立場上、子ども(我が子、我が子でないにかかわらず)を指導している保護者の方たちが、そこそこいます。
バスケットを指導していたり、野球であったり、また、家庭内においてもバーベキューであったり…。
子どもに、なにかを教えるという立場の人です。
そういう人は、意外と「勉強」のことに対しては指導できないことが多いのではないのでしょうか?
逆に言えば、子どもが多少でも「楽しい」と感じることのできるものにたいしては、結構いい指導をされてますが、こと「勉強」という一般的に楽しくないことに対しての指導はどうでしょうか?
私は、楽しいことだけを指導する指導者でなく、人生で、苦しくても頑張らないといけないことまで含めて指導している指導者を尊敬します。
一番多く聞く言い訳は、「勉強は本人次第だから…」です。
その本人が、ちゃんとしてれば言わなくてもいいでしょうが…。
指導している内容と同じくらいは、最低、勉強やそのほかについても指導してこそ指導者ではないでしょうか?
私もなかなか完璧にはできてませんが、常に目指していきたいと思います。
大会が終わり、中学三年生は、次の目標(高校受験)に向かいます。
昨日の夜、Sを呼び出し、説教を…。
内容は、ベアーズでの中学バスケットに対して、いろんなことがあったけど、過ぎてしまえば短かったということを確認し、夏休みの勉強期間もあっというまに過ぎてしまうことを認識してもらいました。
私の好きなミュージシャンに故柳ジョージさんがいますが、その曲の詞に「気取っても酔いどれても、時は過ぎていく…」という言葉があります。
この夏休みをどのように過ごすかで、人生の大半が決まっていくくらいの覚悟の中で、時間を使ってください。
一夜明けて、たまった仕事をこなしつつ、今日の夕方のテレビの件で、あちこちからメールや携帯があり、てんやわんやの一日でした。
バスケット仲間や先輩や後輩、そして子どもたち、保護者たち、OB関係、バスケットを通じた人の輪をすごく感じた大会でした。
特に、今大会の成功には、審判の手伝いにだけに来ていただいた、多くの公認の方。
遠くは、福岡や久留米、鹿児島、県内であっても遠方より集まってくださった審判員の方たちにはとても感謝します。
また、OBやOGたちの手伝いは、後輩たちへの思いがとても感じられます。
私の言い方がきつかったのか、試験中にもかかわらず、無理やり協力させられた者もいるようですが…。(苦笑)
特別多くの審判代のお支払いはできないものの、完全ボランティアの気持ちで参加していただきました。
あらためて、御礼申し上げます。
ありがとうございました。
今(21:30)、RKKに試合結果の報告をFAXして、とりあえず終わりました。
あとは、大会費用の収支を確認することと、明日のテレビ放送の予約をするだけです。
FAXの内容は、夕方送ったのですが、間違いがみつかり訂正して再FAXです。
夕方から今まで、ベアーズのラストゲームの打ち上げでした。
さて、大会ですが、多くの方たちの協力があり、有意義な時間がすごせたことを感謝します。
特に、審判に関しては、県外から2名に日本公認審判が来ていただいたり、また、県外から大会のためだけに来ていただき協力をしてもらったり、県内からも日本公認、県公認の方たちにも来ていただいたりで、体育館内はいい笛が鳴り響いていました。
いい笛が鳴ると試合が引き締まります。
会場の設営や撤去なども、チームの参加者のマナーがとても指導されていて、速やかにできました。
大会ですから、もちろん勝敗があり、その結果、強いチーム、弱いチームと分かれますが、いいチームの集まりとしては最高の大会ではなかったでしょうか。
こんな環境の中、ベアーズはラストゲームを終えることが出来、とてもよかったと思います。
クラブチームが故の苦労は、とても多くありますが、その苦労が故の喜びも多くありました。
その苦労は、ベアーズ生活をしたものしかわかりません。
特に引退される子どもをもった保護者は、感極まるものもあったかと思います。
そして、最後の笑顔で終われたことは最高の喜びです。
もう二度と、このチームで練習や試合をすることはありません。
いい思い出に感謝しながら終わったことは格別でした。
