オシム語録2-イマケン

  • 2009年07月01日(水)

引き続き。今度は監督等についての発言。

「今日のサッカーは戦いだ。すべては生き残り競争だ。カネと戦いだ。残念ながら現実だ。多すぎるプレッシャーに多すぎるストレス。監督も常に重圧の中にあるし、クラブ会長もそうだ。スポンサーもだ。なぜならお金を払わなければならない。」

「監督の同僚について話すのは好きではない。どの監督もチームが良くなるように全力で頑張っている。みんな勝ちたいからだ。一部の人は成功し、一部の人は成功しない。」

「サッカーは日本でとても人気がある。環境は良くて、スタジアムもできたばかり。観客も多い。若い選手もたくさんいる。あとは大きな成功を待っているだけだ。ほかに何を望めるのか。ロナルドを買うことはできないのだから。努力していればわれわれにもロナルドが生まれるかもしれない。」

「監督はストレスが多すぎる。サッカーを見るのはストレスが多すぎる。悪いプレーを見てもどうしようもない。怒らなければならない。それはつらい。でも、すべてが良くなったら、もう1回やってみてもいいかもしれない。」

オシム語録1-イマケン

  • 2009年07月01日(水)

元サッカー日本代表監督イビチャ・オシム氏のインタビュー記事が、6月28日の熊日新聞に載っていました。洞察力、皮肉、ユーモア。独特の語り口が好きです。勝手ながら転載しちゃいます。共同通信さん、見逃してください。
サッカーについて、語っているのですが、バスケットにも通じる部分があると思います。

「もっとコンパクトに速く、組織的にプレーしなければならない。」

「中村俊、遠藤、中村憲、みんな素晴らしい選手で個人的な能力も高い。3人ともリスクを恐れず、即興性もあって、サッカーをよく理解している。いつも新しいアイデアがある。」

「日本選手は、すべての選手が平均的。才能のある選手は早い段階で新聞に取り上げられ、スターマニアが出て、速くスターになりすぎて駄目になってしまう。選手が育つには長い時間が必要で、辛抱も必要だ。」

「サッカーも学校のように勉強しなければならない。退屈だが、練習で何度も同じことを繰り返さなければならない。」

「日本選手は技術的に弱い。多くの人は技術があると思っているが、ブラジル選手のようにボールを浮かせるとか、止めるとかは必要ない。サッカーはそれだけ速くなった。常にスプリントをして、ダイレクトでプレーしなければならない。」

「日本の選手は小柄なのだから、もっと走らなければならないし、動かなければならない。すばしっこくなければならない。日本の選手は闘争心があって動けて、技術的にもまあまあだが、問題は息が続かないことだ。」

「練習でもアイデアがなければならない。日本人はよそのまねをしすぎている。自分を向上させようとしていない。それも日本の伝統なのだろう。ほかのところで優れているものを取り入れようとする。日本人はドイツ人や英国人にはなれない。それは受け入れた上で発展しなければならない。」

高校での評価-イマケン

  • 2009年06月24日(水)

最近、相次いで我が家の高校生2人(ベアーズOB)のバスケについて、評価を耳にしたので、書き込みます。トライアンフ、ベアーズへの加入を考えている人の参考になればと、思いまして。

長男SHOTAは、K高校部活で良い指導者と先輩(ベアーズOBも存在)に恵まれ、井田さんの総体観戦記のとおりロボットから、ようやく柔軟人間となりました。先日、国体候補にも招集していただきました。最後まで残りはしませんでしたが、「技術は申し分ない」との評価をいただいたとのこと。

二男YはW高校で部活に入りました。先日、保護者総会&1年生歓迎会があり、私が出席しました。(妻が同日重なった長男のほうの懇親会に出席)そのとき、指導者(若い女性です)の方から、「Yは基礎がしっかりしている。フォーム、ドリブル、パス等がきちんとしているので、今後楽しみです」と、言っていただきました。1年生大会、ユニフォームもらえるかな。人数が多いんだけど。

また、長男の高校とも練習試合をしたので、「長男さんのプレーは勉強になりました」(長身だけど、オールラウンダー的な動き?)と言っていただきました。

私は、「2人とも中学まで基礎だけはみっちり教えていただいたので、そのおかげです。長男のプレーは、その基礎の上に高校で教えていただきました」と、お答えしました。

トライアンフ、ベアーズで鍛えていただいたおかげで、元々の身体能力は高くなくても、継続の成果は出たなあと、思います。(クラブの方針と、合う、合わないもあり、成果は個人により違うことを申し添えます。・・・なんか健康食品の注意書きみたいだなあ。)

Re:クラブチームと部活-イマケン

  • 2009年06月21日(日)

