道具について

  • 2009年10月06日(火)

「道具」についての記述がありましたので、私も以前から感じていたことをひとつ。


最近の子供たちの、手先の不器用さ、体力のなさ、です。


技術が発達して、いろんな工夫が施されたモノが増え、器用さが必要な場面が少なくなりました。


バッシュの紐を結べない4年生、箸で大豆をつまめない6年生、運動場にある平行棒を腕だけで進めない同じく6年生。昔では考えられないことです。


障害がある方やお年寄りのために、自立を促すためのいろんな道具は大賛成ですけど、便利になるのはいいけれど、人間の持ついろんな機能は退化してしまうんではないかと、心配になります。


映画【ドラえもん】のシリーズに、機械文明が進みすぎて自分の足では歩けなくなった人類が、ロボットに国を奪われそうになってしまうのを、元気なのび太やジャイアンたちが救うというストーリーのやつがありました。


この映画はある意味警鐘を鳴らしているのではないかと、私は思っています。



しかし!!


そこにはレトルト食品等、文明の産物を最大限に利用し、最大限の手抜きをするもう一人のワタシがいるのでありました……チャンチャン♪