夏休み最後の練習日でした。
夏休みは、まずは体力と気力のことを考えた練習プログラムでした。
このことがベースになければ、いくら教えても意味がありません。
そして、毎回、リタイヤが出るような練習の夏休みが終わり、9月からは、パスを基本テーマに練習メニューを組み立てます。
しかし、毎回している、フットワーク、ボールハンドリング、2ボールドリブルワークははずしません。
はずさないなかに練習メニューが増えていくのですから、練習と練習の間をテキパキしないと全ての練習メニューは消化されません。
こいうことの繰り返しで、時間に密度がでてきます。
9月から、どれだけテキパキと練習に取り組めるのかが楽しみです。(笑)
「最高の我侭、最高の試練」を先日書きましたが、このコラムのあと、ある方から話がありました。
その方は、音楽関係なので、この内容がすごくわかるということでした。
自分の夢をおいかけるために、どれだけの時間とお金を費やし、また親からの反対もあったり、家出したり…。
音楽の世界は、ある意味必死です。
また、お笑いの世界やお芝居の世界、また絵の世界も同じようなこともあったりします。
本人が才能を過信しているのか、関係者が、本人の才能を見抜けないのか…。
なんにせよ、莫大なお金や時間を使っても、プロになれていない人も多くいます。
しかし、自分の夢を追いかけることは、人生の大きな我侭だと思います。
そして、その我侭を達成するために乗り越えていくことは、すべてが試練です。
我侭度が大きければ大きいほど、試練も大きくなります。
この試練が人を磨きます。
そして試練を乗り越えて、達成した人がプロになります。
そういえば、昔、宝塚にはいるために養成教室の番組もありましたが、熾烈でした。
以上の内容に比べ、身近なスポーツの世界は、意外と保護者の支えは簡単に手に入っているように思えます。
このことは、とても感謝すべきです。
バスケットで4番といえば、キャプテン番号です。
このキャプテン番号の4番をもらった者で、そこの部活を辞めて、ベアーズに入りたいと言った者がいままで数名います。
そのうちの一人の子の話をします。
小学生の内から、バスケットで全国レベルでしたいと思っていた子です。
中学校にあがり、まずは中学バスケットに夢をもって部活で頑張っていました。
1年生大会では4番をもらい、春のゼロックスカップの選抜には、1年生ながら選ばれました。
2年に上がったときの中体連を期に部活を辞めました。
辞めた理由は、長くなるので割愛しますが、要は、ベアーズでバスケットを集中して頑張ったほうが、将来のためにいいと判断したからです。
周りからは、いろんなことを言われたようです。
私も言われました。(苦笑)
将来、キャプテンになれるであろうということや、2年になってからの選抜も、もしかしたらキャプテンで東京にいけたかもしれないであろうという立場にあったものを捨てて、ベアーズにきました。
最終的な成績は、高校では、1年生大会で、2回戦負け→三年生のときのウインターカップで優勝して全国大会→大学2年のとき西日本学生選手権大会で3P王→3年のときはこの大会が中止となり、4年のときはキャプテンで出場しインカレ全国ベスト16、また東海地区代表で全国優勝しました。
自分を磨くためには、ベアーズがいいと判断したことが、後に彼なりの最高のレベルでバスケットをすることができたようです。
あのときに、試合がしたいための部活にしがみついていたり、4番に執着があったり、ゼロックスカップに未練があったりしたら、このような成績は残せなかったでしょう。
*あくまで、彼の場合です。キャプテン番号をもらって伸びる子やら、チャンスをもらって伸びる子もいるので、保護者と本人が考えて答えを出したほうがいいと思います。でも、目先のことしか考えていない親は、このことを決して理解できないでしょう。決して4番を捨てる勇気はないでしょう。
全国大会で優勝したときのユニホームをもらいました。
今年も夏に熊本の帰ってきましたが、後輩たちに、ファンダメンタルの大切さを話してました。
今度の土日が、キッズの大会です。
あまり、大会での勝った負けたは意識しないので、なんとなく大会があることさえ忘れてることもあります。
…で、なんで思い出すかというと、次の土日の練習はどこで、どんなカテゴリーだったかいな?と日程表をみて思い出すことが多いのです。(苦笑)
練習量と、メンバーをみれば、およそのレベルはわかります。
たとえ勝ったとしても、相手が弱かっただけです。負けたにせよ、相手が強かったからです。
弱かったのは、トライアンフより練習量が少ないか、経験者の問題か、また、強かったのは、練習量が多いか、能力の高い子がいたからか…なんにせよ、それなりの理由があります。
試合ですから、その日のコンディションや、審判の相性などもあります。
だから、勝った負けたはこの時期どうでもいいのです。
しかし、トライアンフでのこだわりは、練習で習ったことができたかどうかが一番です。
また、そのほかには、次の練習の課題さがしです。
元気に最後まで声を出して走り回る、トライアンフらしい試合を期待しています。(笑)
昨日は、ベアーズとおやじ〜ずとヒートベアーズでのお楽しみバスケット会でした。
先週が、4人だけだったので、昨日は打って変わって大人数で楽しくゲームができました。
新人もいたり、超お久しぶりもいたりで、にぎやかな感じでした。
しかし、先週来ていた方が今日はお休み…???
