彼と出会ったのは、お互い20代の頃で、バスケットの試合会場でした。
彼の所属しているチームの試合の審判をしてました。
そのときは、彼と友人になるとは思ってもいませんでした。
それから数年後、彼は、私の所属しているバスケットチームに移籍してきました。
それから、彼とは、一緒にバスケットをしたり、テニスをしたり、カラオケしたり…。
そのうちに、彼は故郷アメリカに帰りました。
その後も、手紙などのやりとりをし、日本に来たときには熊本まできて、私と会ってくれました。
そして彼は、「佐野さん、私が死んだら、私の灰をアメリカに半分、熊本に半分埋めたい。そのときには、阿蘇の温泉の近くで場所は決めてるからよろしくね。」って言ってました。
去年の春に、病気で今回が最後の日本ということで来日し、熊本まで来ました。
丁度、私の誕生日の日でした。
そして、最後のメール、最後のDVDが送られきて、今日は、娘さんからのメールでした。
生前の関係者に、丁寧に、メールされてるようです。
写真も添付されていて、とてもいい顔で、信じられないのですが、とても残念です。
彼との四半世紀の思い出がよみがえります。
心から、ご冥福をお祈りいたします。
今日は、シュートをテーマに練習をしました。
特にゴール下とミドルシュート。
これを確実に入れるかどうかは、試合の流れを大きく左右します。
そして、Sですが…。
ノルマを与えての練習に、ノルマ達成ができません。
ゆうに一時間は、打ちっぱなしです。
しかも、動きを入れて打つから、相当な運動量と精神力を要します。
このような練習に耐えれる中学生は、どのくらいいるでしょうか?
今日は、アキレス腱やふくらはぎがパンパンになってることでしょう。
朝までに寝てる間に、足をつることも予測されます。(笑)
感謝のタイトルのコラムに、あたかもお風呂に入ってないような表現がありましたが、真実はこうです。
帰りに温泉でも入って帰ろうかと思ったけど、話が盛り上がり、遅くなったので家に帰ってお風呂に入りました。
温泉に入れなかったのが、心残りということでした。
「佐野さんは、審判して汗かいてお風呂も入らんとね〜」と思いましたという指摘を受け、早速、読み返したら、おっしゃる通りでしたので、ここで訂正させていただきます。(苦笑)
ケイジャーズニュースに登場したCは、現在、審判の勉強中です。
トライアンフやベアーズ関係の帯同とかもお願いしています。
彼女が小学生のころ、私が外部コーチで教えてましたが、今となっては、立派に育っています。
審判のセンスもいいんじゃないですかねぇ。
昨日は一緒に決勝を吹きましたが、私に対しての気の使い方や、TOに対しての指導などとてもいい審判です。
そんな中で、アドバンテージの考え方などをお互い話しました。
春に、ジュニアの大会があり、シュートが入った後のエンドラインスローのヴァイオレーションの判定が話題になりました。
私は、審判が間違えてると思っても基本的に文句を言わないようにしています。
彼女が、その審判のジャッジに「あ〜!?」って声を出したのは知ってました。
現在のルールでは、(審判のマニュアルでは)実質ヴァイオレーションでも黙認し流すこともあります。
そのときの審判は、そのことを知らなかったと思います。
ヴァイオレーションやファールを流していい場面は、多々ありましたが、そのときの審判は、アドバンテージのことを知らずに、昔のままの規定でジャッジしてました。
なので、Cには、「すべての審判が、ルールの微妙な解釈の変化やマニュアルを知ってるわけではないので、ゲームは、審判に合わせて進めていくことがベンチワークの一つ。」ということをを話しました。
結局、審判のジャッジに口を出しても何にもならないということです。
審判は、上手い下手はあります。まら、ルールを理解してるかどうか、極端に言えば、自チームに有利か不利か…、いろいろな条件で試合は進みますし、結果が出れば試合は成立します。
さらに言えば、偏ったジャッジもあるかもしれません。
しかし、審判がいないと試合になりません。
どんな状況であれ、審判の言う通りなのです。
でも、現実は、プレーヤーやベンチ、またはギャラリーから文句が出ることも多いのも事実です。
それでも、最後までやり遂げるしかありません。
Cも、大人の試合を文句を言われながら試合を進めてる姿は、凛々しくも思えました。
彼女は、もっともっと上のレベルでも頑張ってもらえたらと思います。
私が、アドバイスすることはないのですが、彼女から聞かれたら私の見解や経験は話します。
今後とも、頑張ってください。
応援してます!!
