球迫さん、お久しぶりです。たまにはまた書き込んでください。
さて、テレビを見ていて印象に残ったことです。(番組は「ガイアの夜明け」)
内容を大雑把に言えば、企業は社員同士のコミュニケーションをとらせるために腐心しているのだよということに尽きます。
Tさんの会社は、企業買収により、ある会社の子会社になりました。Tさんは、人事異動でその親会社に最近出向になりました。しかし、Tさんは人見知りな性格でなかなかまわりとコミュニケーションがとれずにいます。
昼休みも、皆が町にランチに繰り出す中、ひとり会社の休憩室で愛妻弁当をつつきます。
ある日、会社に「コーポレート・ゲーム」という会社対抗運動会の話が持ち込まれます。
これは、外国で盛んになって、日本に持ち込まれたもので、色々な会社が色々な競技に会社対抗で取り組む大規模な競技会です。
(会社が自分の会社で運動会をやっていたのは、過去の話。自前の運動会を開くことは、社員に新たな負担を課すことになり、そんな余裕などないのです。)
M&Aで規模を拡大してきたこの会社の幹部は、社員間のコミュニケーション不足を解消するために、その大会に参加することにしました。
Tさんは、ドッジボールに参加することになってしまいました。
ドッジボールチームの最初のミーティング。名刺交換から始まるという、ぎこちないものでした。
何度か練習するうち、「声を出す」こと、それによって円滑なパスまわしを行うことが大事だということを、メンバーが言い出します。
お互いに声を出すことによって、今、一番いいところへパスを出したり、そこにパスしてはダメということがわかります。
そして、声を出すことで、テンションも上がります。
しかし、日ごろ大きな声を出したことのない社員は、声を出すという簡単なことがなかなかできない。
Tさんは、声どころか、みんなとハイタッチすらできません。
競技会の初日、第一戦。やはり声が出ず、連携不不足で苦戦しますが、接戦のうえなんとか勝ち上がります。
そして、試合をこなすにつれて、メンバーも応援社員も徐々にテンションが上がり、声が出るようになり、連携がうまくいくようになり、結局、準優勝にまで行きました。Tさんも皆につられて、声を出しハイタッチをすることができました。
競技会の翌日、Tさんは職場で銀メダルを披露して結果報告します。声の出しすぎで声がかすれています。
その日以来、Tさんは職場の人と会話ができるようになっていたのでした。話の糸口ができて、まわりから声をかけてもらったり、自分なりの意識の変化もあったかもですね。
教訓=「声を出す」ということは、競技の中でも、社会生活でも重要です。