「来週も来ますよ。」って言っていましたが、どうしたんだろうと思っていましたら、今朝、彼から携帯があって「女の子が生まれて、お祝いとかで来れませんでした。今度から、また来ます。」とうれしそうに連絡がありました。(笑)
どんなに時代が移り変わっても、人が誕生し、歴史を作っていくことは、「喜び」でしょう。
そのうちに、子どもを連れてきてくださいね。(笑)
今日は、朝から夕方までコートが二面借りれたので、目一杯使いました。
ステージ側のコートは、朝から昼まで、キッズの練習試合。そして、昼から夕方まで、トライアンフスクールで、キッズからミニまで参加しました。
午前中の練習試合も、キッズの練習試合は、ミニのメンバーがオフィシャルなどを手伝いいて、練習試合の合間に、相手チームのミニのメンバーとミニゲームを楽しみました。
入り口側のコートは、ベアーズと中学校チームとの合同練習会です。
朝から夕方まで、みっちりとしました。
ベアーズは、今期初めての7号ボールでの練習となりました。
中学男子が、7号ボールとなりましたので、それに伴っての7号ボール使用となりますが、ひ弱なベアーズでは、手元でのボールコントロールはそこそこできますが、遠くへボールを飛ばすことができません。
今後の練習の主な課題となっていくでしょう。
さて、練習内容は、ほとんどが走る練習です。
長く走ることもあるし、短く走ることもあります。
基本的には、ボールをからめてするので、ボールがこなければ走りたくても走れないし、ボールが先に行ってしまえば、走りたくなくても走らなければなりません。
7号ボールのせいかどうかはどうでもいいのですが、ボールをファンブルすることが多く、数人からめてのパス&ランなどになると、思ったようには進みません。
少しでも戸惑うと、次のグループが追いかけてきます。
あせりながらの練習は、とてもいい練習となっていると思います。
わざわざ、遠いところまできていただいたチームの方たちには感謝します。
お互いがいい刺激となって、次にあったときには、さらに成長した姿がみれることを期待しています。
先日、FAX複合機が壊れてから、FAXとプリンターが使えません。
そんなとき、長女から携帯がありました。
私は、今日中にFAXしなくてはいけない仕事があり、あたふたしていたので、長女の携帯の内容はそこそこに切ろうとしてました。
とりあえず、こちらの状況を説明して…。
すると、「FAXは、私の部屋に紙袋にはいってあるよ。」と言うではないですか。
早速、部屋を物色してさがしたら、FAXがゴミのように放置されてました。(笑)
なにやら、長女が大学を卒業したときに、同期の子達が地元に帰ったり、就職で熊本から離れたりで、いろんな物をもらったとのことでした。
そうこうしてるうちに。今日は、プリンターの件で長女と話をしたら、プリンターも物置になっていました。
早速、パソコンにつないで、ドライバーをダウンロードして使っています。
本当に、ありがたい話です。
しかし、そのために、今は深夜の1時くらいです。
プリントアウトをしながら、このコラムを書いてます。
プリントの具合をもう少し確認したら、プリンターだけ働かせて、寝ようと思っています。(笑)
今日、私に、親子で決断した内容のメールがきました。
決断したら、「やるしかありません。」
この「やるしかない」は、人生です。
大会情報が、イマケンさんの書き込みであります。
この内容をみると、いろんなことを思い出したり、思い浮かべたり、そして自分が教えているバスケットのことや将来など、いろいろと考えるものがありました。
結論は、結局、もともとベアーズが目指していることに結びついてきますが、経験者たち(OBや保護者たち)はどう感じるのでしょうか?