昨日と今日は、二日間、丸ごとバスケットの日でした。
@大会運営協力
ベアーズが、大会のための会場設営と撤去のお手伝いをしました。
また、男子決勝では点数板とコートキーパーを、女子決勝ではTOのお手伝いをしました。
TOでは、不手際もあり多少ご迷惑をおかけしましてもうしわけありませんでした。しかし、子供たちにとっては、緊張した感じでとても勉強になったかと思います。
保護者の方たちも、子供たちの送迎や、私の食事の用意など、ありがとうございました。
A会場設営前と撤去後の時間帯に、練習が出来ました。
タイマーなどの設置に問題が無いかの確認のため、子供たちを練習させることで、ベアーズの練習が出来、私も指導が出来、よかったです。
B大会参加
私もヒートベアーズの一員として試合にでました。
出場時間は短かったけれど、チームメイトにも相手チームにも思いっきり気を使ってもらい、おいしいところだけプレーさせてもらい、ありがたかったです。(笑)
C審判
最終日の審判割当で、私はいつも基本的に入っていません。…が、いつでも出来るように準備をしています。
割当審判の都合や、試合の進行状態などで、キャンセルがでた場合やアクシデントなどの備えています。
結局、女子決勝をさせてもらいました。
D指導者仲間
昨日は、中学生の指導者と、今日はミニの指導者と夕食をとりながら長時間話ができうました。
いろんな意味で、私に協力してもらえそうです。
E応援
保護者やスクール生、OB達が応援に来てくれました。
もちろん、私個人だけの応援ではないでしょうが、チームを盛り上げてくれました。
ありがとうございました。
F心残り
…もありますが、この辺の内容は完全に私自身のわがままとなりますので、私の心の中へ…。(苦笑)
→お風呂に入りたかった…という内容です。(笑)なので大会自体には関係ありません。。。
ということで、バスケットのすべてを堪能させて頂き感謝しております。
秋には、体調を万全にしたいと思っています。
関係の皆さん、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。
ベアーズ関係に新人がお試しに来たときにいつも言う言葉があります。
そのうちの一つです…。
「今まで、最初っから、ベアーズの練習についてこれたこはいません。途中でリタイヤするか、最後までやり通して足がつるかです。
…なので、きついときは休んでください。
休み休み参加してください。
そして、三ヶ月後、半年後に最後まで精一杯ついてこれるようになればいいんですよ。」
さて、この言葉にチャレンジしてくるケイジャーはいるんでしょうか?
