船小屋温泉&あずきごろし(!?)-イマケン

  • 2015年04月12日(日)
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遅くなりましたが、先週は船小屋温泉を散歩しました。その前にも行ったのですが、今回は、やり残したことをするため。

まず、入浴。「川の駅 船小屋温泉 恋ほたる」という、いわゆる「道の駅」的な施設へ。ここは物産館と入浴施設があります。

入浴してみると、お湯は赤茶色っぽくて底が見えない、湯の表面には湯の華のような小さな粒が浮いている。

さすがは日本有数の炭酸鉱泉。浴槽の周辺には温泉の沈殿物がこびりついている。

お湯は温度が低め。外湯は38度〜40度、内湯は41度。源泉は31度の冷泉なので、沸かしですね。

説明を読むと、地元の人から「効く」と言われているそうだ。入浴は、内湯と外湯の熱いのと冷たいのを交互に4セットくらい入るらしい。

近くにいた近所のおじいさんも話していた。1回30分以上、週に2、3回入っていたら効き目が出てきたと。

小生も1時間ゆっくり入ったので、効いたはずだ。きっと。

そして、もうひとつが「あずきごろし」。「殺し」などという物騒な名前がうどん屋のノボリにあったので、これは現物を確認しようと。

出て来たのは、小麦粉を練った厚さ3ミリ程度の生地を幅1センチ、長さ5センチ程度のリボン状にして、ゆでたものに、あずきあんときな粉をまぶしたものだった。

なんで「ごろし」というのですかと聞くと、ご主人が何かの記事のコピーを持ってきた。それには、「ごろし、ごろしだご」というモノの説明が。

「黒砂糖の黒さがドウの白さを殺す」とか、「発案者の五郎八」から来たとか、諸説がある筑後地方の素朴なおやつであるという。

黒砂糖とあるので、必ずしもあずきあんやきな粉に限らず、黒砂糖などの甘いものをかければ「ごろし」になるのだろう。

「殺し」という物騒な名前の食べ物は、実は、素朴なスイーツであった。めでたし、めでたし。