結果は、記録されていきます。
でも、結果や記録だけでははかりしれないものも存在することは確かです。
こういうアイスがあることは知っていましたが、あまり好んで食べることはありませんでした。
どちらかというと、普通のアイスクリームが好きです。
シンプルな…。
で、最近のファンは、まんじゅうです。(笑)
さて、今日は、朝から夕方までみっちりの練習時間でした。
リタイアが一人でました。(苦笑)
それでも、後からは、「させてください」と言いに来ました。
しかし、今日は、もうやめといて、明日からの練習に体調を調整するようにいいました。
…ということで、この子がリタイヤしたあと、思いつきで、滅多に無いのですが、なんか冷たいものでも食べようと思い、ガリガリ君を思い出しました。
これは、先日のジュニアの九州大会のときに、審判でお世話になった方が、暑いからということで、審判の方たちやスタッフに差し入れで買ってきてくれたものです。
このガリガリ君は、体の中から冷やす効果もあって、とても役に立ったものでした。
そのときのことを思い出し、おやつ時間的なこともあって私からの差し入れって感じで、その場にいた子どもたちと保護者たちに配りました。
やっぱ、体の中から冷やすことも大切ですね。(笑)
自分の人生を決めて生きていくことは、最高の我侭であり、それと同時に最高の試練となります。
多くの成功者がほとんど同じことを言っています。
「夢をあきらめない」
しかも、その夢は小さいときから抱いてます。
とてもすばらしいことです。
そして、その夢たどり着く者は、ほんの一握りです。
夢がかなわなかったら、単なる我侭ということにもなりかねません。
だからこそ、その夢に対して成し遂げるための試練があるのです。
この我侭と試練の二つが人を育てていくのでしょう。
しかし、お金とコネを最大限に使って、試練を乗り越えようとすると、意外と思ったようにはなりにくいこともあります。
お金が無駄になり、コネが仇になることも常に裏表の関係であること頭の片隅に入れながら頑張りましょう。
最高の我侭を達成するために…。
先日、RKKで放送された、ベアーズの分と、10年後のわたしへのDVDをダビングしています。
ところが、普通にはダビングが出来なくて、いろいろと工夫していますが、最近のデジタルはよくわかりません。
最終手段でDVDをダビングして今何枚も作成しています。
画像も音質も悪いのですが、無いよりはましって感じでつくっています。
さしよりは、出演した子達の分と家族の分の枚数をダビングしてますが、ほかに欲しい方がおられたら今日、明日のうちにでも連絡ください。
何年も、指導をしていると、こういう言葉を聞くこともあります。
「ベアーズの練習をみて、衝撃を受けました。」
「もう一度小学生のもどって、トライアンフ→ベアーズのラインでバスケットを習いたい。」
…です。
そう思っている保護者が、子どもをあずけます。
そう思わない保護者やこどもは、自然と辞めていきます。
淘汰していきます。(笑)
でも、モロに私に言ってきたのは久しぶりです。
いろんな指導方法がありますが、一貫性をもって指導してる人は少ないかもしれません。
目先の子とばかり気にして、将来像の無いまま育てても意味はありません。
確かに、そうやって大きく伸びる子もいるでしょうが、単にその子の能力がよかっただけのこともあります。
みんなが一緒に、一生懸命に頑張る場は少ないようですね。
今日のおやじ〜ずは、4人でした。
私と、20代のお兄ちゃんおねえちゃん、そして小3の男の子。
一通り、各自アップして、2on2をしました。
6点を先にとったほうが勝ちです。
各回、メンバーはジャンケンで決めます。
何度も同じ顔合わせになったりもしますが、およそ、3回ほどしたら休憩します。
そして、ラストです。
私とお兄ちゃんとがペアで、お姉ちゃんと小3がペアです。
最後は、勝って気持ちよく帰ろうと思って挑みました。
すると結果は、小3男の子の3が二回決まってあっさり6対0で負けてしまいました。
久々に、悔しい思いを抱いたまま寝ました。(苦笑)
昨日、北部体育館で練習でした。
すると、前後で、別のバスケットスクールと出会います。
隣のコートで練習していたり、今まで、私たちが練習した後に入れ替わったりです。
