ボールはひとつ-ながちか

  • 2009年09月27日(日)

イマケン様、ブログの紹介ありがとうございます。

今はブログのタイトルが変わってしまいましたね。紹介いただいた通りなかなか人気があるのか?お陰さまで多くの支持をいただいています。

さて、ディフェンスの何を頑張るのか?です。

マンツーマンディフェンスを大雑把に2つに分けると
「ボールマンディフェンス」と「ボールを持たない人へのディフェンス」がありますね。

僕は後者のほうが大切かな、と思っています。

2線目、3線目です。

それはなぜか?

なぜならば・・・ボールはひとつだからです。

オンザコートは・・・10人です。

味方が自分を含めて5人、相手が5人の計10人です。

そして、10人でボールがひとつということは、単純計算で、ボールを持たない時間のほうが長いということです。

これはオフェンスでも同じことになりますが、
「ボールを持たない時間のほうが長いのでボールをたない動きのほうが重要」ということになります。

ディフェンスにおいても、マッチアップの選手がボールを持たない時間のほうが単純計算では長いので、前述のとおり後者の2線目、3線目のポジション取りが大切、
ということになります。

はい、ということでまた長くなったので(笑)
続きはまた書きます、たぶん(笑)

ちょっと仕事が溜まってきたので、仕事します(笑)

大を制すため-ながちか

  • 2009年09月27日(日)

なかなか仕事が激務?な上に、自身もブログを書いていて、なかなかこちらのコラムに書き込みができません。

もう少し、じっくり書けたらいいのですけどね。

少し、今のチームのことを書きます。

今年のチームは高さがありません。
さらに、学校体育として小学校に部活がないために、小学校から部活動として活動しているチームとはずいぶん差があるところからのスタートをしています。

しかし、私は向上心の高い、熱い心の子供たちに恵まれいます。

ひたむきにがんばる子供たちの姿を見ていると、当然上の大会まで勝ちたい、そういった気持が生まれること、それも必然に思えます。

さて…どのようにしたら高さに対抗できるか?
そんなことを考える日々です。

まずはあえてオフェンシブな視点から
高い相手からどのように得点を取るのか?

まず、思い切って、インサイドを捨てています。
そうすると、今度はどうやって点を取るのか?
ということになるのですが、これも必然的に
「速攻を多く出して、数的有利(アウトナンバー)な状況をつくる。」です。

僕自身のブログにも以前書いたことですが
「最大脅威のオフェンスは速攻である」

それでは、どうやって速攻を出すのか?

それは

ディフェンスをがんばるという結論に達します。

ディフェンスで奪って速攻につなぐ。
また相手がシュートを決めた後、相手がディフェンスに戻る隙に攻める、これもまた数的有利を作ることになる。つまり速攻したことと同じになります。

「守から攻への切り替え」です。

いずれにしても、ディフェンスをがんばることで、効果的かつ脅威のオフェンスが生まれると考えています。

また、そのバスケットはトータルでは相当量走ることになります。体力とともに気力も大切ですね。

次に、「それではディフェンスのなにを、どこを、頑張るのか?」

・・・ちょっと長くなったので、今日はこの辺で(笑)

元祖僕のブログもたまに見てやってください(笑)

にぎやかになって来た-イマケン

  • 2009年09月27日(日)

ながちかさん、球迫さんの加入でにぎやかになって来ました。また、ケイジャーズニュースも復活しました。

バスケ経験なしの私が見聞きしたことだけで、間をもたせて来たこのコラムも、力強い援軍ができました。よろしくお願いします。

ながちかさんが、「僕のブログ」というのは、リンク集に掲載の「行け行け!押せ押せ!一本」のことです、多分。バスケのブログランキングで3位の人気ブログです。

うふふ♪-球迫

  • 2009年09月26日(土)

