去年、アメリカからきたバスケットコーチの指導をみました。
そこで感じたことは…。
テニスのコーチです。
テニスのコーチといっても、一般的な社会人のためのレッスンのコーチです。
テニススクールのコーチです。
レッスンを受けるのは、初心者からいます。
どんなに下手でも、レッスン料をとり、コーチするわけですから、「明るく」「楽しく」「無理をせず」をキーワードに「誉めて伸ばす」の典型的なパターンでしょう。
厳しかったり、楽しくなければ、レッスンを受けるお客さんは、辞めていくわけですから、本当の意味での「プロ」でしょう。
そんな、優しくて、楽しく指導しているコーチが、本格的にトップアスリートをコーチするのなら、どんな指導をするのでしょうか?
…そんなことを思いました。
バスケットコーチの指導は、とてもわかいやすく、親切丁寧で、とても興味をもてる指導でした。
しかし、その人を慕って、その人がもしチームを率いていたら、しかも優勝を目指せる位置にいるチームなら、その親切丁寧な指導をするでしょうか?
結局、厳しい世界を想定された練習内容でないと、成しえない世界を目指すわけですからね。
お客さん的な人が、指導を受けている場合と、トップを目指した者が集まった場合の指導は、同じでしょうか?
先日、ある高校生と会いました。
その高校生は、小中学生時代まで、父親から打たれながら育ったと思えます。
なのに、ひねくれもさず、素直な感じで育っています。
私の話でも、笑顔を受け答えします。
これが、本物の指導です。
父親です。
優しさだけで指導して、嫌われないように育てていくことは簡単です。
厳しく躾しながらでも、素直に育てることが、父親としての力量だと思います。
テニスコーチは、お客様相手の指導であるということです。
今、受けている指導は、お客様相手されているのなら、本気で指導されてはいない可能性が高いかもしれません。
*テニスコーチというタイトルで、テニスやテニスコーチを批判しているつもりは全くありません。文章力が無く、誤解を受けるかもしれないと思いつつ書きました。本来なら、もっと違った文章を用いなければいけないでしょうが、申し訳ないと思います。
今日は、午前中に練習をしたあと、昼から、中学校のチームを合同練習をしました。
三時間という時間を、テーマを決めての練習です。
まず、練習内容を大きくプランし、おおざっぱなラフスケッチみたいなところから、細かい線を導き出すような流れです。
もちろん、三時間でできる内容は限られますが、とてもいい時間を過ごせたと思います。
というのは、そこの中学校の子供達が、「とても素直」だということです。
練習内容をベアーズの子がしどろもどろに説明しても、一生懸命に聞いている姿は、とてもよかったです。(笑)
こういうことは、結局、顧問の先生の指導力を保護者の支えから成りうる姿だと思いました。
また、逆に、ベアーズの子が情けなく感じることもありましたが、一歩ずつ良くなっていくことを期待します。
合同練習を受け入れてくれたチームの感謝します。
今後とも、よろしくお願いします。
ベアーズのメンバーが、夏に走りこんだことが、少し見えてきました。
新チームは、勝つための要素の「得点力」はありません。
なので、ほとんどの試合で勝つことは出来ないでしょう。
しかし、どんな試合でも、相手チームが、「ベアーズとは、もう試合をしたくない。たいぎゃなきつか。」と言わせるようなチームを目指します。
来月中には、スタートの判断力をつけて、もっとコート内を走り回れるチームを目指します。
預言者でもないのに、「将来が見える」というのも妙な話ですが、実は見えているんです。
私のバスケットの練習の場所に、年長さんから中学生まできていますが、それぞれが見えるはずです。
例えば、小学1年生。
来年は、二年生で、再来年は三年生です。
そして中学生になり、三年後には高校生です。
どうですか?見えますよね。
当たり前のことですが、その当たり前のところから答えをシンプルにだせばいいのです。
さて、それじゃ、今、小学一年生としたときに、今の成績はどうですか?
宿題や勉強は、どのくらいできていますか?
学校生活は、なじんでますか?