他のスクールの指導者も顔馴染みなので、お互い挨拶します。
いろんなスタイルのスクールがあって、そこに子どもたちが集って、楽しそうにバスケットをしている姿をみると、とてもうれしくなります。
とてもいい環境ができつつあると思います。
熊本の新リーグのチームも来年から動き始めます。
熊本の…、いや日本や世界の憧れのチームとなって頑張ってもらいたいと思います。
昨日の雷は、けっこう広範囲で影響があったようです。
今日の練習時に、Rコーチから、昨日の雷で二名の死亡者がでたとききました。
やはり、自然に対しては、危険を感じたら避難すべきでしょう。
しかし、確立のことから言えば、かなりの低さなので、どうしても後手となるようです。
今回、ご不幸にあわれた関係者は、おそらく先祖代々この不幸が言い伝わることでしょう。
しかし、情報としては、報道されてるわけで、今回、関係の無かった方たちも同じ条件で情報は入ってきます。
ただ、関係者か関係者でないのかの差です。
災害には、避けられるものと避けようがないものがあります。
今年になってからの自然災害は、本当に悲しいものです。
今後は、教訓として告がれていくことが大切です。
今、なかなか日本語が伝わらない世の中は、受け継がれることは難しくも思えますが、人の知恵で、不幸な災害からは逃れたいものです。
今年ご不幸なことがあった方々のご冥福をお祈りするとともに、少しでもはやい復興をお祈りします。
今日は、熊本市内の北部のほうでの練習でした。
しかも二部練で、午前は、北部体育館、午後から植木体育館です。
両方とも練習する人は、移動です。
移動中に、数人、ジョイフルで食事をしました。
子どもが6,7人ほどいたかな…。
大人は、5人でした。
子どもたちは、楽しそうに食事をし、ドリンクバーをむちゃくちゃ飲んでいました。
後からの練習では、地獄をみるんじゃ〜とか思いつつも、勝手に飲ませてました。
やっぱ、自分で苦しい目に合わないと、わからないからですね。
さて、植木の体育館での練習は、体育館の横がグランドで、野球をしてました。
すると、夕方、「ゴロゴロ」と空から音がしはじめたのです。
私は、「こりゃ〜、雷が落ちたら大変だから、非難したほうがいいバイ。」とまわりの人にいいました。
様子をみて、私は注意しに行こうとも思いました。
余計なお世話かもしれませんが、もしものときは大変なことになりますからね。
だんだん雨雲も近づいてきましたが、野球の練習はやめそうにありません。
そろそろ言いに行こうかと思ったところ、管理の方が、非難するように大声で叫んでました。
やっぱ、そうだよね…と思いました。
逆に、なんで注意されるまで、練習してたのかわかりません。
危険を感じたら、何よりも先に、人命を守るべきです。
ベアーズの引退組にスタッフからのプレゼントです。
刺繍のデザインは、今回のクラブ選手権大会の記念Tシャツデザインのものです。
私の取引関係の方とコラボして今回の商品が完成しました。
今後も、刺繍にてのオリジナル商品を提案したいと思います。
一般の方にも販売しますので、興味のある方は、お問い合わせよりご連絡ください。
*ちなみに、画像の分は、綿100%素材で、2000円です。
Tシャツの素材、色と刺繍の色は、自由に変えられます。
素材によって、値段が変わります。
私の学生の頃、水を飲むのは駄目でした。
そのことで、今でも水を飲むのに罪悪感があります。(笑)
しかし、昨今、水分補給は、しなくてはいけないこととなっています。
あの頃いけなかったことが、今ではいいこととなったり、あの頃のいいことが、今は悪くなったりで、時代は変化しています。
さて、水分補給なのですが…。
昨日の練習で、ばてて練習できなくなった子が大半いました。
最後まで、通して練習できたのが三名です。(小三含む)
ちなみに、中学生対象の練習内容でした。
たった二時間(正味1時間半)くらいの練習で、ばてるのですから、その前の体調管理がどうだったか?と思います。
また、練習中の水分補給も大事ですが、練習前の水分補給はもっと大事です。
Iコーチも言ってましたが、最低、500mlは飲んどきましょう。
練習中に出す汗は、練習前に飲んだ分でしょうからね。
とにかく、体調が悪い場合は、スタッフに言いに来てください。
