カナガシラ-イマケン

  • 2014年02月04日(火)
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ご無沙汰しています。

長崎でも中学や高校のバスケの新人戦があったりしているのですが、最近は佐世保やらその他の郡部が会場となることが多く、観戦に行けません。幅広い普及という意味では良いことなのでしょうが。

ま、それはさておき、昨日は「節分」。スーパーにはずいぶん前から豆まきグッズが売り出され、恵方巻きの宣伝ポスターも張り出されていました。

そこで、私も恵方巻きでも買って食べようかと思い、夜8時前頃近くのスーパーに立ち寄ったら、なんと恵方巻きの特設売り場は、売り切れ!(豆まきグッズは残ってましたが。)

恵方巻き人気もたいしたものですなあ。(もっとも、途中のコンビニではまだ店外のワゴンで売れ残りを売りさばこうと必死でした。やはりスーパーとコンビニでは顧客のニーズが違うのかも。)

仕方なく、普通に買い物して帰ろうと思ったところ、惣菜コーナーに、普段はない「カナガシラ」(長崎ではガッツとも呼びます)の煮付けがありました。

長崎では、「カナガシラ(金頭)」は、「金」に通じるため、節分に食べると金回りが良くなるとして縁起物になっているのです。

そこで、これを買って帰り、節分の夕食とした次第であります。

「Wikipedia」から、「カナガシラ」の解説をひもといておきます。実は、これまで自分はカナガシラとホウボウは同じ魚と思っていましたが、違ったんですね。写真は、「WEB魚貝図鑑」から。

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カナガシラ(金頭、方頭魚、火魚、学名:Lepidotrigla microptera)は、カサゴ目・ホウボウ科に分類される魚。ホウボウに似た魚で、ホウボウと同じく食用に漁獲される。

成魚の全長は30cmほどで、ホウボウより小さい。背面は一様に橙色 - 赤褐色をしているが、腹面は白色をしている。

頭部は硬い骨板におおわれており、「カナガシラ」の和名もここに由来する。鼻先が前方にとがっていて、小さなとげが左右に数本ずつかたまって生え、その下に大きな口が開く。胴体はザラザラした細かい鱗におおわれる(ホウボウのウロコよりは大きい)。

胸びれはホウボウよりも小さく、色も赤一色である。胸びれの一番下の軟条3対はホウボウと同じように遊離して太く発達し、これを脚のように動かして海底を歩く。
他のひれの構造もホウボウに似ているが、第1背びれに鮮紅色の大きな斑点があるのが特徴で、これは他のカナガシラ属(Lepidotrigla 属)の魚にも共通する特徴である。

旬は冬で、底引き網で多く漁獲される。

体の大きさのわりに身は少ないが、旨みと歯ごたえがある美味な白身魚で、料理法も煮付け、唐揚げ、塩焼き、鍋料理、干物など多種多様である。小さなものは蒲鉾など魚肉練り製品の原料にも用いられる。