「二者択一」の部分は、あまり深く考えずに書きましたが、色々事情があったようです。さのっちさん、フォローのお手数かけてすみません。

我が家の場合は、結果的にベアーズ1本で通しましたが、思い起こせば、ベアーズチームも結構、部活との掛け持ち組がいましたので、さのっちの条件をクリアーして参加していたんですよね。

部活の練習や試合が終ってから、ベアーズの練習にも出てたりしていたわけで、結構、大変だったんではないでしょうか。

二男Yと同学年のRなんか、酸素カプセル通いまでして頑張ったですもんねえ。

私も気になっていました-さのっち

  • 2009年06月20日(土)

クラブチーム所属の子ども・保護者にも一定の節度があってしかるべきだと思います。部活に所属していながら、クラブ優先で行くのなら、日頃から、迷惑をかけて申し訳ないという気持ち、周囲の理解を得る努力、技術の上手さを鼻にかけない謙虚さなどが必要ではないでしょうか。

…が出来なければ、二者択一したほうがいいと思います。

私が、二者択一を子供に言うときは、

@部活の先生に、クラブに入っているということを話、理解を得れるかどうか?

Aクラブと部活の方針をキチンと区別して、練習に参加できているかどうか?

Bクラブ、部活内での子供たちや保護者たちの理解を得られてるかどうか?

です。

以上のことが出来なければ、二股を禁止し、出来るだけ部活を優先するように言います。

また、場合によっては、クラブを辞めてもらいます。

また、逆もあります。

そして、S中とありましたが、誤解があるといけないので、付け加えます。

現在、S中とは何の因果関係もありません。

当時、S中の顧問をしていた先生に対してのことでした。

どうしても、その先生の指導は納得できなかったからです。

その指導は、バスケットに関わることではなく、バスケット部内で起きた生活指導的なことです。

そして、最後に、私が指導しているところで、選手起用でもめるようでしたら、クラブの子は出さなくていいですよ。という姿勢です。

このことは、開き直りではなく、部活でしかできない子もいます。

またクラブの子は、部活以外でも活躍や、技術向上の確認の場はあります。

その他理由はあるのですが…、私のクラブに来て両立できている子は、クラブの子を利用して、部活の子が上手になれれば、それもクラブの役目だと思っています。

クラブチームと部活-イマケン

  • 2009年06月20日(土)

さのっちボイスで、ちょっと取り上げていた新聞の読者欄の話。

中3の子どもさんでしょうか。ある部活に入っていて、おそらく最後の中体連のレギュラーメンバーになれなかった。メンバーに選ばれたのは、2年生のクラブチームにも入っている子どもで、彼らはいつもクラブ優先で行動している。部活のみで頑張っている子どもを選手にしないのは、学校教育上いかがなものか。という趣旨だったと思います。

その後、反対意見など反響がないかと見ていましたが、今朝の朝刊(夕刊なら昨日)に、その後いくつか、反響が来ていました。やはり関心が高かったようです。

トライアンフ、ベアーズとクラブチーム専門で来た我が家は、バスケットを上手になりたいという気持ちが勿論、ありましたが、実は本件のように、多様な保護者の価値観が混在する部活での揉め事を回避したいという考えもありました。

難しい問題です。クラブチームの子どもを落とせば、彼らの保護者が黙っていないでしょう。

言われるとおり、部活は学校教育の一環ですから、教育的配慮はあってしかるべきでしょう。何が教育的配慮なのか。

3年間、部活を頑張って来た子どもを優先して出すのもひとつの考え方だと思います。勝負ごとである以上、ひとつでも多く勝つために、上手な子どもを出すのも別に悪くはないと思います。

ただ、ひっかかるところは、クラブチーム優先の日頃の行動が納得できないのではないでしょうか。同じ部活をやっていて、上手な2年生が試合に出るのは、仕方ないでしょう。(中には、それでも3年生を出せという、困った保護者もいるかもしれませんが。・・・少しだけでも出してあげるという温情派は別です。)

だから、指導者はそのへんの整理をきちんと行って、どういう方針で行くのか、日頃から、保護者にも生徒にも納得させておかないといけないのではないでしょうか。

また、クラブチーム所属の子ども・保護者にも一定の節度があってしかるべきだと思います。部活に所属していながら、クラブ優先で行くのなら、日頃から、迷惑をかけて申し訳ないという気持ち、周囲の理解を得る努力、技術の上手さを鼻にかけない謙虚さなどが必要ではないでしょうか。

ベアーズも、S中生は部活との掛け持ち禁止でした。二者択一を迫られたので、我が家はベアーズを選びました。

審判修行のこと-イマケン

  • 2009年06月13日(土)

先日のお別れゲーム会で、保護者の方から「SHOTAは審判の資格も持ってるの?」と、聞かれました。本日は、審判修行の昔話を。

中学になり、しばらくして、さのっちが、K-SUKE & SHOTA(ケイジャーズニュースに出ていた元お笑いコンビ)に審判の練習を、かなり本格的にやらせ始めました。

動機はよくわかりませんが、練習試合等の審判をこいつらにやらせて、自分の体力の負担を減らそうとしたのかも?

