楕円形-さのっち

  • 2009年10月05日(月)

私の楕円形の思い出話です。

@中学生のときに数学の先生が、黒板に楕円形を描いて見せてくれました。

軸を二ヶ所、そして紐を回し、チョークで描いてくれたのです。

「さて、なにが出来るでしょう?」みたいな、授業のはじまりで、教室のみんなが興味をもち、ワクワクしながら描かれた楕円は、きっとみんな忘れないでしょう。

もちろん、内容は忘れている人はいるかもしれませんが、その先生のことは忘れないと思います。

楽しい授業のひとつでした。

A私がデザインの勉強をしていた時期、楕円を思ったように描くことは困難でした。

その時代には、テンプレートを利用して描いてました。

でも、テンプレートのも限界があり、確実に表現するには、お粗末だったです。

逆に、テンプレートの限界の範囲を利用するデザインを考えていました。

しかし、昨今、パソコンの普及で楕円形が簡単に描けます。

パソコンと言えば、結構、凝ったデザインも出来るようになり、ちょっとパソコンを使えれば、だれでもデザインなるものを作れます。

以前にお世話になった先生が、「時代が進めば、今まで出来なかったデザインが道具のおかげで簡単に表現できるようになる。昔、一週間かかっていた作業も、一日でできるようになり、デザインの質は最終的には感性を磨かないと発達しない。」と言われてました。

それに付け加え「感性だけでは、表せないので、道具を利用する。」ということでした。

人のもつ「感性」とそれを表現する手法としての「道具」との関係を話されたと思います。

そして「道具」は使いこなさなければ役にたちません。

最終的には、どんなに道具が発達しても基本に戻っていきます。

トヨタの今のデザインが生まれたときには、楕円でできているデザインになんか不思議な感じがありました。

楕円形のボール-イマケン

  • 2009年10月04日(日)

ながちか先生、ありがとうございます。バスケ素人のイマケン、とても勉強になります。(専門用語がすぐにはピンと来ないので、理解に時間がかかるのが素人の悲しさ。)これからもよろしくお願いします。

さて、今日の話題は、バスケとは無関係ですが、スポーツの話題ということで、興味をひいた記事から拾い読み。

9月26日付の日本経済新聞土曜日版に、「どうして卵は楕(だ)円形なの?」という記事があり、ボールの話にも及んでいました。

有名なのはラグビーのボールですが、「昔、サッカーとラグビーは同じスポーツだったんだ。ボールは豚の内臓に空気を入れてふくらませたものを使っていた。球よりも少し楕円に近い形をしていた。」「2つのスポーツに分かれた時、サッカーボールは蹴りやすいように丸く、ラグビーボールは手で扱いやすいように細長くなった」のだそうです。

変わったところでは、「楕円球のゴルフボールを使う「ゴルフクロス」という競技もあるよ。ニュージーランドや英国などラグビーが盛んな国で人気なんだ。」「球体よりも回転するときの軸が安定するので、慣れれば普通のゴルフボールよりもコントロールしやすいという人もいる」のだそうです。どう打って、どう飛ぶのか、興味を引きますねえ。

「軸が安定する」とはどういうことか、という点は書いてないのですが、ヒントは載っていました。「楕円を描く時には、2つの点の間に糸を渡し、鉛筆で糸を(三角形になるように、緩めずに)引っ張りながら、ぐるりと一周します。このときの2つの点を焦点と呼びます」と。普通の円だと焦点はひとつ、糸は一本線です。つまり、この2つの焦点を結ぶ直線の軸を中心に回転すると、丁度コマのように安定するということなのでしょう。

また、思想家・内村鑑三のこんな言葉も紹介されていました。「真理は円形にあらず楕円形である。」これも、円の焦点は1つ、楕円形には焦点が2つあることを念頭にした言葉で、物事は常に二面性を持つという意味だそうです。

そうそう、肝心の「卵」の楕円性(しかも少し下膨れ)の意義は、@母鳥が産む時に産みやすい、A斜面でころがっても下までころがり落ちない、B孵化させる時に母鳥が抱きやすいといったことにあるそうです。