選手も、指導者も、保護者も、審判協力者も、スタッフ協力者も、OBも、OB保護者も、スポンサーさんたちも、通りすがりのお手伝いさんも、本当にありがとうございました。
ラストゲームと銘打って、10年くらい経つでしょうか。
最初のベアーズチームは、中体連に出れないので、当時の強豪高にお願いして、中学三年生の最後の試合ということで「ラストゲーム」をしました。
それから時が経ち、鹿児島県の中学生のクラブチームと交流することが出来、中体連に代わる大会として、ジュニアの「クラブ選手権大会」を開催し、今に至っています。
その最後の大会が、明日から始まります。
いきなり、九州大会です。
今大会は、熊本であることもあり、OBやOB保護者たちも練習のときから応援にきています。
そして、第一期ベアーズチームのOB保護者が、当時のことを語ってました。
「ラストゲームの前日の練習は、100往復ダッシュだった。」と…。
そうなんです。
いくら、最後の大会といっても、ベアーズが大切にしている「声」「走り」「頑張り」がみえないと、大きな罰がまっています。
大会に浮かれ、基本を忘れることはいけないのです。
どんな試合になろうとも、最後まで「声」「走り」「頑張り」をやり遂げることが、集大成なのです。
今日が、このチームの最後の練習です。
心して挑んでもらいたいものです。
ベアーズでは、男子は坊主となっています。
女子は、それにできるだけ則するようにと少し曖昧ですが、短くすることになります。
私は、基本的に子どもに言っているので、坊主に近いところの短髪です。
そして、試合が近づくと、それに合わせて床屋さんにいきます。
しかし、去年、長男が結婚したときと今年次女が結婚するときに、その事情を子どもたちに話し、何十年振りかに髪を伸ばしました。
伸ばしたといっても、世間では普通ですかね。
さて、今回、昨日か今日あたり、床屋さんにいこうと思っていましたが、今週の月曜と水曜に取材があり、その髪型を変えて試合のときの取材に応じていいのか少し迷いました。
あまりに雰囲気が違うのもどうかと思ったからです。
…で、迷ったので、子どもたちに聞くことにしました。
このままがいいのか、短くしたほうがいいのか…。
全員一致で、このままということになりました。
理由は、いまのままが優しく見えるから大半でした。
短くしたら相当怖くみえるのでしょうか???
そういえば、私が大人になって最初に坊主にしたのは、当時外部コーチをしていたころ、子どもたちと全員で坊主にしたのが最初でした。
いきさつは、ここでは書けませんが、同じ気持ちでバスケットをしようということの確認でした。
とりあえずは、このままで大会に挑みます。(笑)
最新の月間バスケットボールは、インターハイ特集があります。
全国大会に出場する各チームの紹介が冊子になっています。
そんな中、ベアーズ出身の子が、スタートの予測になっていました。
そのことがうれしくて、その子の親父に連絡しました。
そしたら…。
「ベアーズでしたことは高校で通用する。」→この家族の息子は三人いて、みんなベアーズでバスケットをしてました。しかも、部活はせずにです。
「全国を目指す高校なので、当然上手な子は入部するけど、佐野さんが常に言っている『理解力』を身に着けることはとても大きい。」
「うちの子は、体力的にも精神的にもベアーズでちゃんと鍛えられている。他の人は、上手だけど精神力が弱い子が多い。」
「ベアーズで他の子に対して足らないのは、試合経験だけだけど、そんなのは高校に入ってから半年で追いつく。そのためのファンダメンタルがベアーズはしっかり教えてもらえる。」
…などなど、私に息子さんたちを預けたのだから、少し私に気を使ってもらってることもあるでしょうが、「佐野さんに預けたら間違いない。」と言ってくれました。
少し怪我もしたようですが、全国で頑張ってくれることを期待しています。
がんばれ!ベアーズOB!!
*ちなみに「月間バスケットボール」は、ケイジャーズハウスで購入できます。(ただし、多少条件がありますので、ご購入希望の方はご相談ください。申し訳ありませんが、条件が整った方への販売となります。)
昨日の夜の練習の最初に、私に「報告」すべきことを話しました。
なぜか、うまく私に話せませんでした。
突然の振りだったからでしょうか?
