天草苓北大会裏話「コーチの独り言」編

  • 2009年11月12日(木)

今回の大会は、テーマを2つに絞ったんよね。


一つはディフェンスのポジション。いわゆるカバーディフェンスができるかどうか。もう一つはオフェンスで、ムービングオフェンスをやろうぜと。


うちは小さいし、正直空中戦やられたら全く太刀打ちできないと思ってた。それが、カバーディフェンスがはまっちゃって(汗) こんなにうまくいっていいのかと思う場面もあって、第一、3線目のポジションなんか無茶苦茶な位置にいたり、決して完全なディフェンスではなかったけれど、2線目がまあまあ出来ていた時もあったんだよねえ。時には3線目のカバーもうまくいったりして、もうびっくり!


しつこく、しつっこくディフェンスを練習してきた成果だよね。頑張ったもんね。きっと保護者のみなさんも、ここまでやれるなんて思ってなかったんじゃないかなあ。


オフェンス。相手がコースを止めるディフェンスをしなかったので、そこを突破する1対1をしかけさせた。自信を持って。おまえたちが勝つ!だから行け!!


いいよね〜。今まで言えなかったもんね、このセリフ。言ってみて、キモチ良かったもん、ワシ(笑)。



最後の試合は、これまた相手がデカイ!!スピードもあるし、パワーもあるし、これはほんとにヤバイ。どこまでできるかな〜と様子を見ていたけど、デカイ上にゾーンなんで攻めあぐねて、外から無駄にポンポンシュートを打つばかり。シュート下手なんだから、そりゃ相手の思うツボでしょ。


ただ何もできずに負けてしまうのはもったいないんで、こういう時こそムービングオフェンスの練習するよ!と、ロングシュート禁止令を出し、とにかくパス&ランをやらせた。


走らない。パスしたらフリーズ。


だから、走れっつーの。「パスしたら走れ!」をたぶん100回以上叫んだんじゃねーか?だからセクスィーハスキーボイスになったんだよな〜(笑)


何度も何度もチャレンジしていくうち、ポコッとチャンスが出来てシュートに行けちゃったり。なんだよ、やればできるじゃ〜ん☆


この試合、大差でボロ負けでしたけど、不思議と充実感に浸れた。相手がバックコートでプレスしてきても、何故か安心して見ていられた。もちろん何度もカットされたし、今度はコースを止めにきたからなかなか前にも進めないんだけど、こんな場面は練習でいつも経験しているはずだから、そのうち突破できるようになったし。


トライアンフの伝統として、泳ぎが止まったら窒息してしまうサメよろしく、死んでしまいそうになりながらも(考えながら動くように指示したからアップアップ状態)、なんとか息継ぎできた。もっと繰り返しやれば、もっとできるようになる手応えあり(^^)d


みんな、しっかりお布団の中(笑)で体力回復して、また頑張ろう!!