おかげで、2人とも、即席の帯同審判には負けない程度の技量に達したと思います。仮称ベアーズ審判部の結成です。

で、SHOTAのほうは結構やる気になって、前にいた小学校のバスケ部の先生が県ミニバス協会の審判部役員だったので、「ミニバスの審判資格を取らせてください」とお願いし、母校に通って恩師の直接指導、協会の講習会を経てバッジをもらい、公式試合で吹けるようになりました。

当時はトライアンフチームが活動していたので、他県のカップ戦も含めて帯同審判としてあちこちで吹きまくりました。そのうち、指名審判としても声をかけていただき、日当という名の小遣い稼ぎもしました。

妄想(?)は、さらにふくらみ、ミニバスでなく、県公認審判⇒日本公認⇒国際公認へと広がります。

とりあえずは県公認だということで、県協会の講習会等も受け、準備万端整いました。いよいよ実技試験と、勇躍、試験会場である高校1年生大会に出かけたところ、「高校生以下の審判は県高体連が認めていない」という大どんでん返し。泣きの涙で会場を後にしました。

しかし、最年少ということもあってか、審判部の方にはその後も何かと目をかけていただき、九州地区中体連が舞台の審判講習など、普通ではできない経験をさせていただきました。

結局、高校生になってプレーヤーの道を選択しましたが、何が反則かをきちんと知ったことで、試合で余計な反則を犯さずに済むという効用があったと思います。あと、審判の方との人脈で、「えーっ、今のファウルすか?」てなアピールがやりやすいっていうのも、あるかもですね。

何より、審判になっていたら、プレーがこれほどうまくならなかったでしょう。(SHOTAのレベルにしては、上手になったということです。)

県最年少公認審判の夢は実現しませんでしたが、他県では中学生公認審判が誕生しています。とりあえず一石を投じたので、いつか熊本でも中学生公認審判が誕生するかもしれません。

お別れゲーム会-イマケン

  • 2009年06月08日(月)

 昨日は、トライアンフスクールでしたが、三男Dの帰りは他の保護者にお願いし、長男Sのお別れゲーム会に行きました。3年生は皆、楽しそうでした。

 最後に3年生のメッセージ、同保護者のメッセージ発表もありました。高校になってからは、親として部活への関わりが少なくなり、メンバーの顔と名前もおぼつかないほどで、プロフィール等もわからない生徒も多い状態です。トライアンフ、ベアーズのときとは対照的です。

 メッセージを聞くと、小学校から続けて来たという生徒が多かったようです。

 中に高校からバスケを始めたという生徒もいました。彼ら(彼女ら)が、バスケットでは勝てないけど、声だけは負けない、余興だけは負けないなど、これだけは頑張ろうというものを頑張ってきたという話が印象的でした。

 最後の総体で奇跡的にシュートが入ったという生徒も。良かったね!

 そして、続けてきたことが、苦しいときの支えや、友達の輪として今後生きてくるという言葉も複数の保護者、先生からありました。

 自分としては、高校生なんだから、親の出番は極力少なく、自分達でやらせればいいというスタンスなのですが、こういうお別れ会も良いものだなあと、思いました。

 これも生徒同士、保護者同士の仲が良いという結果かもしれません。

高校総体終る-イマケン

  • 2009年06月02日(火)

 井田さんの隣りに座るのをいやがるわけ、ないじゃないですか。並んで見れて光栄です。
 
 SHOTA達がベスト4に進めるのか。期待と不安で観戦しましたが、結果は10点差で敗退。残念でした。明らかに実力的には相手が上でした。それでも前半は互角、後半一時は14点差くらいまで行ったけど、10点差で終れただけでも良しとしましょう。ナイスゲームでした。

 先生が4月で交代、スタメンの負傷、SHOTAの腰など、不運はありました。が、どこのチームもありうること。ゴールデンウイークの練習試合会では、もっとひどいチーム状態だったらしいので、よくここまで建て直して来たと思います。みんなで頑張った良いラストゲームでした。

(SHOTAは、ウインターカップまで頑張るみたいだけど・・・)

Re:スカイウィード-イマケン

  • 2009年06月02日(火)

 スカイウィードの件、ありがとうございました。勝手な推測でしたが、正解で良かったです。ブログを拝見すると、トライアンフ、ベアーズ同様、気合の入った練習をされているようです。天草出身者としても、これからもがんばっていただきたいと思います。