でも、本当にこれを乗り越えた子は、相当な体力をつけて高校で活躍してくれてます。(笑)
大人、親、指導者は、子供にしっかりとした気持ちをみせることは大切です。
いろんな状況にて、あたふたしたり、感情をあらわにだしたり…、心の乱れや、迷いなどは、子供にとってどう受け取るのでしょうか。
子供の前でみせる姿は、凛としとくべきだと思います。
特に、切羽詰ったとき、岐路に立たされたとき、思わぬアクシデントがあったとき…、子供はその姿をみているでしょう。
私も半世紀以上生きてますが、まだまだ修行中です。
今朝、病院に行きました。
待合室で、かなり年をめされたご婦人と、そこそこに年をめされた女性の方が話をしていました。
勘でいうと、80歳くらいと45歳くらいでしょうか。
お年寄りの方は、話す言葉のひとつひとつがしっかりした口調で、今の子育てを論じていました。
内容は、「大人になっていない親が、子供を育てている」みたいなことです。
子供に対して大人になりきれてない親が、子供を正しい方向に向かわせることはできないということでした。
その話している姿は凛とされていました。
とてもいい年の重ね方をされていたことを感じます。
しかし、そのお二方の関係は、親子?他人?。。。
トライアンフやベアーズからの連絡メールが、卒業した後途絶えたり、また、卒業後もいつまでも来るとか、いろいろな状態となっています。
●卒業後も連絡メールの配信がいる方は、お問い合わせから連絡ください。
●連絡メールの必要でない方は、その旨を連絡ください。
●卒業後は、そのうちに配信がなくなり場合もありますので、必要な方は、あまりこなくなったら、確認のメールをしてください。
先日、私の次女のため、当時の保護者たちが集まっていただき、ありがとうございました。
その中で、ベアーズ、トライアンフのすばらしさをあらためて語り合ってくださり、本当に感謝しております。
また、ジュニア大会の応援などもふくめ、歴史を感じます。
今から先も、メールやコラムにて活動を配信したいと思います。
どうぞ、いつまでもご協力願います。(笑)
ベアーズやトライアンフ、おやじ〜ず、ヒートベアーズ関係者に大会の協賛をお願いしています。
ありがたいことに、協力してくれる方から、連絡いただいています。
ありがとうございます。
昨日の合同練習会の話…。
小学6年の女の子が、中学生男子相手に、ルーズボールの奪い合いの場面は、圧巻でした。
今日のテーマは、「最後まであきらめない」です。
午前中は、床に転がるルーズボールの練習をみっちりしました。
午後から、確認のための練習試合。
上記の二人が、ルーズボールになった瞬間、結局、サイドラインをわって、笛がなり、ルーズボールは終わりましたが、サイドラインがなければ、地球の果てまで追い掛け回したことでしょう。
床にスライディングしながら、それでも駄目なら、また這い上がりボールに飛び込んでいく姿は、昨日の練習会の質を確実に上げたと思います。
こんな熱いバスケットを感じたのは、久しぶりです。(笑)
昨日は、私の次女の熊本でのお婿さんお披露目会(?)みたいなことがありました。
次女が小学5年生のときにできた「ベアーズ」の発足当時のベアーズメンバーの保護者や高校を中退するころにお世話になった関係者、放送大学の恩師やご学友たちとの席でした。
ベアーズOB保護者たちも久しぶりに集まり、当時のバスケットの思い出や子供たちの近況報告会などで盛り上がりました。
一ツ橋にいったYも就職が内定したとか、早稲田にいったSが政治専門の新聞記者になりたいとか…。
また、OBのほとんどが、バスケット中心の生活をエンジョイしてるとか…。(笑)
たとえば、こんな話も…。
母「あんた、就活はしよっとね?」
息子「当たり前たい、もうすぐ卒業ばい。就活はしっかりしてるばい。バスケットの合間に…。」
ということで、全員、大爆笑でした。
保護者の代表より、娘に贈られた言葉の中には…。
「ベアーズのバスケットを耐えてきたから、結婚生活も大丈夫!!」
とかあり、短い言葉の中にも、結婚生活の現実の厳しさや忍耐の気持ちも含まれていました。(笑)