こういう場合には、こういうことをすべき…ということを教えてきたはずです。
私も怒り出したので、さらに口ごもり、とうとう落ち込んでしまいました。
もともとそういう性格の子です。
…だからこそ、私がその子と関わっている間は、その子が少しでも出来るようになってもらいたいと思っています。
本人の嫌がることを、つっつくように指導するのは、指導する側もあまりいい気分で指導できる状態ではありません。
おそらく、ほとんどの指導者が、人が落ち込むまで指導することはしなくなってきてるような気がします。
学校の先生であり、保護者であり、ましてやお金を払ってる環境(塾、スポーツクラブ…)など、そうかもしれません。
以前(10年以上前)に、ある指導者が、「指導中に子どもを打つということは、それだけ責任をもっているということといえる。」みたいなことを私に言われました。
ある意味、そうかもしれません。
本気でなければ、手がでないことも多いでしょう。
まずは、嫌われたくない…という気持ちや、体罰としてあつかわれたら面倒…などいろんなことも考えると、それ以上のものがないとなかなか手がでないのかもしれません。
私は、基本的に「ある理由」(子どもにも保護者にも説明しています)があって手を出さないようにしていますので、そのことに対して、「佐野は本気でない。」と当時言われたような気もします。
大会の数日前ですが、ベアーズを辞めるように言いました。
その翌日の今日、申し訳なさそうにわびてきました。
このあたりは、保護者が立派だと思います。
こういうこと(指導者が子どもを怒っても、子どもを指導者の言ってることが正しいということを基準にして、つまり指導者の言動を立てて子どもと向き合うこと)が子どもをまっすぐ育てていきまうす。
しかし、まだ落ち込んでるのはわかります。
一緒に練習を始めて、最初の休憩時間のことです。
先日から少し話題にしてますが、テレビの取材があり、その子がインタビューを受けることになりました。
地の底まで落ち込んだ翌日の最初に、テレビカメラを向けられ、むちゃくちゃ顔がこわばっています。
むちゃくちゃ緊張しています。
これも人生です。
帰りは、その子の保護者の都合で、私がその子を家の近くまでつれて帰りました。
その中で、今までその子がバスケットであった、いろんなことをを話しました。
そして、そのいろんなことを一つの出来事として、それを「点」とすれば、「点」と「点」を結び「線」をつくって、さらには「線」をつなぎ合わせると「面」になることを、人生に例え、話しました。
おそらく、その子には、なにを言ってるのかは、半分も理解していないでしょう。
しかし、将来、必ず思い出してくれると信じています。
結果がよければ、そこに至までの過程が正しいと思われます。
そのことが、錯覚を生みやすいのです。
いろんなミスなどが、いい結果によってかき消されてしまうことを多く感じます。
特に小さなミスは、そのほとんどがないがしろとなる場合があります。
例えば、1点差で勝った場合と負けた場合はどう感じますか?
勝ったほうは、結果的には勝ったのだから、小さなミスを感じていても、それを克服するための努力に身が入るでしょうか?
負けたほうのチームのほうが、そのミスの悔しさのあまり、そのミスを克服することの努力を頑張るのではないでしょうか?
