門出

  • 2012年03月23日(金)

進路が決まったOBが顔を出してくれたり、卒業式があったりで、新しい旅立ちへの準備が進む昨今でありますが、私事ですが長女がやっと(笑)大学を卒業しました。


大学生の卒業式(入学式)に親が行くなんて、と以前は思っていましたけれど、いざ自分がその立場になってみると、物見遊山というか見物に行きたくなるので不思議です(笑)。



とはいっても、遠いので実際には行けません。ネット中継してくれるそうなので、PCをこたつの上にセッティングして視聴しました。


いや〜、娘は発見できませんでしたが、もはやキャバ嬢かと見紛うばかりの盛り盛り頭のギャル(古っ!)がいる。


角帽っていうんですか、あのかどっこにフサフサの垂れ下がった帽子とローブを全員着るのかと思いきや、女子は艶やかに振り袖や袴スタイル、男子は紋付き袴がチラホラで後はスーツ。


長女は成人式に出ていないので、着物を着るのは初めてです。「苦し〜い…」とメールが来ました。(笑)。


私が成人式の時に着た着物に、袴だけレンタルしました。写メで送ってきた姿を見て、懐かしいやらホッとするやらで、ようやく一区切りついたなという感じです。


オレンジ色の地に白とグレーで桜がちりばめられていて、総絞りです。着付けをしてくれたおばあちゃんに、「ええ着物やねえ」と言われたらしいです。私には着物の価値とかよくわかりませんけど、当時そこそこの値段がしたらしく、私の両親ができる精一杯の買い物でした。反物を試着(?)しているとき、母は年取って産んだ一人娘の私を見て、涙ぐんでいたのを思い出します。


今は亡き両親に、一目見せてあげたかったなあと、ふと思いました。


こういう年度がかわる時期に、子どもの成長って実感しますね。(それと自分が年を重ねたことも…(笑))


最後に、着物の手入れをしてくださったイマケン奥様、ありがとうございました。おかげで無事に卒業できました。次女の時もよろしくお願いいたします\(^o^)/(笑)