余談ですが、日中は、合同練習会、練習試合がありました。
内容は、参加した全員が、ボールに食らいつき、ものすごく激しく床に飛び込んでボールを奪い合って、よかったです。
また、長男夫婦にも子供が出来たという報告も妻からきき、来年早々には祖父ちゃんになります。(笑)
とてもいい一日でした。
今日、あるバスケットの指導者と話をしましたが、ベアーズのOBの話となりました。
いろいろと噂を聞かれているんでしょう。
特に、学業において…。
東京大学
一橋大学
早稲田大学
熊本大学医学部
熊本大学
熊本学園大学
保険科学大学
宮崎大学
同志社大学
いや〜すごいですね。(笑)
トライアンフまでいれると、さらに広がります。
バスケットでも高校で活躍したOBや大学で活躍したOBも多くいます。
文武両道です。
今日は、午前中の練習時に、反対側のコートが、私の息子の卒業したバスケット部が練習で、また、指導者が、お世話になっている方でしたので、少し立ち話をしました。
その後の子供たちの挨拶の仕方、そして練習に対しての約束事の曖昧さなど、今度の中三の最後の試合に挑むチームとしては、あまりにだらしなかったので、昼からの練習は中止にしました。
その様子をみた保護者も子供たちの不甲斐無さを感じたのか、駐車場でこんな様子が見受けられました。
保護者が言い出したのか、子供たちが自発的に提案したのかはわかりませんが…。
「ここから家まで走って帰ります。子供からは、途中で待ち伏せしなくてもいいといわれてます。」
大した親子です。(笑)
約一時間後、保護者からメールが来ました。
「お疲れ様ですm(_ _)m
先ほど、6時半すぎに、無事に帰りつきました。
今日、走って帰った経験を無駄にしないように 明日からの練習に生かしてほしいと思ってます。
自分で考える 良いチャンスになったと思います 自信がついてくれたら嬉しいです。
明日からの練習を見守りたいと思います。
これからも よろしくお願いしますm(_ _)m」
小雨の降る中、走って帰ったのは、中3女子1名、中2男子1名、中1女子1名でした。
もしかしたら、まだ他にもいたかもしれませんが、現在把握している子供たちは、この三名です。
ベアーズの保護者は、子供のことを真剣にみつめ、考え、行動しています。(笑)
決して、甘やかしたりしません…って感じです。
ベアーズは、中体連にはでませんが、もし出て不甲斐無い試合をしたら、子供たちは家まで走って帰ることになりそうですね。(笑)
中学生は、期末テストがあってます。
ベアーズの子供たちは、学校がバラバラなので、テスト休みの子が3週間くらいにまたがって、練習の参加者がまばらとなっています。(苦笑)
テストの結果を、希望者は、私にもってきます。
最初に成績表をもってきたこは、おそらく学年トップクラスでしょう。(順番が出てないので、偏差値で判断しています。)
過去には、バスケットの練習を休まず、日ごろの勉強で、トップクラスを維持していた子もいました。
もちろん、逆にドベから数えたほうがはやい子もいました。
しかし、言えることは、ほとんどのベアーズの子が、成績が上がって卒業したことです。
明日あたりが、全体的に最終日かな。。。
今週末からは、ラストゲームに向かって集中して練習ができそうです。
私は、バスケットが上手になることもさることながら、勉強の成績があがったり、家の手伝いをするようになったりすることは、とてもうれしく感じます。
心技体の本当の意味は、ここにあるのでしょう。
…でも、不思議なことに、テストの結果を私に持ってくるときの仕草、態度、顔で、だいたいの成績はわかります。(笑)
夢や目標を持つことは、大切なことです。
子供から大人へなっていくときに、いろんな現実とあい、方向性を変化させるでしょう。
一番大きな変化に対応できないときに、挫折をあじあうかもしれません。
それでも、夢や目標に向かうこともあります。
見極めが必要かもしれません。
夢や目標を達成するためには、いろんなリスクもあります。
経済のリスク、時間のリスク…、このあたりは、家族まで巻き込んでしまう可能性があります。