Supertramp Breakfast in America without composer, singer Roger Hodgson
学生時代、よく聴いた曲の一つです。
レコードはもっているんですが、iPhoneに入れる術をしりません…。(苦笑)
どなたか、私の持っているレコードを全て、iPhoneに移して下さい。
少し人よりバスケットを始めれば、後から始めた人より有利です。
特に小学4年生という部活との境目にキッズからしていると、差は歴然となります。
有利な状態からスタートした場合に、ウサギとカメのウサギとなるのか、またキッズの経験のない人がカメとなってウサギを抜くのか…。
一般的な保護者は、ウサギで入部してウサギのまま(カメに一度も追い越されないまま)卒業してもらいことを望むことがおおいでしょう。
少しわかった保護者は、とにきはカメに追いつかれたり、追い抜かされたし、危機感を覚えながら成長することを望む場合もあるでしょう。
では、カメの方はどうでしょうか?
…ということで、一番力がついて将来においても頑張ることが出来る状態は、どの場合がいいでしょうか?
一番、潰れていく場合はどの状態でしょうか?
要は、その子の力を見極め、将来の目標を目指すことが大切です。
もちろん、途中で修正を加えながら、その子にとっての最高のパフォーマンスが発揮できるように指導していきます。
団体競技は、自分の思ったようにはなかなかいきません。
その環境のなかで、仲間のことも考え思いやりながら、自己成長を目指しましょう。
ベアーズでは、題名のビデオ観戦会を明後日します。
とてもいい試合だったです。
王者に立ち向かう…というような試合でした。
簡単には、勝たせない…という頑張りがみえました。
試合後、お互いがお互いの健闘を讃えあう様子もとてもよかったです。
当日は、RKKで放送された、ベアーズの紹介と、10年後の私のまとめも上映します。(笑)
興味のある方は、お問い合わせからご連絡ください。
昨日、見学に来られていた保護者が、トライアンフやベアーズの練習をみて感激してました。
これが、バスケットの練習ということを言っていました。
最終目標を考えてみれば、こうなっていくことを私は、彼に話しました。
彼も、その通りと思っていました。
バスケットは、団体競技です。
「団体」=「チーム」です。
しかし、団体は、その前に「個人」の集まりです。
「個人」が集まって「団体(チーム)」となります。
どんなに最終形を求めても、「個人」の力がなければ、最終形におぼれて自滅します。
最終形を求めた上で、それに見合う「個人」のスキルを磨くべきです。
最終形だけにとらわれてもいけないのです。
「個人」のスキルを上げていけば、今のステップでは力を発揮することは出来ないことのほうが多いのでが、次のステップで花開くこともあります。
ベアーズで頑張った子達は、そういう子たちが多いのは、その考え方が指導者、保護者、子どもがしっかりしているからです。
だから、確実に2段階くらいアップすることになります。
そして、バスケットの最高のスキルは、「体力」です。
この「体力」はミニやジュニア時代につくるべきです。
「体力」があれば、いろんな試練に耐えることができます。
この「体力」を軸にして、いろんな「技術」を身につけるべきです。
昨日も、彼が言ってましたが、「ベアーズの子達は、こんなきつい練習を笑顔で楽しそうにしてますね。」と。
しかし、それは、昨日今日とすぐにできたわけではありません。
今まで培ったことが、今、そうみえるだけです。
今日は、朝からキッズの練習試合でした。
そのときに、今、実業団でバスケットをしているOBと、国体にノミネートされたOBが体育館にきました。
二人とも、貫禄がついてきました。(笑)
本当に、バスケットが好きなお兄ちゃんたちです。
実業団の方は、子連れで、私からしたら孫の世代となります。
将来有望な子どもでした。
きっと家にはバスケットボールしかおもちゃがないのでしょう。(笑)
一般的にですが…。
好きなことは頑張れるが、嫌いなことは頑張れない。
得意なことは自信をもって挑めますが、苦手なことは逃げる。
かっこよくできることは積極的にするが、無様なことはしない。
こんなことは、よくあるし、あって当たり前でしょう。
でも、ずっとそれでいいですか?