ノンボールマンディフェンス-ながちか

  • 2009年10月03日(土)

すみません、本当に忙しくてなかなか書きこみできません。
この忙しさは2月くらいまで落ち着かないですね。
勤務時間は・・・あえて書きません(笑)

ボールを持たない人へのディフェンス
ノンボールマンディフェンスについてです。

まず
「簡単にパスを繋がせない」「前を切られない」「ドリブラーへのヘルプ」
とやらねばならんことはたくさんありますね。

マッチアップの相手とボールマン間において
ワンパスアウェイの距離(約6m)では
スタンスはクローズ、ディナイしてパスコースを遮断し前を切らせない頑張りが必要です。

ワンパスアウェイ以上の距離、ツーパスアウェイでは
オープンスタンスで相手との離します。
これはパスの距離が長いためある程度はパスカットできることと、
ゴールラインよりもひとについてしまうと、ドリブルへのカバーが遅れます。
よって、マッチアップの相手と距離をとります。
一般的にミドルラインでボールとマークマンを見るということになりますかね。

ディフェンスにおいては、相手から奪い速攻・効果的攻撃に繋ぐように頑張るわけですが
先に書いたように、いいディフェンスはいいオフェンスに繋がると考えています。

またディフェンスに求められる力の中の「身体能力(体力も含む)」は、
求められる力全体のうちの、約1割と言われています。

よって、オフェンスは身体的サイズの問題を含めて、センスの割合も高いのですが、
ディフェンスは「努力」の練習によって、その力を伸ばしていけるのではないか、と思っています。

オムツケーキ-球迫

  • 2009年10月02日(金)

今日、一番の親友がお産します。

出産祝いは何にしよう。。
と先月からずっと考えていて

オムツケーキなるものを見つけました。

皆さん知ってます?

知らない方の想像力を楽しみたいのでこれ以上は書きません♪

でも、よく考えてあるなぁと思いました。

バスケットする人へのプレゼントも
へぇ〜〜!っていうのがあるのかも知れませんね。
私にもそんなアイデアがあったらなぁ〜〜!
もっともっとバスケットを楽しくできるのに。

すみません。
さのっちボイスの方で勧められて「イマケンさんの独り言」を読みに来られた方、
本命の記事は私の前です(^^ゞ

守りと速攻-イマケン

  • 2009年10月01日(木)

ながちかさんのブログ表題は、「バスケットボール指導者Chikahiro Nagataのブログ」に変わっていました。後で直します。

早くたまった仕事を片付けて、つづきをお願いします。

それまでの場つなぎということで、ご勘弁を。


9月19日付日本経済新聞「きらり」欄(インタビュー記事)で、bjリーグの「琉球ゴールデン・キングス」のヘッドコーチ 桶谷 大(おけたに だい)氏を取り上げていました。

以下、記事の要約です。(適宜、順番の入れ替え、省略等しています。新聞社様、お許しを。)

まずは、氏のプロフィールから。

「1977年(昭和52年)京都府生まれ。父が高校のバスケット指導者で、子供の頃からバスケットに親しむ。
中学時代に腎臓を患い、選手でなく指導者を志す。

本場の指導法を知るため高校卒業後、米国に留学。

アリゾナ州立大学体育館でバスケットの練習を見学中、一人でシュート練習している選手(現在、NBAで活躍するエディー・ハウス)に、跳ね返ったボールをパスして手伝ったのが縁で、同大学チームのマネージャーを務める。

2005年にbjリーグがスタートすることを知り、全チームに「コーチを務めたい」とメールを送る。全く無名だったが、本場で指導法を学んだ経歴が評価され、大分ヒート・デビルズのアシスタントコーチに就任。06年〜08年は大分のヘッドコーチ。

08年6月から琉球ゴールデンキングスのヘッドコーチ。キングスは07〜08年のシーズンで最下位に低迷。ヘッドコーチ就任直後からチーム改造に乗り出す。基本方針は守りを中心としたバスケット。外国人選手の補強も奏功し、08〜09年のシーズンは、初優勝。」