ファンレターが読まれていた高揚感に浸っています♪
ケイジャーニュースの再開。
お帰りなさいませ(^-^)/


先日、福岡であった「国宝阿修羅展」に行って来ました。(27日まで九州国立博物館)
平日でしたが、駐車場で30分、入場に40分くらい待ったでしょうか。
そこまでして待って入ったのに、
皆さんの熱気に圧倒され、最前列にはとうとう行けず。
いっちばん前で、小さなお年寄りが手を合わせているのを見て
「どうやってあそこまで行ったんだろか・・」
と、いらぬ雑念ばかり浮かんでました。


でも。
同じ会場に釈迦如来像頭部と手が展示してあり
それを目にした途端に、なんとも言えずこみ上げてくるものが。
しばらく動けずその空間に包まれていました。

今回の主役は阿修羅像なので、
釈迦如来像の前には人もあまりいないことが
当たり前ではあるんだけども
人がいない、ということが不思議で。
帰ってからも浮かぶのはあの「手」ばかり(^^ゞ

バスケ観戦でも、たまにこれに近いことがあります。
すごい選手が来ると聞いて観にいって、
全く知らない選手や応援の人たちに目を奪われてしまう。。
不思議だけど・・幸せな気持ちにもなります。


ところで。
さすがは親父の独り言。

皆さんの「独り言」のレベルの高さに驚いています。
私のは新聞でいう「今日の占い」か「4コマ漫画」くらいに捉えてくださいね(*^△^*)

本の件-イマケン

  • 2009年09月26日(土)

ながちかさん、ご紹介の「日本一勝ち続けた男の勝利哲学」のデータです。

加藤廣志著、幻冬舎発行、560円です。

(Amazon.comには、used本もあって、こっちは1円というのが悲しい。需要と供給で相場が決まるので、ベストセラーとかでない限り高値にはならないのでしょうが。)

加藤氏は能代工業監督として30年間で全国制覇33回という黄金時代を築き、同高校長まで務め、今は同市スポーツセンターの館長としてスポーツ振興に貢献されているそうです。

なお、後を継いだのが教え子の加藤三彦氏ですが、親族関係はない。

(三彦氏は昨年、JBL「リンク栃木ブレックス」のコーチに突然の転向で話題になりましたが、程なく解任。プロの世界は厳しいですね。)

熱い情熱-ながちか

  • 2009年09月25日(金)

能代に関して、僕の愛読書が
「日本一勝ち続けていた男の勝利哲学」
です。

能代を常勝へと育て上げた先生の本です。

その本の冒頭
「燃えるような熱い情熱がなければ」
というふうに始まります。

「ただの情熱」ではなく「燃えるような熱い情熱」
が大切なんですね。

本自体は、戦い方云々よりも哲学の本のように感じます。

しかし、その中には、現在の能代バスケの戦術に至るきっかけのエピソードが載っています。

「攻守の切り替えを速くし、常に速攻主体で攻め込む」
「オールコートディフェンスにより早い段階から相手を抑える」

もしよかったら読んでみてください。
本の紹介でした。

走る・守る-イマケン

  • 2009年09月24日(木)

Tシャツからちょっと話題を戻します。

能代工高の話の延長線です。

最近VHSテープをDVDに変換中ということを書きました。ほとんどトライアンフ・ベアーズ保護者からの、もらいものです。(一応、実費は払ったのが多いと思いますが。)ありがたいことです。

昼間、家にいる妻が少しずつ変換して、土・日は私も一緒にやって、ようやく終りました。

過日、平成17年のウインターカップ3位決定戦、洛南高VS市立船橋高を変換しました。結果は洛南が勝ったのですが、実況アナウンサーが何度も繰り返した言葉があります。それは、船橋に対して「ディフェンスをしっかりしないと」、「もっと走らないと」という言葉でした。