もっと言えば、得意なことでかっこよくできてるときは、自身をもって積極的にできていたことが、自分がかなわないと判断したときから、やる気がなくなったり、逃げてばかりなことでいいのですか?
一回戦負けでも、いつも積極的に挑むような気持ちをもつことができれば、どの試合もいい試合となります。
意外と、上手な子(テクニック志向)な子ほど、気持ちが弱いままに育っています。
しかし、気づかないので。
それでも、ある程度いい成績を残しちゃうからです。
そして、最後の土壇場で、折れてしまうのです。
じゃ、どうすればいいのですか?
そのことをベアーズやトライアンフでは教えていきたいと思っています。
最近、少し涼しいですか?
今日の練習で、子どもたちが体力がついてきたのがみえてきました。
走る姿が、少し変わってきたのです。
一日に何試合もしないといけないこともあります。
走りで負けるのが、バスケットでは一番見苦しいと思っています。
まずは、そのための練習が必要です。
テクニックは、体力があるうちはいいのですが、体力を使い果たしたときには惨めです。
次は、キッズの大会です。
最後まで走りきれれば合格です。
今日は、夕方、大学生と合宿している高校生のチームに顔を出しました。
体育館内には、高校生チームが2チームがいて、大学生に胸を借りてる感じでした。
大学生チームも合わせて、ベアーズ関係者は4名。
私がみたときには、練習ゲームでした。
私は、高校生に言いたいことがあったので、帰る間際に話をさせてもらいました。
話が伝わったかどうかは、わかりませんが、次の試合で答えがみえればありがたいです。
インターネットの普及で、バスケットボール関係の映像が、あらゆる角度でみることが出来ます。
その中に、練習風景なども多くあります。
私はいつも思うのですが、その練習風景は、練習メニューの紹介が主で、その中の苦しさや厳しさまではなかなか伝わってきません。
だれが撮影しても、おそらくそうなるでしょう。
練習風景の映像ですから。
それは、それでいいのですが、先日放送されたベアーズの映像ですが、多くの方からコメントをいただきました。
その大半が、子どもたちの「汗」の印象でした。
汗がダラダラ流れていることです。
私は、それを当たり前として何も思っていなかったのですが、多くの人が、汗がダラダラ流れることを最近みたことがないようです。
先日も、ベアーズの練習を見学に来たある指導者の方が言った言葉があります。
「佐野さんが教えてる子達は、息を切らして走っていますね。」
このことも練習をしているのですから「当たり前」のことでしょうが、最近息を切らすことをみたことがないと言われていました。
スポーツは、まずは体力でしょう。
裏を返せば、ほとんどの指導は、技術指導であって、基本的な体力的なことはないのかもしれません。
…でも、体力的なトレーニングは、辛く苦しく面白くないものです。
ほとんどの子どもたちが嫌う練習の一つでしょう。
だからこそ、この部分を毎日トレーニングすれば、相当な力の差となっていくことは間違いありません。
せっかくの夏なので、もっともっと汗をダラダラ流れるくらいの練習をしましょう。
*熱中症には気をつけながら…。
夕方、ベアーズOBの保護者から携帯がありました。
息子さんが、高2で国体選手に選ばれたということでした。
長年、ベアーズに子どもを預け続けた保護者として、お礼の内容と近況報告と現在の高校バスケットの現状(保護者目線)などを話してくれました。
内容は、いろいろでしたが、ポイントは、「子どもが育つのは保護者の問題」が大半ではないかということを最終的に話しました。
最後に、息子さんにおめでとうと伝えてくださいで、切りました。
熊本はかつて、相当なレベルだったことがあります。
特に男子の方は、ある程度から先伸びせず、どちらかというと後退している感じもあります。
さて、どういう指導が今後子どもたちを伸ばすのでしょうか?