最終的には、指導者の持って生き方や子どもたちの考え方や保護者の後押しで決まっていくのでしょうが、調子のいい勝ち方をすれば、勘違いするほうが多いようです。
私は、幾度と試合をみましたが、子どもたちには、勝った時ほど厳しい言葉をかけます。
勝ったことによって舞い上がることは、負けて悔しい思いをして頑張ろうという気持ちに負けてしまうからです。
「負けて強くなるチームが、一番強い。」と言います。
負けたことをばねにして、強くなってくるチームが本当に強いチームだと思います。
「結果良し」は、時にはいいでしょうが、最後はあまりいい結果を残してないような気がします。
結果は、過程によって生まれます。
過程が適当で、いい結果が出れば、いい結果がでなくなったときに(つまり、行き詰ったときに)なんの対応もできません。
最近、中体連や学童などの大会があっています。
試合結果で、一喜一憂することでしょう。
その結果をもとに次の結果(目標)を見据えて、過程をつくれば、また次の結果がでます。
そうすれば、なぜ勝ったのか、なぜ負けたのかが見えてきます。
そしてその内容を克服するようにまた過程をつくっていくことです。
私は、幸いに、ここに書いてある内容を理解した保護者が、私に子どもを預けています。
ありがたいことです。
だから、保護者も子どもも頑張れるのです。
結果に対し過程を大事と思うから、次へのステップがキチンとできるのです。
親父の独り言に書いてある通り、昨日、取材にこられました。
約一時間、バスケットのことを話しました。
テレビでは、ほんの数十秒でしょう。(笑)
しかし、最初に来られ、名刺交換をしたところ、スタッフの方が目にしたのは、アコースティックギターでした。
今、店に、三台並べておいてますから、目立ちます。
次に、話をするのに、テーブルを移動したところ、テーブルの一台がマージャン台だったので、少しマージャンの話となりました。
バスケットと関係のないところから、話がスタートって感じでした。(笑)
さて、カメラ映りはどうだったでしょうか?
編集さん、頑張ってくださいね。
明日は、ベアーズの練習風景を撮影にきます。
子どもたち、保護者たち、緊張せずいつもの通り頑張りましょう!!
今日は、午後から、ベアーズOBが数名集まってくれ、いい練習試合ができました。
私が意図している動きをOB達はしてくれます。
このことが、べあーずのメンバーに最高の指導となっていきます。
ただむやみやたらに、また自分勝手なバスケットでなく、過程と結果を見据えたプレーをしてくれるのです。
本当にありがたく、頼もしいOB達です。
このありがたさを、今度の試合で表現してもらいたいものです。
後数日練習があります。
来れるときには是非きてください。(笑)
今日の練習は、9〜17時までの午前午後の二部練。
超ロングの練習時間なので、DVDをみせる時間もとりました。
もちろん、私の話も超ロング。(苦笑)
今度の大会で目指すものをピックアップしながら、その場面で集合しみせました。
実際のプレーをみせると、その後の動きには迫力があります。
しかし、時間が経つと、またもとに戻ってしまいます。
これが現実なんです。
だから、何回も何回も繰り返して覚えさせます。
この考え方が、練習です。
この練習こそが努力です。
何回も何回も繰り返すと、飽きてきます。
そして、その飽きた状態から、集中力をかもしだすことが、基礎の繰り返しの先にあることなのです。
大概の場合は、飽きたところでやめるので、その先を知らない場合が多いのです。
DVDは、何回も同じことをしてくれますので、子どもたちに覚えさせるのには有効な方法の一つでしょう。(笑)
今日は、娘の三者面談でした。
今度、受験生ですので、担任の先生も進学先の分析などの資料などを用意されていました。
本人の志望校と、先日の模試の結果を基に目標設定がされます。
実に無駄の無いやりとりです。
この高校は、私の子どもの4人の内3人通いましたが、いつも「流石」だと感じます。
あとは、子どもの「やる気」次第です。
この、子どもの「やる気」次第です…。という言葉は、私は嫌いです。
こう言えば、すべてが終わるからです。また、結果に対しての責任も明確です。「子どものやる気があった。」または「なかった。」と言えばいいからです。
しかし、私が「流石」と言った理由がここにあります。
「やる気」がでるような資料が用意されてることです。
具体的に、こうすればこうなる…、そこを受験するには、どの科目が必要…、どこを頑張れば、合格が可能なのか…、を明確に表しています。
私のバスケットの指導にも幾たびか利用させていただきましたが、今回の三者面談のおいても、私の引き出しが増えました。
