
国体ですよねえ。
長崎にいれば今頃体育館に駆けつけていたのに。
7月に転勤しちゃって、惜しかったです。
さて、「三池」の語源といわれる三つの池の話を先日書き込んだところですが、今日は「大蛇山祭」のお話しを。
「大蛇山祭」は、大牟田最大の祭です。(8月に開催)
熊本なら「藤崎宮秋の例大祭」、長崎なら「おくんち」のようなものです。
祭の主役が「大蛇山」。この大蛇とは、以前紹介した三池の伝説に基づきます。すなわち、お姫様が、大蛇の人身御供に差し出されたとき、大ツガネが大蛇を三つ切りにしたという、あの大蛇らしいのです。
山車が前に巨大な大蛇の頭、後ろに尾をつけて、踊り手を引き連れて街中を練り歩きます。市内の一番の目抜き通りを。夕方から通行止めにして、大いに盛り上がります。
昼間は町内会などを練り歩いて寄付集めをするのは長崎くんちと同じようなやり方ですね。
山車は丁度、大阪の「だんじり」の山車の装飾を取ってシンプルにしたようなもの。
その中に囃子方が乗って鉦太鼓で囃します。屋根の上の男衆が盛り上げ役。大声と花火(おくんちのような爆竹ではなく、火を噴く花火です)で後に続く踊り子や聴衆をあおります。
大蛇の頭は、左右に首を振りながら、口から花火を吹き出します。
大蛇山の起源は、三池藩の宿場町であった三池本町と三池新町の「弥剣神社」の氏子によるものが本家本元で、これにならって大牟田市街地の弥剣神社、諏訪神社、大牟田神社などでも大蛇山を出すようになりました。
これらの伝統ある6つを、「六山」と呼んで特別な存在です。
1日目は本家六山の大蛇山の出番、2日目は周辺にできているその他のいろんな大蛇山の競演です。南関町など周辺他市町からも来ていました。
そして、「かませ」。子供の頭を大蛇にかませると、無病息災という風習で、丁度獅子舞にかませるのと同じようですね。(正式には、六山のみが「かませ」と呼ぶのであり、他は「子孫健康」などと呼ばなければいけないらしい。)
最後は、本拠地に戻り、せっかく作った大蛇の頭やしっぽは解体して、お客さんがもらって行く。もらった人は縁起が良いということらしいです。
というわけで、大蛇は毎年作るのだそうです。また、そのデザインは、各山によって特徴があるのだそうです。
何はともあれ、大蛇山の時期、関係者は仕事も手に付かぬ盛り上がりのようです。