私は、私の指導方針を信じ、貫いていきます。
おそらく変化していくのは、保護者の気質でしょう。
そして、その保護者の気質の変化にともない、子どもも右へ倣いとなっていくでしょう。
それでも、今まで、ベアーズで育った子達と同じように、指導し続けたいと思います。
何かを始めるときに、一緒に数人が始めたら、スタートラインが一緒のような感じがします。
果たして、どうでしょうか?
ある者は、毎日ランニングをしていた子。
ある者は、食っちゃ寝ばかりしていた子。
どちらが有利でしょうか?
また、食っちゃ寝ばかりしていた子が、これでは駄目だと気づき、他の人に追いつくためには、通常の練習とは別に自主練習をしようと決め、それから毎日はじめたとしたら…。
自分をみつめ、他人を認め、自分を評価し、自分に挑戦する。
なにかをきっかけに頑張ることは、とてもいいことだと思います。
スタートラインが、単に同じことはじめる時点が同じだけで、それまでの生活がどうだったのかで変わることもあるし、そのスタートラインをきっかけで、変ることもあります。
なんにせよ、頑張ることをはじめることは、いいことです。
夏休みもその頑張るきっかけ作りとなり、さらには、頑張った夏休みとなることを期待します。
時の流れとして、やがて夏休みが終わり、二学期というスタートラインがはじまります。
そのスタートラインでは、夏休みに頑張った自分で立ってください。
4日、4年生大会に参加しました。
裏話を少しだけ…。
この大会の参加の募集があり、トライアンフが誘われました。
実は、この話を私が聞き、トライアンフの代表であるRさんに連絡しました。
そのときに、コーチングリーダーである私は、大会参加をしたくないと話しました。
なぜなら、練習をしていないからです。
大会は、点数の勝ち負けはいいのですが、自己勝利を目指したかったからです。
なんのことかといえば、まず大会参加にあたり、目標をたてます。
その目標にむかって練習をします。
その目標が達成すれば、自己勝利だし、出来なければ負けです。
この考え方によって、次への気持ちが高まり、練習に頑張ることができるようにできれば、試合に点数で勝っても負けても、自己成長ができるからです。
私は、いままでそうやって、子どもたちを育ててきましたし、子どもたちも育ってくれました。
しかし、今回は、時間の関係で目標をたてて練習することができないから、大会参加をしたくないといいました。
トライアンフ代表のRさんは、その逆を勧めてきました。
つまり、大会参加をすることによって、練習の大切さを教える場としたらどうかということです。
私はトライアンフでは雇われコーチなので(笑)、Rさんには意見は言いますが、最終決定には従います。
…ということで、参加することにし、それでもできる限りのテーマをあたえました。
走ること、声を出すこと、ディフェンスを頑張ること。ボールをもったら逃げないこと…です。
結果、自己勝利ができました。
思ったよりよかったのです。
特に、逃げないのところは、何度失敗しても立ち向かう姿勢が、全員にみえました。(笑)
でも、最初っからできたわけではありません。
1ピリオド毎に、徐々によくなりました。
「逃げたらださんけんね!」の言葉は、子どもたちを頑張れさせたようです。
今後の練習が、楽しみになりました。(笑)
昨日と今日で、体験見学者が、男の子ばかり数名きました。
できるだけ、甘いことを言わず、どれだけベアーズがきつく辛い練習をしてるのかを説明し、体験してもらいます。
今までの全ての子がそうですが、ベアーズの練習はキツイと言います。
また、見学していた保護者も、「明日は足がこわるバイ。」と言います。
当たり前です、練習ですから…。
少しきつくて楽しい練習が、一番、スクールとしてのうけはいいんでしょうが、そんなのは、レクレーションに毛がはえたようなようなものです。
