつつ、仕事もできるということです。
多くの、学生プレーヤーが、勉強とバスケットとを両立するのに適したスポーツだと私は考えています。
だから、バスケットは面白いと思っています。
文武両道を極めようとすれば、叶う可能性が高いということです。
バスケット馬鹿は結構ですが、馬鹿なバスケットプレーヤーならどうでしょうか?
最近、バスケットを通して、いろんな人と会いますが、馬鹿なバスケットプレーヤーは見受けません。
仕事も犠牲にし、家庭も犠牲にし、バスケットに取り組んでいる人はいますが、決して、本当に犠牲にしているわけではなく、両立を極めるためのなかで、時におこりうる現象です。
…と、私は思っています。
実のところは、本人にしかわからないところでしょうが、バスケットは、両立できるスポーツだと思っています。
答えは、それぞれの人生観の中にあるのでしょう。
学生は、勉強をおろそかにせず、両立を目指してこそ、バスケットの本当の楽しさがみえてくると思います。
好きなこと、楽なこと、自分ができることだけではなく、学業も頑張るからこそ、価値があると思います。
物事の良し悪しにともなって、「言い訳」は必要だと思います。
なにかを感じて、成功したか失敗したかを判断しているわけですから。
一番悪いのは、いつまでも同じ「言い訳」を繰り返すことです。
私は、「言い訳」を潰していくことが、成功の鍵ではないかと思っています。
「○○だから負けた」のなら、その○○をなくすようにすればいいのです。
しかし、その次の「言い訳」も○○なら、どうしようもありません。
また、その「言い訳」の○○が、どうしようもないことなら、考え方を変えるしかありません。
例えば、どうしようもない「言い訳」の一つとして「背の高さ」があります。
身長は、鍛えたから大きくなるものではありません。
じゃ、それ以外はどうでしょうか?
体力、瞬発力、判断力…など、ある程度、個人の限界までチャレンジできるのではないでしょうか?
チームの限界までチャレンジできるではないでしょうか?
最後の試合に合わせて、できることをチャレンジしていくことが努力です。
なので、「言い訳」は努力するとてもいいきっかけとなるのです。
夏休みの練習は、必ず、リタイヤがでます。
今日も数名、リタイアしました。
練習がハードなのか?、子供が弱いのか?
答えは、両方でしょう。
今日のリタイヤ組は、復帰できそうな子と、できそうにない子がいて、二人は、途中で上がらせました。
その二人も、復帰して頑張る様子はあったのですが、時間の問題で、復帰を断り、次から頑張るように言いました。
最近、私は、興味があります。
今、いろんなチームで頑張っている子たちは、今のベアーズの練習についてこれののだろうかと…。
先日、トライアンフキッズのOBと会いました。
彼らは、キッズメンバーでもトップレベルの子達です。
一回、機会があれば、ベアーズの練習に参加してみれば…と思います。
来月の後半の連休は、合宿並みの練習体制です。
トライアンフ、ベアーズ関係者に限らず、我こそは…と、挑もうと思う方は、連絡下さい。
今日のおやじ〜ずは、夏休みということもあり、子供達が結構来るかな?と思ってましたが、なんのことはない、子供はほとんどいませんでした。
そのかわり、新人さんが、結構来ていて、4チームで回してゲームをしました。
回ってくる回数が少なかったかもしれませんが、それを感じたのか、一回一回のゲームが、前よりスピーディーになったような気がします。
久しぶりのバスケット、楽しく感じました。
一時期よりは涼しくなって、今からはもっとプレーしやすくなっていくでしょう。
生活をしていくのには、お金がいります。
生活をしていくための生計は、日本では、比較的自由に選択できます。
今からの子供達は、どうやって生きていきますか?
保護者は、どうやって生きていくことを教えますか?
保護者は、自分の生い立ちが教訓であると思います。
子供の頃、ピアノが習いたかったけどできなかった思いを、子供に託すこともあるでしょう。
医者の親が、子供を医者にしたいと思うこともあるでしょう。
勉強、勉強で育った人が、子供を自由にする場合もあるでしょう。
全ての人がそうでもないのかもしれませんが、育った環境の影響力は大きいと思います。
でも、どう育っても、生計を立てなくてはいけません。
学生時代に、必死に物事に取り組むことは、たとえ将来の生計と関係なくとも、取り組むことが良い方向に向かわせるようです。
すくなくとも、最低限度の勉強は、当たり前のようにしつつ…。
夏も、もう終わろうとしています。
思い出の残る残りの夏を過ごして下さい。
一生懸命に…。
昨日は、夜の8時から、息子と息子の友人とで、四角いジャングルを囲い、バトルでした。
バスケットの指導を始めてから、ほとんどしてませんでしたが、去年の年越し、そして息子の就職祝い、そして昨日と、久しぶりの戦いです。
前半、感覚がつかめないまま、−200くらいとダンドベの一人負け状態。
このまままけるわけにはいなかいと思いつつ、実力と運の世界、どうしょうもないくらい落ち込んでの後半戦。
一気に70点を獲得し、−130。
それから徐々に運がまわってきて、ラストは、−50で終了。
結局、負けはしたものの、大負けは無く、朝4時までの長い戦いは終わりました。
息子と、酒を飲み、息子とバスケットをし、息子と遊ぶ…。
いろんなことを思い出しながら、盆のひとときを過ごしました。
明日からは、リセットし、また戦いの世界へ。。。
しかし、体力はおちましたね〜。
まぁ、50おっさんが20代と張り合ってもしかたないんですがね。(苦笑)