今日の練習で…、たった2時間の練習で…、一回一回の練習に一生懸命さを感じない場面があったので、「なんのために練習してるの?」と子供たちに聞きました。
た〜だ流して練習するんだったら、練習しなくていいよ。適当にレクレーションとして楽しくすればいい。だから、ここで練習する必要はないから、こなくていいよ。」という内容で話しました。
私はチェストパスで投げたボールを捕りきれずはじいてしまった子もいます。
あたりまえです。このスピードで練習していないからですね。
私が話した後は、やっと真剣な練習の雰囲気になりました。
自分達で自分達のペースを落とすような練習なら、わざわざ時間をかけて練習する必要はないのです。
バスケットは、レクレーションとしてもとても楽しいスポーツです。
そういうバスケットを楽しむことは、決して悪いことではありません。
少なくともここで練習する気持ちがあるのなら、常に真剣な気持ちで取り組んでもらいたいと思います。
結局は、指導者と選手との永遠のテーマかもしれません…。
今日は、福岡の玄海ロイヤルホテルへ行きました。
次女の結婚式、披露宴の打ち合わせです。
あらかじめ、娘達が決めたプランを確認するようなことですが、すごく細かいことまで確認できます。(面倒なのであまりしませんでしたけど…)
例えば、料理の味の濃さとか薄さとか、また、料理の盛り付けとか皿のデザインとか…。
式は、ホテル内の神前での結婚式となります。
三三九度とかあります。
私が結婚したときの感じと似ています。
ホテル内を移動していたら、こんなにでかいキティーちゃんがいました。
子供用のお遊び場みたいなところです。
こんな大きなぬいぐるみに囲まれたことがないので、思わず一緒に映っちゃいました。(笑)
気持ちの弱さを克服するために必要なことを考えながら練習に励んでいた頃…、私が中学校の外部コーチをしていた頃、正月にある長崎のオレンジカップでの出来事です。
当時、長崎1位のチームと予選リーグで対戦しました。
結果、80対40くらいのダブルスコアで負けました。
その日の懇親会のときにそのチームの顧問先生と保護者会長が私が来るのを待っていました。
そこで言われたことが…。
「今年のチームは、練習試合も含めて一回も負けたことがありません。
佐野さんのチームも点数ではダブルスコアで勝ちました。
しかし、子供たちが始めて『気を抜けない』ということを経験しました。
やられてもやられても向かってくる佐野さんのチームは、新鮮でした。
子供たちは、目が覚めたように、これだけ点数が離れても最後まで集中力をきらさず頑張りました。
春休みには、熊本まで練習試合にきます。」です。
春の九州大会も長崎1位で出場。(我チームは、熊本ベスト4で参加できませんでした。)
佐賀県であった大会に、観戦に行ったところ、先生が私をみつけて…。
「佐野さん、一週間前にベストメンバーが2名怪我しました。春休みは、ベストコンディションで最高の状態でいきます。」と言われました。
点数や勝った負けたのレベルを超えた、学生バスケットの原点を感じました。
このときの経験が、子供たちは何を頑張ったらいいのかを確信しました。
私の指導スタイルの確立の一コマです。
この時代の子供たちも、受験はほとんど希望の高校へ進学しています。
バスケットでは、中体連は九州大会にいけませんでしたが、ひとりひとりは強い人間として成長してくれたと思います。
先日いただいた、保護者からの手紙も同じ感覚を受けます。
ベアーズは、基本練習が多いため、ゲーム感がありません。
しかし、多くのベアーズ達は、練習の応用としてゲームも徐々に出来るようになってきました。
だけど、現在のベアーズメンバーは、練習と試合との結びつきがあまりありません。
そこで、大人相手に試合の時間を月に3回ほどいれています。
そんな感じでの今日のゲームは、見ごたえのあるプレーがでるようになってきました。
大人も、年をとったプレーヤーもいますが、自分の体力の限界でプレーしてくれています。
なので、一般的にある、大人が子供相手に適当にあしらいながらレクレーションでしている感じではなく、真剣勝負…とまではいきませんが、一生懸命にしてます。
特に今日は、190cmを超える大人が、中学1年の女の子に必死でディフェンスをしてくれてました。
ちょこまか動く女の子を、絶対に抜かれないようにしつこくディフェンスし、ボールを奪う場面が何度もありました。
本当にありがたいことです。
特に目立ったのが、このマッチアップですが、中には、自分のマークマンは絶対にボールを触らせない…と頑張る人や、ディフェンスの隙間を体を張ってカットインする人など容赦なしに頑張ってくれています。
大人が、必死こいてベアーズのためにプレーしてくれています。
こういう機会に、逃げずにもっともっとゲーム感を鍛えてください。
今日のおやじ〜ずのみなさん、ありがとうございました。
今日の練習は、気持ちの弱さを徹底的につきました。
結局、どんなテクニックをもっても、気持ちが弱ければ負けてしまいます。
気持ちが強ければ、テクニックを持った気持ちの弱い者を叩きのめすことができます。
一般的に、テクニックを磨くことは勝利への近道のように思えますが、気持ちがともなっていなければ、ただのバスケットの上手な人で終わってしまいます。
なので、テクニックは後からでもいいんです。
まずは、気持ちからです。
気持ちがあってテクニックを身につけていく者とテクニックを身につけて気持ちをつけていくのでは、最終的にはどうでしょうか?
