練習を重ねていくと、稀に「スタンディングオベーション」的な保護者からの拍手が体育館に響きます。
本当に「感動」します。
大会や試合でなく、日ごろの練習の積み重ねの中、このような「スタンディングオベーション」的な拍手が生まれ、「感動」の瞬間を味わえることは、バスケットを指導しててよかった…と思える瞬間です。
ここ数年、こういう感触はありませんでしたが、子供たちの頑張りと保護者の応援が最高潮に達しました。
震災があり、練習場所がなくなり、どんなに遠くても練習に参加し練習を積み重ねたこともあったと思います。
技術がどうのこうのでなく、子供が精神的に壁を突き破った瞬間です。
当日、保護者は4名でしたが、その4名が子供たちに精一杯の拍手をおくりました。
スタンディングオベーション (Stainding ovation) の本当の意味は、観劇やコンサートなどでの観衆総立ちの拍手喝采のことです。素晴らしい演奏や演技、プレーを見せたプレイヤーに送られる、観客からの最大限の賛辞です。
…ですが、私はこの状態を「スタンディングオベーション」と同じ価値があると思っています。
今回の合宿は、とてもいい練習ができてよかったです。