今日も、ウインターカップHPからです。
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3日目、男子2回戦、秋田・県立能代工業が千葉・船橋市立船橋を破って3回戦進出を決めた。
勝因は県立能代工業の持ち味である、厳しいディフェンスから走って得点を取る“トランジションバスケット”を貫いたことだろう。
その起点ともいうべきセンターが197cmのビッグマン、中村碧杜選手である。
「チームメイトは他のチームの選手と比べても身長が決して大きくありません。だから長身者である僕はリバウンドを取ることを一番にこころがけています」
対戦相手の船橋市立船橋は前日の1回戦でオフェンスリバウンドから流れを作って、勝利を呼び込んでいた。
それを今日のゲームで15本に抑えたのは、中村選手とE斉藤大輔選手の2人によるところが大きい。
彼らのディフェンスリバウンドから速攻に持ち込んだ県立能代工業が、今日のゲームを支配した。
中村選手も「斉藤と2人でゴール下を守れたことで、(船橋市立船橋のやりたいバスケットを)封じられた」と満足な表情を見せる。
彼自身、斉藤選手がリバウンドを取れば、速攻の先頭を走ることのできる走力を持ち合わせている。
もともと走るのが好きだったビッグマンは、札幌市立厚別北中学校3年生のときに能代市バスケットボール協会などが主催する「能代カップ 高校選抜バスケットボール大会」を生観戦する。
そこで県立能代工業らしい走るバスケットの迫力に圧倒され、あこがれを抱き、進学を決めたのだという。
(以下、略)
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大きいだけではだめ、ディフェンスがしっかりできなければだめ、走ることが大事、ということを感じます。