学力をつけながら、夢や目標へ向かえば、様々な対応も可能な確率があがります。
文武両道は、いろいろな可能性を可能にしたり、挫折したときも立ち直るのがはやいと思われます。
せっかくなら、両方頑張りましょう!!(笑)
ミニや中学校時代には活躍したけど、高校になったら思ったようにはいかなかったことはありますよね。
ちまたではこんな話もあります。
ミニや中学校の指導者
→私が育てたのけど、高校で潰された…。
高校の指導者
→もっとミニや中学校で基本を教えておいてほしい…。
両方ともごもっともな考え方です。
ミニや中学校時代にいい成績を修めればなおさらでしょう。
しかし、高校のバスケットの通用するファンダメンタルは本当に教えてあるのかそれはわかりません。
また逆に高校で成功すれば…。
ミニや中学校の指導者
→私が育てたから高校で活躍できた…。
高校の指導者
→ミニや中学校で基本は習ってないけど私の教かたがいいから、高校で伸びた…。
お互いの言い分です。
私は、キッズから、ミニ、中学生まで指導していますが、こんな考え方で指導しています。
原則、高校で活躍してもらいたい、そして将来は、その先でも頑張ってもらいたい。(その先は、バスケットと限らず、そのこの将来に対してです。)
…ということは、どこの高校にいっても活躍できるようにしなければなりません。
…ということは、行き着く先はファンダメンタルです。
もちろん基礎的なフィジカルも必要ですが、精神力は一番大きいと思っています。
話は変わりますが、お客さんに商品を買ってもらおうと思ったときにどういう商品をお客さんにみせますか?
自分の売りたい商品をみせて売りますか?
お客さんの希望する欲しそうな商品を売りますか?
前者は、自分中心で、お客さんはいらないかもしれません。
しかし、とてもその商品に魅力があればお客さんは買うかもしれません。
でも、その確率はとても低いです。
その低い確率をもとめて指導してる場合が多いかもしれませんね。
私は、受け入れ側の希望に沿う子供たちを育てたいし、その中から特別優秀な人材が生まれれば幸いかと思います。
自分勝手なプレーヤーは、果たして指導者はつかってくれるでしょうか?
ミニや中学生で終わるのなら、自分が考えた選手に育てればいいのですが、まだ始まったばかりです。
どこの高校にいっても、その高校で役に立つ人材を育成したいと思います。
さらには、社会に役立つ人材となってくれることを願っています。
独り言でした。文章なので、私も表現が下手でわかりにくくあるかと思いますが、今、ベアーズに預けてる保護者、また、ベアーズOBの保護者たちは、とてもわかっていますので、この文章も理解されてます。
そういう環境で指導できる私は、この環境に感謝します。
先日の反省の点の指摘と、基礎の考え方の指導をして始めた練習は、久しぶりに活気のあるものでした。
しかし、これは、私がお膳立てをしてからのことです。
ちゃんと自らの気持ちで最初っからやってもらいたいものです。
いつまでも、子供じゃないのですから。
今日の雰囲気のまま、次からの練習ができれば、相当伸びるでしょう。
昨日は、トライアンフの練習の入れ替えで、私の教え子が所属しているチームの練習でした。
無理言って、30分ほど時間をもらい、5分×2の練習ゲームをしました。
大人のパスの速さと高さに対応できないままでした。
このことは、想定内なのでいいのですが、「今すべきこと」は何?
こういうところに、弱さを感じます。
逆に「何だったらできるの?」
そういくつもないはずです。
なので、「今出来ること」を「今すべきこと」として最後までやり続け、やる遂げることが大切です。
今日、保護者が、決勝のDVDを持ってこられました。
ありがたいことです。
もう一度確認したかった場面がいくつかあり、今後の指導の参考にしたいと思います。(笑)
今日の合同練習会、結果から言えば、「頑張りました」
の合格です。
この感じで、試合の挑み、最後まで戦えれば誰もが望む「悔いのない試合」ができるでしょう。
さて、では、「悔いのない試合」ってどんな試合ですか?
