綾杉杯のことを書こう書こうと思っているうち、娘たちの帰省もありバタバタしていたら、東日本大震災が起きた。
あまりの被害の甚大さに、言葉を失った。そして、震災直後から暴動も起きず、ひたすら耐える人々を見るにつけ、日本人ってすごいなと改めて感じた。日頃はいろいろなことに対して昔からの日本人の良さが失われてきたことを嘆いてしまう自分がいたけれど。
未曾有の災害の前では、人間ってほんとにちっぽけな存在だ。それでも何とか救おうと知恵を絞り、体力の限界近くになりながらも捜索に力を尽くす人たち。今朝の新聞に、日赤から救援に行ってきた医師の言葉が載っていたが、「医師として、ドライに対応できると思っていたが、冷静ではいられない状況もあった」というほど。
とりあえず自分にできることは何か?
同じ日本国民として、真剣に受け止めて行きたいと思う。
命を落とされた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災地の皆さんの一刻も早い復興を願ってやみません。