京都にて

  • 2010年06月06日(日)

京都へは、長女の演奏会があるので行って参りました。パートトップになって初めての一般向け演奏会です。親バカですな。(笑)


パートトップになり、それについての感想を一言。
「受け身でいるのは楽よね」
オーケストラも団体活動ですし、150名を越す大所帯で一つの曲を作り上げる訳ですから、団員全部ではなくても、そのパートをまとめ上げるのに一苦労のようです。パートの出来不出来はトップの全責任になるそう。役を引き継ぐにあたり、長女なりのやり方(まとめ方)を模索しているみたいです。


団体に所属すると、管理していく立場とついていく立場とあります。去年までは半分ついていく立場だったのが、きちんと役がついてからは、いろいろ経験しないとわからなかったような出来事で悩んだりもしているようです。


私が今までに悩んだり考えたりしてきたことと同じようなことを経験している姿を見て、これでずいぶん社会勉強をしたことによって、大人になるなと思いました。


私はこれまでの経験から、人は自分が経験しないとわからない(理解できない、気がつかない)ということを、散々思い知らされてきました。そして相手の立場になって考える、ということの大切さを身に染みて勉強してきました。


バスケの指導に差し障りのあるようないろんなことがあっても、まず一番大切なことは何か?それは子どもたちにバスケを教え、育てること。回りの環境がどうあってもです。それがぶれない限りは、自分が精神的に動揺しててもあまり指導に影響はありません。

ただ、人生はいつまでも勉強が必要だと思います。


長女も、「曲を作り上げる」という目的のために、これからいろいろ工夫していくことでしょう。幸いなことに、友人に恵まれ何とかやっているようです…。


え?肝心の演奏は…?


学生オケらしい、フレッシュな演奏会でした。思ったよりお客さんも多くてびっくりした、とは長女談。いつもはもう少しスカスカらしい(笑) 終わってから、「もうくるみ割り人形に苦しめられることはない」と、ホッとしていました。なんせ素人から始めたもんですからね。よくやったと思います。


久しぶりに長女と共に時間を過ごし、たくさん話をし、とても良い旅行となりました。