切り抜き

  • 2011年05月09日(月)

うちの子どもたちは一応成人してしまいましたので、子育ては終わったような形になってはいますけど…


小学生、中学生と多く接していますので、新聞や書籍など教育に関するものには興味を持って読んでいます。そういう絡みで(笑)さのっちボイスで紹介された記事にも注目しました。


子育ては終わったものの、誰もまだ自立していないので、親業は継続中。子どもがいくつになっても親は親。成人したら、人間性をもっと育てないと…と感じてます。


娘が進学して間もない頃、「高校の頃はいろいろ不満もあったけど、大学に行って自分がどれだけ恵まれた環境にいたのかがわかった」と言っていました。中学まではやんちゃで勉強もろくにせず困りました。高校生になってからは、大学進学を意識するようになり勉強もそこそこ頑張り、でも校則が厳しいと愚痴も言ってました。しかし親に似ず校則は守り、とりあえずなんでも意欲的にそつなくこなし、友達も含めてみんな比較的お利口さんな高校生でした。それが大学にはいってからは…


遅刻、サボり、先生のいうこときかない等、まわりにそういう学生がた〜くさん。小中高と学校が楽しくて仕方なかった娘が、初めて「大学、面白くない」と言いました。


それ以外にも大学でいろんな経験をし、少しずつ大人になっていっているようですが、世間一般からみれば、遅刻やサボりは普通のことですよね。


今いる環境から違う環境に行って、どう対応できるかが人間の幅なのではないかと思います。どんな環境でもたくましく、まわりに流されず自分を見失わず、だからといって孤立せず、賢く生きてほしい。そういうことを子どもには伝えたい。


切り抜きの記事を読んで、また自分の子育てを振り返り、自己嫌悪に陥りながらもこれからの対策に頭を悩ませています。そのうちにみなさんにご紹介しようと思います。