あ〜、私のバスケットの指導の話はいいんですが、現時点と将来の到達点との点をどう線で結ぶのかが大切です。
夏は、将来を大きく左右する大切な時間です。
みなさん、有意義に過ごしてください。
バスケットは、技術を覚えるととても楽しいスポーツです。
特にシュートは、格別なものがあります。
しかし、試合に勝つよか、自分の自己修行的な、求道性を求めるのなら、まず体力です。
体力を作りながら、技術を身につけることが大切です。
そして、体力には「肉体的」なものと「精神的」なものがあります。
この両方の体力の上に技術がないと、上のレベルにいけばいくほど、潰されていきます。
私は、仕事柄、また、バスケットを指導している立場上、よく指導者と子どもたちの関係をみることがあります。
練習している体育館内であったり、試合会場であったり、また、会場の駐車場とか、体育館のギャラリィーとかで、親しく楽しそうに話している様子です。
私は、指導者と子どもたちは、友達ではないと思っています。
もっと言えば、親と子どもも友達ではありません。
親しかったり、楽しそうだったりはいいのですが、子どもの言葉遣いや態度に疑問があります。
指導者や親に対して、「タメ語」なんです。
こういう図式は、どんなもんかと思います。
一昔前までは、指導者に「タメ語」してたら、親が子どもを怒っていたのですが…。。。
今日の夜の練習は、ゲームを中心におこないました。
対戦相手は、大人から中学生までで、それなりのスキルをもった者ばかりです。
特に大人は、私が指導したいことを理解していて、ベアーズの子達が上手くいくように相手をしてました。
ただ、手を抜くわけでなく、きちんとしたプレーに対しては上手にやれれてくれたり、少しでも気持ちの無いプレーをしたら容赦なく叩きのめしてくれます。(笑)
適当に子どもたちとプレーを楽しむわけではなく、私(指導者)とプレーヤー(ベアーズ)との関係を見定めながら、パフォーマンスしてくれます。
…なので、本当にいい練習ゲームができました。
S君は、今日の練習の後「きつかった。」と笑いながら楽しそうに挨拶し帰っていきましたが、彼から初めて「きつかった」という言葉を聞いたような気がします。(笑)
それだけ真剣に子どもたちの相手をしてくれたのです。
また、彼だけでなく、高さでも、速さでも、技術でも、一人一人が持っているものを、中学生にお手本となるようにプレーしてくれて本当に感謝しています。
あと、10日あまりで、このチームの最後の試合があります。
精一杯のプレーをさせることができそうです。
ありがとうございました。
バタバタしています。
14、15、16日と、いろんなことがありました。
スケジュールをこなすだけで、目一杯でした。(苦笑)
さらには、大雨による各地の被害など、大変な目にあわれた地区などもあり、心痛みます。
今は、九州ジュニア選手権大会に向けて、まっしぐらです。
そんな中、プリンターの不調。。。
いそがしい、一週間、二週間となりそうです。
九州ジュニアクラブチームバスケットボール大会の記念Tシャツを販売しています。
大会運営費となりますので、ご協力お願いします。
1枚2500円となります。
購入希望者は、7月16日までに、お問い合わせより、色とサイズと枚数を連絡ください。
必ず、連絡がとれる連絡先、お名前をお忘れなくお願いします。
よろしくお願いします。
7月14日(土)のキッズ審判講習会終了後、13時すぎより、DVDによる試合の観戦会をします。
試合内容は、先のウインターカップより、「男子準決勝、沼津中央VS尽誠学園」です。
2メートルを超えるセネガル人のいる沼津中央に尽誠学園は20点近くリードされたが、ディフェンスから頑張り、ルーズボールを追い、逆転勝利をします。
14インチの小さな画面で、みにくいとは思いますが、希望者は、観戦ください。
以上、トライアンフ、ベアーズ関係者に送ったメールですが、トライアンフ、ベアーズ外でも希望があれば、お問い合わせより連絡ください。
一緒に観ましょう。
親父の独り言で、イマケンさんが書いていた内容をコピーしています。
実は以前、この試合のDVDを購入し、ベアーズで観戦しました。
その後、各個人に貸し出していたのが最近返ってきて、あらためてみました。
「勝っても負けても、最後まであきらめないバスケット」がここにあります。
大会前に、もう一度、ベアーズメンバーにはみせたいと思っています。
イマケンさんレポートより〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「『ルーズボールで負けたら尽誠学園のバスケットは何も残らない。試合で負けることがあっても、ルーズボールだけは勝ったという試合にしてほしい』香川・尽誠学園の色摩コーチが常々言っている言葉だが、それが実った男子準決勝だった。最大18点リードを奪われていた尽誠学園が、静岡・沼津中央を逆転で破り、初めて決勝戦に駒を進めた。
