精霊流し-イマケン

  • 2013年08月17日(土)
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8月15日、久しぶりに長崎の精霊流しを見物しました。

相変わらず、爆竹・花火の音、煙がすさまじいです。

しかし、その喧騒の中で、コーン、コーンとゆったりとした調子でたたくカネの音には哀愁も漂います。

グレープの「精霊流し」はもの悲しい歌で、長崎のにぎやかな精霊流しとはとんでもない落差があると思っていましたが、頭の中であの曲を思い浮かべながら見ると、それぞれの精霊船に故人を偲ぶ思いやドラマが詰まっているのだろうと、なんとなくしんみりと感じました。年のせいかな。

最近は、故人の趣味や職業などがわかるような、特徴ある飾りつけをしている船があるのも、一因かもしれません。

今回見た中では、船そのものが、長崎名物チリンチリンアイス売りのミニリヤカー付き保冷ボックスの形を大きくした船。(もはや船の形になっていませんが。)コーンも載っています。

見ただけで、チリンチリンアイス売りのおばさんだったんだとわかり、家族の人たちの思いが伝わる船でした。

写真は、そんな船とは関係なく、精霊船の「流し場」へと向かう船です。と言っても環境問題があり、本当に流すのではなく、重機で解体してゴミとなる、いわば精霊船の墓場です。(バックに重機が見えます。)
こういう結末もまた、哀愁を感じさせます。