そのことから説明し、具体的に頑張り方を教えました。
中体連前の直前ですから、しかも明日から試験休みなので、一夜漬けみたいな感じですが、しないよりはいいでしょう。
先方の先生たちのおかげで、最後まで気をゆるすことなく、とてもいい感じで指導させていただきました。
また、こうやって、別のチームの子達を教えると、私も新しい発見があり、私も勉強になります。
こういう機会にめぐり合えたことを感謝します。
ちまたでは、中体連前で、最後の仕上げにかかっているチームが多いでしょう。
そして、一年間を振り返って遣り残したことや、まだまだ伸ばしたいこと、最後に追加したいこと…あと少しの間に子供たちに何を残せるのか…、一気に中体連モードとなっていきます。
明日は、合同練習会をします。
17日も合同練習会をします。
ベアーズ相手に、練習試合ではなく、合同練習会の申込がありました。
よく考えてみたら、昨年の中体連から今年の中体連まどの年度を振り返ると、合同練習会の申込は例年に比べると多かったです。
普通なら、練習試合でしょうが…。
普通なら、練習試合の申込があり、練習試合をして終わるのですが、いつも、練習試合の申込があったとしても、実は、ベアーズと一緒に練習をさせてもらいたいというのが多く、結局、練習試合は最後の時間に確認のための練習試合となり、大半の時間を合同練習会となっていました。(笑)
先日、ゲストで来られた方も、2時間の練習の半分以上がファンダメンタルの練習をみて「ほとんどが基礎練習ですね。」と言われてました。
クソ面白くない基本練習を。年長さんから中三までが大きな声をだしながら取り組んでます。
この練習が終わると、ダッシュの雨嵐…。
ついてこらない子は、コートの外で休みます。
そして、復活したらまた入ってします。
そして、やっと3分の休憩。
そこでも「休憩は、3分ですか?」と言われてました。(笑)
しかし、高学年は、その休憩の間も、インターバルランニングをします。
実質、1分の休憩です。
その休憩が終わったら、ボールを運ばせない練習、即ちディフェンスの徹底的な練習をします。
「ディフェンスの出来ない子は、どんなにバスケットが上手くても、全国大会を目指している高校ではついていけない」と思っています。
私は、このような練習を大会前でもします。
では、オフェンスの練習は、いつするのかといえば、規定の練習時間外です。
体育館が、別にとれたとかという時間帯です。
子供たちが、通常練習で、ファンダメンタルやディフェンスがある程度できれば、通常練習の中でもしますが、今の子達は、滅多にそうなることはありません。
さて、明日の合同練習会は、とても楽しみです。
今回で、3回目なのです。
子供たちの成長をみれるのか、また最初からの練習となるのか、行ってみてから考えます。
はっきり言えるのは、ゲームになることはないでしょう。
また、呼んでいただいたスタッフの方たちも、それを期待してるようです。(笑)
子供を育てるということは、いろんな思いを保護者は抱かれてることでしょう。
どうしたら、子供は伸びるのでしょうか?