最終的には、結局は「強い相手」と戦わなければいけません。
世の中は、そういう仕組みになっているんです。
一回戦を勝てば、相手も一回戦を勝ち抜いたチームとします。
つまり勝てば勝つほど、強い相手としなくてはいけないのです。
つまり、弱い相手にいくら勝っても意味がないのです。
強い相手に勝つように練習しないと意味がないのです。
それでも勝てないことも多くあります。
しかし、気持ちが先の練習をしているチームは、どんな状況になってもあきらめません。
逆にテクニックが先の練習をしているチームは、テクニックが通用しない時点であきらめます。
巷では強くても、本当に強い相手と戦って、負け始めたら、最後までみじめな試合をすることでしょう。
ベアーズは、以前、108対28で負けた試合があります。
相手チームは、当時、福岡ベスト4くらいのチームでした。
それでも、試合が終わった後にその相手チームの監督から練習試合の申込がありました。
その時の試合内容も、どんなに点数が離れても、ベストメンバーを変えずに最後まで試合をしてくれました。
こんな試合をベアーズは何度も経験しています。
こういうときのメンバーは、気持ちを強くもって高校に進学しているので、バスケットでも勉強でもその先の進路でいい実績をつくってくれました。
気持ちの弱さを克服していくような練習が、望ましいと思います。
今日のトライアンフジュニアの練習時間に、ある中学校の部活の男子チームがきました。
その日は、女子が練習試合で、他校のチームが集まるので、よかったら男子は出て行ってもらえないでしょうか?の打診があったとうで、私に相談がありました。
…なので、合同練習をしよう、となりました。
いつもと違う顔ぶれで練習するときほど、本当の練習ができます。
それは、まず「ライバル心」が自然に生まれるということです。
これによって、いつもと違った緊張感の中、いつもしていることなのにどじったりします。(笑)
トライアンフからしたらいつもの練習だけど、私から怒られっぱなしでした。
時間が後半になるにつれて、お互いのチームが何も考えず、ただひたむきに一生懸命にプレーし始めたので、最後は20分ほどゲームをしました。
きつい練習をした後のゲームは、とても楽しそうにプレーしていました。
ただ、選手が11人で一人あまるので、ゲームに中にテーマを決めて、そのテーマについて頑張れてない者は、あまった一人とチェンジしました。
時にはアドリブで、フリースロープレーヤーに「二本ともはずしたらチェンジ」とか言ってプレッシャーをあたえたりします。
みごとに二本はずしチェンジ。
ある子は、ルーズボールを追いかけそこなってチェンジだったり、イージーミスをしてチェンジだったりし、真剣勝負の中、楽しくボールを追い掛け回したんじゃないでしょうか。(笑)
また、いつでも参加してください。
お疲れ様でした。
偶然ですが、昨日、保護者からのお礼のメールをいただきましたが、今日は、私が小学生まで教えていた子のお母さんが来店されました。
私の手から離れても、バッシュは私から買っていただいていてありがたいです。
今日は、注文してあったバッシュを受け取りにこられました。
そこで、いろいろと話を話をしましたが、現在、授業料免除で私立の高校に通っていて、バスケットも頑張っているとのことでした。
私との出会いが無ければ、バスケットだけしか考えていなかったでしょうが、私と出会い、指導を受けてるうちに、学業も頑張るようになり、学力での授業料免除の資格を得たようです。
このような話は、過去にもしましたが、学業での学費免除で全国大会に行った子もいます。
私からバスケットを習った子達が、バスケットのみならず、嫌な勉強でも頑張ってくれていることは、本当にうれしいことです。
結果として、とても親孝行にもなっていると思います。(笑)
下記の内容で、今回の受験の合格のお礼のメールを保護者よりいただきました。
保護者の方には了解を得てコラムに載せています。
受験、合格おめでとうございます。
また、お疲れ様でした。
今後の新たな頑張りを期待しています。
----------------------------------
「宝物」
私がベアーズを知ったのは、4年程前の小学生のバスケットのイベントでした。多くのチームが参加する中、1番目立っていたのがトライアンフでした。
トライアンフには、ベアーズの子も多くいました。ベアーズは、小学生は選手として、中学生はスタッフとして、またOBやOBの保護者もスタッフとして参加していました。