尽誠学園が追い上げながら、沼津中央も点数を入れ返し、点差を離していく。このまま試合終了のブザーを聞くことになるのかという空気も漂う中で、流れを大きく変えたのは岡本選手の1本のルーズボールだった。
第4P残り4分27秒のところで、岡本選手は沼津中央のPG・川口選手からボールを奪った。奪ったのはいいが、ボールは勢いよく尽誠学園のベンチに向かって飛び出していく。そのボールを岡本選手は必死に追いかけ、ベンチに向かって飛び込みながら、ボールをコートに投げ入れた。そのボールをフォローに走っていた笠井選手がキャッチして、そのままシュート。これで、3点差まで縮まると、流れが尽誠学園に傾き、その流れを最後まで渡さず、逆転勝利となった。
ボールを追いかけた岡本選手は、『仲間が必ずフォローに来てくれると思ったので、思いきり飛び込んだ』
そのボールを受け、シュートを決めた笠井選手は、『追いつくのはキツイかなと思ったが、『ここで自分がフォローにいったら得点が取れていたのに…それが原因で負けたらどうするんだ』っていうことが一瞬頭に浮かんで、岡本のために追いかけた。最後は渡邊にパスをしようとしたが、ディフェンスが下がったので『パスしたらヤバイ』と思って、シュートを打った。』
さらに、『あの場面、ボクだけが走っていたら、戻っていたディフェンスは石川君だったので、シュートをしてもブロックされていたかもしれないし、ボクも判断ミスをしていたかもしれないが、ボールを追いかけてくれた岡本と、逆サイドを走っていた渡邊のおかげで自分が決めることができたんじゃないかと思う』
ボールをカットし、そのルーズボールを追いかけた岡本選手と、そのボールを受けてシュートを決めた笠井選手。その2人以外にもう1人、逆サイドを走っていた渡邊選手がいたからこそ生まれたプレイ。
渡邊選手はそのときの気持ちをこう言う。『ボクにパスが来なくても、ボクが走ることによってディフェンスがついてくると思うので、一生懸命走って、あとは笠井さんが決めてくれたので、すごくよかった』
一生懸命走ったのにパスが来なければ、『自分の走りは無駄だったのではないのか』と思うかもしれない。しかし一見無駄なプレイの裏側にはナイスプレイが隠されている。そのことを尽誠学園の選手はよくわかっているのだろう。
色摩コーチはあのプレイについて『あれで流れが来ると思った。ボク自身、結構ドキドキしていたが、選手には『オレはまだ焦ってない。バタバタしてない』ってアピールしていた。でもあの瞬間ははしゃいでしまった。それくらいのビッグプレイだった。岡本のルーズボールだけではなく、ちゃんと笠井が走って、渡邊たちがフォローアップに走っていたので、そこでミスは出ないと思っていた』と自信を持って、言った。
日ごろの練習から、1本のルーズボールをさぼった選手はすぐに練習から外すくらい、ルーズボールは尽誠学園のバスケットに欠かせない柱なのだという。
練習の「たかが1本」のルーズボールは、試合において「されど1本」のルーズボールとなり、ひいては勝敗を大きく分ける要因になる。尽誠学園はまさにルーズボールで決勝への扉を開いたのだ。」
福岡第一、洛南、そして沼津中央という強豪を破って決勝にたどり着いた尽誠学園の力は、こういう目立たないプレーに真面目に取り組む、日ごろの練習から生まれたのではないでしょうか。
昨日は、バスケットがOFFでしたが、バスケットに関わる作業と仕事に関わるミーティングをしました。
仕事=バスケットショップなので、結局、バスケット関係ということになります。(笑)
いろんな言葉を交わし、ミーティングをしますが、前向きな内容で終わりたいと思いつつ、どうしても、理想と現実とが戦い始めます。
理想を実現するためには、現実を把握して努力しないといけませんが、理想を話すことによって、あたかもなしとげんとするような感じに陥ってしまいます。
たとえば、「医者になりたい。」という目標があり、「医者になったら、多くの病気で困っている人たちを助けたい。」とか「お金持ちになりたいから、医者になりたい。」とかいろんな理想が浮かびます。
しかし、大切なことは、その理想を強くもって、勉強することです。
勉強しないことには、理想も目標もかないません。
しかし、数人が集まり、大ぼら吹いて、それでほらで終わりたくないから頑張る…という勢いのある若者もいなくなってきましたね。
現実が、なんとなくみえているんでしょうか。
また逆に、現実をみないで、理想ばかり追う子どもを一生懸命に応援する親も増えてきている気もします。
さて、理想と現実の狭間は、どのようにして埋めていくんでしょうか?