一番手っ取り早いのは、いい指導者と巡り合うことです。
でも、これが一番難しいのです。
逆に開き直れば、「親は無くとも子は育つ」のです。
ある市長さんは、同和地区で生まれ育ったと言われてました。
そこから、弁護士の資格までとられました。
環境がよかろうと悪かろうと、結局、本人次第ということも言えます。
しかし、それは言い訳で、実際には、いい環境に越したことはありません。
もちろん、恵まれた環境であっても、いい育ち方をしない人もいるでしょう。
結局は、見極めが大切です。
ベアーズの卒業生の中には、保護者が当時の顧問の先生に「あなたの指導は、子供を育てきらん。子供を辞めさせます。」と言われ、子供は部活に残りたい気持ちを無視して辞めさせた方もおられます。
私は、決して、その部活の指導者が悪いとは思っていませんし、保護者にも説明します。
「あの指導者は、とてもいい人です。でも、合う合わないはあります。あなたの子供さんとっては、私が合うと判断されたということですね。指導者を否定することはしないようにしてください。私より、その指導者が合う人もいるはずですから…。」
そして、ベアーズは大会にでないので、移籍の問題はありませんが、ペナルティーとして、1〜3ヶ月は、練習試合には出しません。
そして、結果は、私の紹介で、高校に推薦しました。
今では、子供本人も納得しているようです。
その子にとっては、その方法が合っていたのかもしれません。
保護者も、よく決断されたと思います。
また、そこまでの決断は、最終的には、子供にも伝わるのでしょう。
こういう環境の子は、伸びると思っています。
子供を育てる気持ちが、単に子供のわがままを聞いて、仲良しこよしの親子関係よりも、真剣に子供のことを考え、試合をすててまで行動するのですから。
今日の練習に、お客様がこられました。
先日結婚された方で、トライアンフスクールから祝電をうちましたので、私とIコーチに内祝いを持ってこられました。
…というのは全く予測してなかったので、うれしかったです。
本当の用事は、私がデザインなどの企画のサンプルができたので、それを取りに来たのです。
一時間ほど練習をみながら、話をしました。
私の子供と同じ世代なので、なんとなくそのあたりの共通な話題をしました。
私みたいな、おっさんの話を聞き、受け答えし、いろんなことでも気をきかせて、本当にいい方です。
そして、その反面、自分を鍛えていく厳しさも兼ね備えていて、そのうちに県の要人となっていくことでしょう。
いまからのご活躍が楽しみです。(笑)
また、遊びに来てくださいね。
また、子供たちに差し入れ、ありがとうございました。
ベアーズで指導した子供の親父さんの話です。
今回も、息子さんが全国大会に出場することになりましたので、少し話をしました。
内容は、「ベアーズは、高校で通用するバスケットのいろいろな部分が指導されている。佐野さんに任しとけば間違いない。精神的なもの、肉体的なもの、体力的なもの、バスケットに必要な理解力など…。でも、半年から一年は苦労するみたいです。最初は、身体能力の高い選手が目立つので、そこには入れない場合があります。ただ、結局、今では、身体能力の高い選手を追い越してベストメンバーに混ざってプレーさせてももらっているので、ベアーズは盛会ということになります。息子、三人ともそうでした。」みたいな感じです。
この親父さんは、私の指導に一回も批判されたことはありません。
また、高校の指導者のもです。
たいしたものです。
…、でも、かれこれ10年以上の付き合いになりますが、お互い年をとったものです。(笑)
息子さんの全国大会での活躍期待しています。
また、来年、最上級生になったときの活躍も期待しています。
ガンバレ!Y、ガンバレ!!ベアーズ。
誰だって、調子がいいときはあるし、調子がいいときが楽しいのです。
だけど、バスケットは調子がいいときばかりではありません。
調子が悪いときにどうするのかが大切です。
生半可な練習では、その対応ができないまま試合が終わります。
でも、レベル次第では、調子が悪くても勝つときもあります。
そういうときに勘違いする場合が多いのです。
調子次第で勝ったり負けたりではなく、自分の力を出し切って勝った負けたのことがみえないと、将来が勘違いのまま次のステージへと進学してしまいます。
私は、どの指導者と出会っても頑張れる子供を育てたいと思っています。
もちろん、すべての者がいい思いをしてるわけではありませんが、確立は高いほうだと思っています。
そしてその確立は、ベアーズの練習態度である程度判断できます。
特に上手な子は、特にこのへんを鍛えて進学させたいと思っています。
結局、精神力の部位が大半を占めていきます。
調子次第で、自分をコントロールし、常にいい方へ軌道修正できることを望んでいます。
人生も、同じかもしれません。
観にいきました。
母校の熊商が優勝し、教え子のいる九学も優勝しました。
教え子は、相変わらず、足が遅いです。(笑)
でもそれ以上のものをもっているんでしょう、かなりコート内にいましたからね。
私が教えたバスケットをベースにして、パワーアップした感じがあり、頼もしくなっていました。
全国大会で、頑張ってください!!