トライアンフは、「元気のよい声」、「挨拶」、「機敏な行動」など、とても爽やかなチームで、バスケットのプレイもすばらしいものでした。
私達家族は、イベント終了後のトライアンフスクールの練習まで見学して帰りました。
それから、ベアーズやトライアンフのことをインターネットで探して、コラムを読む日々が続きました。
コラムは、バスケットの指導のこと、子育てのこと、指導者のバスケットをはなれたところの話題、保護者の声などバスケットを通しての生活観が溢れていました。
私は学生時代に、習い事ですばらしい恩師に出会い、今その習い事の延長で仕事をしています。
私の習い事は文化系でしたが、バスケットという体育系の違いはあっても、指導の考え方や指導者のお話が私の恩師の教えと、とても似ていました。
それから2年程たって、長男が中学のバスケット部に入りましたが、ベストメンバー中心に練習させる指導法で、能力も低く体格も小さい長男は、ほとんど練習できなくなり、やる気をなくして退部してしまいました。
私は、何事にもやる気のない長男をみて、佐野コーチに連絡をして、トライアンフスクールやベアーズの体験をすることになりました。
やる気の無かった子が、上手下手は関係なく平等に練習できる環境で少しずつ前向きになりました。
ただ、現実は長男がどれだけ頑張っても高校のバスケットで通用するには無理なレベルということを私はわかっていました。
でも、ベアーズやトライアンフで基礎練習を積み上げる事や走り込みを何度もあきらめずにやった事、挨拶やマナー等の生活面の事、将来を見据えて勉強をしておく事等、コーチ達の色々なお話・指導が、今度の長い受験生活にとても役に立つと思いました。
そして推薦受験の入試日…。
長男は、入試の問題が難しく、自己採点の判断で帰宅後落ち込んでいましたが、すぐに気持ちを切り替えて、その日の夕方から塾に行き、「ひと月後の一般入試にチャレンジする!」と、やる気をみせました。
これも、ベアーズで学んだ、「あきらめない気持ち」のおかげだと思います。
ところが、合格発表に日、合格通知が送られてきました。
推薦の受験に、合格していました。
長男は、ベアーズに入っていなかったら勉強もしなかっただろうし、今の自分は無かったと自分で話しました。
人は誰でも苦難にぶつかります。それを乗り越えるには、「前向きに頑張れる気持ち」や「最後まであきらめない気持ち」が大切だと思います。
今回の入試も、自己採点後の落ち込みもありましたが、すぐに気持ちを切り替えて次の目標に向かえた気持ちは、ベアーズで学んだ1番の宝物です。
親のほうもコーチのお話から子育てや人生観など学ぶ事が多く、これからも親子共々お世話になりたいと思っています。
また、ベアーズのOB達は、バスケットで高校・大学で活躍している選手やすばらしい大学で学業を頑張っている人も多くいます。OB達は、機会があればベアーズやトライアンフの練習も手伝いにきてくれ、真剣に後輩達の相手をします。このことも、ベアーズの魅力の1つです。
長男は、そんなOBにはほど遠いレベルですが、ベアーズの名に恥じないよう頑張ってほしいと思います。
きっと、ここで学んだ事が、これからの人生の大きな手助けになってくれると思います。
私は、この合格が「新たなスタート」と、気を引き締めて努力してくれる事と思います。
佐野コーチ、井田コーチ、本当にありがとうございました。
平成24年1月
ベアーズOB保護者
練習は、得意なことや不得意なことがあるでしょうが、パターンに応じて、決まりごとをするように指導しています。
例えば、ドリブル。
右手でつく場合と左手でつく場合の使い分け方。
例えば、レイアップシュート。
右手で打つ場合と左手で打つ場合。
…などなど、細かく決まっています。
そんな中で、ルーズボールの考え方も決まったことがあり、特に「親父の独り言」の尽誠学院のプレーなどは私が指導していることと同じ要素があり、かなり意識してプレーするように指導しています。
しかし、なかなかできません。
集中力の問題と記憶力の問題でしょうか。。。
駄目なものは駄目です。
何度もやり直し、説明し、完成していくことを時間をかけています。
とは言っても、時間には限りがあります。
結局、集中力の問題と記憶力を養って頑張ってもらいたいと思います。
単に運動神経だけでのプレーでは無く、練習を積み重ね、当たり前のように体が動くまで練習を積み上げることが理想と思います。
ここを乗り越えると、頭の考えと体の動きが自由自在にできてきます。