氏の言葉を拾ってみます。

「日本より米国のほうが個人プレーに寛容だと思い込んでいたが、逆。学生でも徹底的にチームプレーを重視する。組織の中で個性を生かす発想。技術を教えるだけでなく、スポーツマンとしてのモラルや競争意識の大切さといった人間性を含めて教えている。」

「誘われた当時のキングスは攻撃的なバスケットが特徴で、守りを重視する自分をなぜ呼ぶのか不思議だった。ゼネラルマネージャーから「守りと速攻を併せ持った、見て面白く、勝てるチームを作りたい」と言われ、新たなバスケットを学ぶチャンスと思い引き受けた。」

「沖縄には潜在的な力がある選手が多い。幼いときからバスケットに親しんでいる子どもが多い。チームづくりにあたっては、守りに回ったとき、他の選手を助け合う「チーム・ディフェンス」を徹底した。」

「昨シーズンはよく快進撃と言われたが、毎試合のように課題が浮上して、改善方法を考えていた。選手たちも常に問題意識を持ち続けてくれた。」

「選手がお互いの長所を引き出し合い、弱点を補い合えば、チーム力が高まる。攻撃は“水もの”で、うまくいくときとそうでないときの差が大きいが、守りさえ安定していれば、チームが崩れることはない。」

就任1年で、最下位から優勝に導いた監督の言葉。私が感じたことは次の点です。

・「人間性を含めて教える」という点は、挨拶の仕方やトイレスリッパの始末も教えるトライアンフ、ベアーズと相通ずるものを感じました。

・「守りと速攻を併せ持った、見て面白く、勝てるチーム」という言葉。プロなので、ガンガン点を入れて勝つ試合が、観客は面白いのでしょうが、「勝つ」ためには「速攻」だけでなく「守り」を併せ持つ必要がある。走ることと守ることが大切という点で、先日話題にした能代工業のバスケット(ひいては、さのっちのめざすところ)にも通じる部分があるように思います。

・さのっちも、「攻撃は水もの」と言っていたことを思い出しました。

ボールはひとつ-ながちか

  • 2009年09月27日(日)

イマケン様、ブログの紹介ありがとうございます。

今はブログのタイトルが変わってしまいましたね。紹介いただいた通りなかなか人気があるのか?お陰さまで多くの支持をいただいています。

さて、ディフェンスの何を頑張るのか?です。

マンツーマンディフェンスを大雑把に2つに分けると
「ボールマンディフェンス」と「ボールを持たない人へのディフェンス」がありますね。

僕は後者のほうが大切かな、と思っています。

2線目、3線目です。

それはなぜか?

なぜならば・・・ボールはひとつだからです。

オンザコートは・・・10人です。

味方が自分を含めて5人、相手が5人の計10人です。

そして、10人でボールがひとつということは、単純計算で、ボールを持たない時間のほうが長いということです。

これはオフェンスでも同じことになりますが、
「ボールを持たない時間のほうが長いのでボールをたない動きのほうが重要」ということになります。

ディフェンスにおいても、マッチアップの選手がボールを持たない時間のほうが単純計算では長いので、前述のとおり後者の2線目、3線目のポジション取りが大切、
ということになります。

はい、ということでまた長くなったので(笑)
続きはまた書きます、たぶん(笑)

ちょっと仕事が溜まってきたので、仕事します(笑)

大を制すため-ながちか

  • 2009年09月27日(日)

なかなか仕事が激務?な上に、自身もブログを書いていて、なかなかこちらのコラムに書き込みができません。

もう少し、じっくり書けたらいいのですけどね。

少し、今のチームのことを書きます。

今年のチームは高さがありません。
さらに、学校体育として小学校に部活がないために、小学校から部活動として活動しているチームとはずいぶん差があるところからのスタートをしています。

しかし、私は向上心の高い、熱い心の子供たちに恵まれいます。

ひたむきにがんばる子供たちの姿を見ていると、当然上の大会まで勝ちたい、そういった気持が生まれること、それも必然に思えます。

さて…どのようにしたら高さに対抗できるか?
そんなことを考える日々です。

まずはあえてオフェンシブな視点から
高い相手からどのように得点を取るのか?