このことを探ることが人生かもしれませんね。
昨日のミーティングは、平均するとかなり私より若い人と話しましたが、理想と現実がわかった上で、理想を追いかけたいという人たちの集まりで、楽しかったです。(笑)
最近、耳にした言葉です。
ある強豪校であったチームのOBが、そういっていたらしいです。
どんな大会でも、優勝チームはひとつしかありません。
そのひとつしかないのだから、優勝は価値があるのでしょう。
しかし、裏を返せば、そのひとつ以外は、必ずどこかで負けます。
100チームあっても、優勝はひとつ、負けたチームは99チームです。
そんな中、最後まで走り続けたチームはどのくらいあるのでしょうか?
また、優勝すれば、次のステージがあります。
たとえば、地区大会で優勝すれば、県大会。県大会で優勝すれば、九州大会。。。
レベルアップされたステージがあり、そのときに、どう戦えるのでしょうか?
どこかで優勝しても、その先で勝てない場合もあります。
そのときこそ、本来の力がだせるのでしょうか?
最後まで走ることができるのでしょうか?
一回戦で負けるチームであれ、最後まで走り続けるチームは、どこのステージでも最後まで走ろうとします。
そのことがバスケットの最初であり、最後でもあることを考えて指導したいと思っています。
表題の言葉から、感じました。
Winning is for a day, Sportsmanship is for a lifetime.
(勝利は一日だけのものだが、スポーツマンシップは一生のもの)
私が、ブログで目にした言葉です。
いい言葉ですね。
私は、このことを指導してるのかもしれません。
この言葉をみたとき、「おぉ〜っ!!」って心に響きました。
勝っても負けても、スポーツマンシップを目指しましょう。
スポーツマンシップとは、「スポーツマンとしてふさわしい態度や精神。」「フェアプレーと相手を尊重し、自己の最善をつくす。」ことです。
ずいぶん久しぶりに上通りを歩きました。
ハヤカワ付近を中心に、パルコパーキングの無印あたりとまるぶんあたりまで、うろうろしました。
目的地は、大谷楽器でしたが、そんなに時間のかかることではなかったので、散策気分で歩きました。
久しぶりに、いろいろと発見し、楽しかったです。(笑)
…でも、みてると、欲しいものばかりで、あまりみないようにしないといけないって感じにもなりました。(苦笑)
昨日の深夜、10数年ぶりに出会ったN君と一時間ほど話をしました。
彼は、17歳くらい年下で、私が引退する直前くらいに出会いました。
彼からみた私の印象は、「膝サポーター」でした。(笑)
現在のN君が35歳くらいだから、あなたの年くらいに一緒のコートでプレーしていたことになります。
とても懐かしく思えます。
膝サポーターもそうですが、一番ひどいときは、さらに足首にテーピングをしてサポーターをし、腰にもサポーターしてましたって感じ。(苦笑)
…でも、楽しかったなぁ、あの頃は。。。(笑)
今週は、三つの高校にお世話になりました。
一つは、個人でしたが、後はベアーズで練習試合をさせてもらいました。
結果は、こてんぱんやられ、散々なものでした。
ここに、本年度のベアーズの理想のバスケットを感じてもらいたかったのですが、どうしても結果にとらわれてしまいます。
私が、本年度のベアーズに求めてる力は、なんなのか?
いくら説明しても、頭の中ではわかっていても、どうしても表現できません。
後、三週間、時間との戦いとなっていくでしょうか?