…などの分析をし、一年後は、このくらいできたらいいとか目標を設定すれば、将来の方向性がみえてきます。
はやく、目標が決まれば、それが一番いいのかもしれません。
私の教え子の一人で、小学生の頃から「医者」になりたいと目標を持った子がいました。
そしたら、中学生時代は、トップレベルでいて、熊本高校前期合格を目標に頑張りました。
そのためには、バスケットの時間を考えたときに、部活ではなく、ベアーズ、トライアンフでの時間帯と練習内容を選んだのです。
バスケットの能力は、普通でしたが、とても真面目に練習をしていました。
結果、熊本高校前期合格で、今もバスケットを高校でしています。
将来の目標を思い浮かべて、選んだ中学生生活が上手くいった例です。
また、目標は定まっていなかったけれど、日々の勉強とバスケットを頑張って、高校で目標が決まり、今、一生懸命に頑張っている人もいます。
それまでの頑張りがあったから、目標が決まってからの頑張りがさらに強いのです。
人は、確実に一年に一つずつ年をとります。
その一年も一日一日の積み重ねです。
もうすぐ夏休みも終わり、数ヶ月すれば、確実に正月が来、春には新学期です。
その時の状態を想像すれば、将来が見えてくるはずです。
もう、随分前の話です。
私の同級生Cは、Cの子供が中学三年の秋に学校行事があり、その時に言った言葉です。
「最近、いっちょん面白くなかぁ。み〜んな受験の話ばっかりで…。誰も、私と遊んでくれない。だいたい、受験て、中学に入る前からわかっとったことなのに…、なんで今頃になって受験、受験てなっとだろかね〜。私は、中学に入ってから、今までも、今からも子供に対しての態度は変えんとばってん。まわりは、手のひらを変えたごつ、子供を腫れ物にさわるごつ変りよる。…でも佐野君な変らんね。(笑)」
そうなんですよね。
受験するのは、たいがいの人は決まっているんですよね。
中学校時代の同級生から、久しぶりに携帯がありました。
なにやら、集まりがあるので、私に情報がほしいということです。
…っていうか、連絡を取りたい人の連絡先がわからないので、私が知ってそうなので教えてほしいということです。
そして、知っていました。
私は、イエローページなのです。(笑)
いろんな飲み会や会合など、ここ10年、まともに参加していません。
する暇がなかったのです。
常にチームのこと、子供のことを考えて時間を過ごしていました。
たぶん、多くの友達も失ったと思います。
それでも、自分よりも子供優先です。
しかし、今の保護者は、自分の子にどう思っているんだろうかと疑問をもつときもあります。
親が自分の時間を大切にするのは、子育てをし終わってからだと、私は思って子供と接していましたから、随分、経済的のもどん底で生活していました。
正直、仕事をする暇もないということです。
「子供のことばかりかまっていないで、仕事をせなんばい!!」と親戚からも怒られたことがありました。
「バスケットばっかりせんで、付き合えよ!!」と友人をなくしたこともありました。
もう、私も人生の半分以上は終わっているので、これからの人生は、時間との戦いとなりそうです。
バスケットを通し、私の子供達は成長しました。
バスケットをやめた子もいますが、いろんなことを得たと思っています。
極端に言えば、バスケットをするほど体力がないと悟っただけでも大きな学習だったと思っています。
自分の体力に見合った職業を選択すればいいわけですからね。
一生懸命に過ごす環境は、多くのことを学びます。
ベアーズやトライアンフは、そういう点も学べる唯一の場所だとも思っています。
中学校の同級生が、もう、何年も付き合っていない私に連絡してくることも、とてもうれしく思います。
当時は、ほとんど話したこともないんですが、一生付き合いの感じです。
今の子供達にも、一生付き合いの友人や知人を多く作ってもらいたいと思いました。
同級生からの連絡で、いろんなことが頭をめぐりました。(笑)
いろんな分野で、いったん所属して辞めていく人たちがいます。
結局、合わなかったのでしょう。
辞めていく理由や原因はそれぞれでしょうが、私は、そこにも親の子の育て方を感じます。
合わないのはしょうがないにしても、辞めた後がどうなっていくかが、親の育て方を感じるところです。
私の教え子の一人は、バスケットで高校にいけたら…という希望をもっていました。
私も知り合いの高校の先生に相談しましたが、最終的に、その子がついていけないと判断しました。
結局、公立高校を選び、そこでバスケットをしましたが、途中で辞めました。
そこからが問題です。
そこまでは、私も、その子のバスケットの力からすれば想定内でした。
しかし、文系の部活に入り、勉強と共に頑張っているとのことです。
この点が、親の育て方が上手くいっていることなんです。
駄目な親の家族は、バスケットを辞めたのは人のせいにし、さらに、そのあともフラフラしています。
合わないのはしかたありません。
なら、次に挑むべきです。
そういう風なことをできる子は、親の育て方がいいのです。
私の店を一部改装します。
夏休み前から、いろいろと準備をしていましたが、大会やイベント続きで、なかなか前に進みませんでした。
たぶん、私が勤めていたら「クビ」でしょう。
仕事をしていないわけですからね。(苦笑)
さらに、事務整理や商品整理…、しなくちゃならないことが山積みです。
夏休み、私の宿題でしょう。(笑)
しかし、今は、店の一部改装で「カフェ」をつくります。
これができれば、来店されたお客様によりゆっくりする空間を提供することができます。
今、私の店に来店される方は、ほとんどが「打ち合わせ」です。
Tシャツやトレーナー、ユニホーム、ジャージなどのデザインや注文の打ち合わせがメインです。
また、今まで集まった多くのバスケット関係の映像などを大画面で観れるように…と平衡して考えています。
なので、できれば、ビデオミーティングなどもできます。
また、小人数の会議など、バスケット関係者の役に立てればと思います。
まだ、改装のレイアウトを確認し、着工は9月になってからとなるでしょう。
10月には、お披露目ができそうです。
この夏は、なぜか多かったことがあります。
その一つが、大会やイベントです。
しかし、県リーグ主催のキッズ大会は、予選落ちしたので一つ大会が無かったのですが、本当に多かったです。
そして、もう一つ。
合同練習会です。
盆過ぎて、私に合同練習会を申し込まれることです。
今日までで、9月のスケジュールを確認し、明日から日程を埋めていきたいと思います。
合同練習会は、テーマを決めて、無駄な時間が無いようにプログラムしたいと思います。
県北の高校にお邪魔しました。
私の長男と長女が高校生時代にお世話になったときの、バスケットの先生のチームです。
先生のバスケットは、一言で言うと「人間バスケット」というイメージがあり、私も指導者として多くのことを学びました。
トライアンフ関係者、ベアーズ関係者を10数名を練習見学として体育館で過ごしました。
随分、お年をめされましたが(失礼…笑)、まだまだ、熱い指導を拝見させていただきました。
昼食時間には、募る話もさせていただき、有意義な一日を過ごさせていただきました。