まず、思い切って、インサイドを捨てています。
そうすると、今度はどうやって点を取るのか?
ということになるのですが、これも必然的に
「速攻を多く出して、数的有利(アウトナンバー)な状況をつくる。」です。

僕自身のブログにも以前書いたことですが
「最大脅威のオフェンスは速攻である」

それでは、どうやって速攻を出すのか?

それは

ディフェンスをがんばるという結論に達します。

ディフェンスで奪って速攻につなぐ。
また相手がシュートを決めた後、相手がディフェンスに戻る隙に攻める、これもまた数的有利を作ることになる。つまり速攻したことと同じになります。

「守から攻への切り替え」です。

いずれにしても、ディフェンスをがんばることで、効果的かつ脅威のオフェンスが生まれると考えています。

また、そのバスケットはトータルでは相当量走ることになります。体力とともに気力も大切ですね。

次に、「それではディフェンスのなにを、どこを、頑張るのか?」

・・・ちょっと長くなったので、今日はこの辺で(笑)

元祖僕のブログもたまに見てやってください(笑)

にぎやかになって来た-イマケン

  • 2009年09月27日(日)

ながちかさん、球迫さんの加入でにぎやかになって来ました。また、ケイジャーズニュースも復活しました。

バスケ経験なしの私が見聞きしたことだけで、間をもたせて来たこのコラムも、力強い援軍ができました。よろしくお願いします。

ながちかさんが、「僕のブログ」というのは、リンク集に掲載の「行け行け!押せ押せ!一本」のことです、多分。バスケのブログランキングで3位の人気ブログです。

うふふ♪-球迫

  • 2009年09月26日(土)

ファンレターが読まれていた高揚感に浸っています♪
ケイジャーニュースの再開。
お帰りなさいませ(^-^)/


先日、福岡であった「国宝阿修羅展」に行って来ました。(27日まで九州国立博物館)
平日でしたが、駐車場で30分、入場に40分くらい待ったでしょうか。
そこまでして待って入ったのに、
皆さんの熱気に圧倒され、最前列にはとうとう行けず。
いっちばん前で、小さなお年寄りが手を合わせているのを見て
「どうやってあそこまで行ったんだろか・・」
と、いらぬ雑念ばかり浮かんでました。


でも。
同じ会場に釈迦如来像頭部と手が展示してあり
それを目にした途端に、なんとも言えずこみ上げてくるものが。
しばらく動けずその空間に包まれていました。

今回の主役は阿修羅像なので、
釈迦如来像の前には人もあまりいないことが
当たり前ではあるんだけども
人がいない、ということが不思議で。
帰ってからも浮かぶのはあの「手」ばかり(^^ゞ

バスケ観戦でも、たまにこれに近いことがあります。
すごい選手が来ると聞いて観にいって、
全く知らない選手や応援の人たちに目を奪われてしまう。。
不思議だけど・・幸せな気持ちにもなります。


ところで。
さすがは親父の独り言。

皆さんの「独り言」のレベルの高さに驚いています。
私のは新聞でいう「今日の占い」か「4コマ漫画」くらいに捉えてくださいね(*^△^*)

本の件-イマケン

  • 2009年09月26日(土)

ながちかさん、ご紹介の「日本一勝ち続けた男の勝利哲学」のデータです。

加藤廣志著、幻冬舎発行、560円です。

(Amazon.comには、used本もあって、こっちは1円というのが悲しい。需要と供給で相場が決まるので、ベストセラーとかでない限り高値にはならないのでしょうが。)

加藤氏は能代工業監督として30年間で全国制覇33回という黄金時代を築き、同高校長まで務め、今は同市スポーツセンターの館長としてスポーツ振興に貢献されているそうです。

なお、後を継いだのが教え子の加藤三彦氏ですが、親族関係はない。

(三彦氏は昨年、JBL「リンク栃木ブレックス」のコーチに突然の転向で話題になりましたが、程なく解任。プロの世界は厳しいですね。)