兆しはみえてるんですが、するのは子ども達なので、あと一皮むけてもらいたいものです。
私は、子どもを指導するときに、およその「最高到達点」を考えて指導しています。
違う言い方をすれば、「最低到達点」かもしれません。
つまり、どのくらいの伸び率があるか…を見極めながら指導しています。
出会いがあり、別れがあるように、いつかは、私の指導から旅立ち、新たな指導者の下にいくわけですから、次のステージで頑張れることを考えています。
出会ったときから、引退するときに、「ベアーズでバスケットをしてよかった。」と家族全員で思ってもらえれば幸いです。
そして、もうすぐ中学生三年生にとっては、最後の試合の日が近づいてきました。
引退前の子には、少しずつ、最後の試合の目標を言い含めて練習しています。
形は見えているのですが、表現が難しいかもしれません。
しかし、最後は、目標を達せして終わってもらいたいのです。
100%が理想ですが、さて、どのくらい理想に近づくことができるのかは、今からの練習できまっていきます。
ひたむきに、バスケットをしてもらいたいと思って指導しています。
ひたむきは、「忍耐強く、いちずに打ち込むさま。」です。
なんの駆け引きも無く、直球勝負のバスケットです。
どんなことがあっても、嫌な顔をせず、明るく元気な姿で最後までやりぬくバスケットを…。
ベアーズの最後の試合の日が近づいてきました。
ちまたでは、中体連の各地区の大会がほぼ終わり、県大会への出場権のないチームは、引退です。
その最後の試合という気持ちがクラブチームとして、九州ジュニアクラブチーム選手権大会があります。
熊本では、クラブチームの公式戦大会の出場はできませんが、鹿児島県ではできますので、鹿児島県のクラブチームと合同で開催しています。
実質、九州大会ということになります。
思い起こせば、最初に「ラストゲーム」と銘打っておこなったのが、最初のベアーズチームメンバーでした。
そのころは、鹿児島県との合同の大会はなかったので、高校生にお願いして最後の試合「ラストゲーム」をさせてもらいました。
最初は、九州学院でした。
田中先生にお願いし、日本公認審判を依頼し、そして、こてんぱんにやっつけてもらえればと思いました。
なぜなら、どんなチームでも、優勝以外は、どこかで負けます。
そんななかで、負けっぷりがどうのようなものかが、今までやってきた集大成となることを私は思っているからです。
最後まで、燃え尽きることができて、初めて自己勝利を感じることができるのです。
第2回目が、第二高校、第3回目が熊本高校、そして第4回目が九州学院…。
当時の子どもたちの進路希望校を考えてからの対戦相手でした。
いつも、最後まで戦って、満足して、試合を終え、次の目標(高校受験)への切り替えという流れで、ほとんどの子がその切り替えができていたと思います。
それは、高校受験に失敗した子がほとんどいないからです。
仮にいたとしても、次に与えられたステージで頑張っています。
結果を引きずることなく、次への切り替えができるようになることも、ベアーズで教えて行きたい事です。
…本心は、引きずっているのでしょうが。。。
さて、ベアーズのラストゲームまで、突っ走って行きたいと思います。
保護者の方たちには、雑用など、いろいろとお手伝いしていただいています。
ありがとうございます。
ラストゲームまで、なにかと、バタバタするかと思いますが、よろしくお願いします。
コラムを書こうと、開いてみると、カーティスさんの写真があります…。
自分で載せたのですが、この写真をみているとこみ上げてくるものがあります。
書いている今もそうです。
いつ撮った写真でしょうか、とてもいい顔してます。
去年会ったとき言われていたのは、「自分はいい人生だった。」です。
最後の日を迎えるにあたって、そう言えることは、とてもいいことなのでしょう。
とくに東北大震災後でしたから、あっというまに亡くなった人のことを思うと、自分は幸せだと言われてました。
私はどんな人生の締めくくりをするのだろうかと、思ったりもしました。
とにかく寂しくもあり、悲しくもあり…、そして、長男からは、新しい命の報告もあり、これが時の流れなのでしょう。