昨日、今日と結構走りました。今日はミニクラスの練習です。
うちの練習は、日替わりキャプテンをじゃんけんで決めてから始めます。だから、幼稚園児が中学生を含めた全員に号令をかけることもあります。「きをちゅけ!れい!おねがいちまちゅ!!」と、そりゃあかわいいもんです。
今日のキャプテンは、六年男子のW。まず他の団体ではキャプテンはしないだろうという、おっとり優しいタイプ。
今日、体育館に来る道すがらお母さんが、「今日くらいあんたがキャプテンになったらいいのにね」という話をしたそうです。
念願の(笑)キャプテンになったW。かなり緊張ぎみ。「…」
最初、どんなことをするのかわからず、頭の中が真っ白になった様子。
「きをつけ。礼。お願いします。」かなり控えめ。
それじゃあ気合いが入らない。
「『きをつけ!!礼!!お願いしますっっ!!』って感じで、フロアの外にいるSコーチに聞こえるくらい大きな声で言ってごらん」
「きをつけ!礼!!お願いします!!」
何とかできました。
大きな声をみんなの前で出すということはなかなか難しかったりします。いつも決まった子が号令をかけるのではなく、全員にキャプテン業を経験させ、全体に目配り気配りをすることを学ばせたいと思います。
今の子どもたちは何でも受け身。うちのスクールで練習するときくらいは、全員がキャプテンになったつもりで能動的に動いて欲しい。練習の効率は悪いけど、大事なことだと思って続けています。