• 2011年05月28日(土)

友人たちと私を含め4人で、とある遊園地に行きました。



そこで地震が起き、津波が発生。東日本大震災の映像そのものです。


遊園地の裏山に杉の木が生い茂っている。津波に呑み込まれても、あそこの杉の木にひっかかればきっと助かると、私は死ぬ気は全くしませんでした。


助かった私は、避難所へ。しかし一緒に遊園地に行った友人を探すけれども、いない。もしかしたら、亡くなったのかも。それを知った時のどうしようもない悲しみ。そして慟哭。そして、なぜ自分だけ助かったのか、という罪悪感。


この罪悪感を「サバイバルなんとか」と言うんですってね。(知っている人、教えてください。こないだまで覚えていたけど忘れました)



自分の身近に東日本大震災を被災した人がいるにも関わらず、平和な九州にいてどうしても震災を現実としてイマイチとらえきれない修行の足りない我が身が、たかが夢の中で「サバイバル〜」を感じている。それまでは、その「サバイバルなんとか」という感情なんて、気持ちはわかるけどもっと前向きに生きようよと、どちらかと言えば否定的だった私ですが…実際夢の中で感じているのです。とても不思議です。そして、夢から覚めて、現実に被災している人々の想像を絶する経験に恐れおののいてしまいました。


現実をなかなか受け入れられなくても、とりあえず自分にできることはしようと、寄付や節電はしています。去年の酷暑にも、就寝中のエアコンは4〜5回しか使いませんでした。もともと節約生活を心がけていますけど、今の日本は便利になりすぎてはいなかったでしょうか?それが人間の知恵や工夫を退化させることにつながってはいなかったでしょうか?


今、日本は生活を見直す転機なのかもしれません。