理論に従って、基本を積み重ねた練習でキツイものが、真の練習です。
しかし、ベアーズの子達は、体力がずいぶんつきました。
まだまだ、私からしたら不十分ですが、こうやって体験にくるこたちと比べたら、最後まで走りきれてます。
また、体験の子達に練習の説明をするので、ベアーズの子達は、説明の間は休めることになります。…ので、ベアーズの子達は、この二日間の練習は、「楽」だったかもしれません。(笑)
さて、何人の子が、ベアーズに入って挑戦するでしょうか。
私が最初にバスケットボール塾を始めたときに、塾生の人数は、16名と思っていました。(前後があるので最大20名)
これが、私が指導する人数のマックスで、それ以上になると細かな指導が行き届かないと思っていたからです。
なぜ思えるのかは、指導の方針があり、子どもたちご練習の項目の内容をキチンと覚えることができる期間だとかのプログラムがあるからです。(もちろん、能力の高い子ばかり集まれば、多少前後が、一般的にです)
なので、あちこちのスクールで人数を制限なしにスクール生を受け入れてることは、どれだけ細かに指導されるのかが興味があります。
この興味は、私が指導者としてそれだけの人数を受け入れられない指導法より、とてもいい指導方法があり、私の勉強不足かということで、勉強してみたいための興味です。
また、細かな指導ということも、意味合いはそれぞれのスクールの考え方で解釈が違うでしょうから、その解釈を理解するためにも、興味があります。
さて、ベアーズでの細かな指導の中で、「忍耐力」「体力」を養うための指導があります。
細か…というと逆に語弊があるかもしれませんが…。
「とにかく、やらせる」ことです。
「とにかく、やらせる」わけですから、指導もなにもないかもしれませんが、やらせてるうちに、いろいろな違和感を見つけ、指導します。
その指導の基準は、そのこたちのマックスの状態でも勝てない相手を相手にしたときの状態です。
このことを乗り越えるための練習ほど辛くきついことはありません。
なぜなら、今の状態から、少し上のレベルを想定し練習し、それが出来るようになったら、その出来るようになった自分より上のレベルと戦うことになるからです。
しかも、相手は、現実には目の前にいないのですから。
でも、このことが出来るようになると、練習相手は無限大に広がります。
極端に言えば、NBA選手が目の前にいることを想定してもいいのですからね。
そして、このことを繰り返すうちに、そうとうな「忍耐力」「体力」がついてきます。
ベアーズを卒業した子達は、もともとの自分の姿よりは確実に二まわりは大きくなってくれます。
例えば、通知表が最初に1なら、3,4に。最初に3ならば5に。
本当に、こういう例もあります。
体育の通知表が、平均2だった子が、4になったことがあります。
勉強が200人中後ろからベスト5の子が100番内になったりしたことがあります。
人数制限でベアーズの中で頑張ることを感じてもらえたら、幸いです。
昨日の夜、ベアーズOB保護者が、息子がでた試合の戦評をもってこられました。
九州学院対北陸です。
メンバーをみると、私がベアーズに誘った子が九州学院にも北陸にも数人います。
みんなそれぞれの立場で頑張っているようです。
私の勝手な思い込みですが、あのときベアーズにくれば、もっと上のステージのポジションにいたと思っています。
その証が、ベアーズのOBです。
当時のバスケットのレベルでは、一番低かったはずですが、二年生ながら、チームでの信頼は相当なもののようです。
確かに、公式戦での経験は、部活とは雲泥の差ですが、高校でバスケットをする気持ちのスキルはできていると思います。
バスケットを頑張ることが、人生を頑張ることに結びつければ幸いです。