先日から、Sの話をしてますが、今日は特に、ダッシュを楽しくしてるような感じを受けました。
いろんなことを吹っ切れたのか、調子よく頑張っています。
ダッシュといっても、いろんなダッシュの種類があるでしょうが、どんな感じかといえば…。
私の勝手な想像ですが、おそらく初めてした人は、吐くような思いとするんじゃないかな。
現在、バスケット部で練習している人もです。(どなたかお試しにきませんか。。。笑)
それを何度も何度も繰り返し、やっと体が慣れてきたようです。
今、コート内で、Sを中心として子供たちが走っている姿は、とてもいい感じです。
最後の試合まで、体を壊さず、今の状態が続けば、いいバスケットができるでしょう。
もっと、もっと、ダッシュを楽しくしましょう!!(笑)
詫びを入れてきました。
一回り大きくなって戻ってきました…まではありませんが、吹っ切れたようです。
練習態度も変わってきました。
先日、第一回目の練習見学を命じたときに、
「たとえば、試合中に調子が悪かったり、怪我したり…、ファールトラブルがあったりなどで、ベンチに引っ込まされたらどうする?
お前は、私がお前の様子をみて、なだめて調子を盛り上げてコートにもどさなんと?ガキじゃなかっだけん、自分で解決して私に『大丈夫です、出れます。出させてください!!』って言ってこなんどたい。」と言いました。
特に調子が悪く、ふてくされた感じがあれば、ぜったい出しません。
また、怪我も同じです。
怪我は、原因はいろいろありますが、原則、自分で解決してコートに戻れるようにしなくちゃなりません。
ファールトラブルは、本人に原因がなければ、対策を告げることもあります。
練習は、全員が同じ練習をしています。
だれが出てもいいのです。あなたのチームじゃないからね。ただ、その時点で、ベスト5に選ばれてるだけです。(過去には、ユニホームを忘れてきたスタートメンバーを公式戦で出さなかったこともあります。その子は、その試合の日は、技術はベストメンバーですが、ユニホームが無い時点で、試合に出る資格を失いました。)
でも大事なことは、ベンチプレーヤーになった時点で、ベンチプレーヤーとしての一生懸命さ、やれることをやることが大切です。チームのためにどうしなければいけないのかをね。
そして、絶対、自分に負けたら駄目です。
まず、現時点の状況の自分自身に勝つことです。
朝から、私の車をみつけたら、私が車を降りてくるのを待って、詫びてきた姿は、彼の今からの人生の一つの糧となったでしょう。
たぶん、半分は自分を捨ててチームのために戻ってきたんじゃないかな。(笑)
彼のことを何度か書いてます。
小学生の低学年から、つまり、最初っからトライアンフ、そしてベアーズのラインでバスケットをしています。
いろんなことがありました。
バスケットを嫌いになったり、好きになったり…。
今、最高点にさしかかったところで、谷へと突き落とされた感じでしょう。
もしかしたら、這い上がってこれないかもしれません。
そしたら、それが彼のバスケットの終わりです。
いろんな壁があって、子供たちは成長します。
最後の試合前の大きな壁…。
ベアーズを始めたころ、私は、「試合も出らんで、どうやって上手になると?」と幾度と聞きました。
その答えを覆してくれたOBたちがいます。
ただ、試合に参加して、試合をしている自分が楽しいだけの子よりは、育ってくれています。
ベアーズは、バスケット以外にもいろんな壁があります。
その壁を一つ一つクリアしていくことが、その子のバスケットや精神力などを鍛えていきます。
いままでずっと続けてきたものは、きっと彼を強くしてるはずです。
今日は、練習は休みです。
「もう辞めていい。」と突き放しています。
辞めるも続けるの、彼の人生です。
どちらに転んでも、人生の大きな布石となるでしょう。
辞めるにしても、今までしてきたことがすべて無くなります。
続けるにしても、さらに辛い環境がまっています。
明日、彼の答えと彼の根性がみえるでしょう。