確かに、船橋が洛南のディフェンスに阻まれて、なかなかシュートを決められないのに対して、洛南は外から中から、色んなパターンで、簡単に得点を重ねて行きます。また、洛南がターンオーバーからシュートに行くのに、船橋は後ろから追って行くという場面も散見されます。

全国大会ベスト4まで来るのですから、船橋も相当強いチームのはずです。おそらく攻撃中心のチームだったのでしょう。

しかし、ベスト4ともなると、皆、同様に得点力がある。攻撃だけで勝つことは難しいのでしょう。簡単に言えば、できるだけ相手にシュートを打たせないで、自分のほうが余計にシュートを決めれば勝てるわけです。そのためには、やはり、走ることと守ることがキーワードのように思いました。

Tシャツ-さのっち

  • 2009年09月23日(水)

Tシャツの話題ですが、今、イマケンさんの次男のために、私がデザインしたオリジナルロングTシャツを作成中です。

出来上がったら、載せますので、乞うご期待あれ!!(笑)

また、数人には、無理やり売りつけるので、よろしく!!

Tシャツ-イマケン

  • 2009年09月23日(水)

Tシャツですが、印象に残っているのは、北島康介の「泳ぐのは俺だ」ですね。水着論争に対する無言の抗議か、ユーモアか。なかなか気の効いた文句でした。

今は、気軽にオリジナルTシャツが出来るので、うちの長男達は校内水泳大会のために、クラスのTシャツを作っていました。

そう言えば、熊本に、オリンピックやWBCの日本代表チームのユニフォームにマークや刺繍を入れている会社があるんですね。通気性も兼ね備えた特殊技術があるとか。熊本市貢町(多分フードパル内)の潟}ークスだそうです。

こういう、キラリと光る仕事をする会社が熊本にあるのが、うれしいですね。

大ファンなんです。-球迫

  • 2009年09月20日(日)

ながちかさん。
問いかけへのお答えありがとうございます

かめはめ派、爆笑でした!
実物を拝見したいものです(笑)


先月はU-12の大会、大盛況だったそうですね。
少し前は、関係者でないと結果はもちろん
小規模な大会だと予定や大会名さえもわからないことがほとんどだったんですが
近年はネットでかなりの情報が得られるようになりました。

出来れば、バスケットボールの大会はここを観れば一目瞭然!というサイトが出来ればいいな♪なんて思うのですが、
全ての大会を記載するのは運営者側は大変でしょうね


とはいえ、
ひとつの大会でも関係者の方々が感想を述べていたり、
参加チームを募ったりするのを観るだけでも
興味や親近感が沸くし、次の開催が気になるものです。

さらにチームの方針や日常の出来事を記載されていればなおさら、そのチームに肩入れもしたくなります。

そういう意味でも、このさのっちバスケットライフは必要だと感じます

私事ですが、特にケイジャーニュースの大ファンなので。
充電期間が早く過ぎないかなぁと心待ちにしています (。・_・。)ノ
(最後の最後に題名とつなげました)

プリントTシャツについて-ながちか

  • 2009年09月17日(木)

球迫さま、こんにちは。

おもしろ・・・いえ、やる気の起きるTシャツですが
私は買ったことがないです。

ただ、バスケに関係のないおもしろ、いや
やる気の起こる?Tシャツは結構着ています。

一番よく着ている、その手のTシャツの胸ロゴは・・・

「かめはめ波撃てます」

と書いてあります。

ごめんなさい(;^_^A
まったくバスケに関係ないですね。

近いうちに、能代バスケについて簡潔に書きこみます。
たぶん・・・

乞うご期待!

コラム仲間-さのっち

  • 2009年09月16日(水)

今回、「さのっちバスケットライフ」を内面、外面から盛り上げてみたいということを考えていたら、この「親父の独り言」を使ってみては…、と思いつきました。

球迫さんは、店のお客さん繋がりから…のバスケット知人として…。

ながちかさんは、審判部の新年会から、指導者仲間として…。

どちらの方も、かかさず「さのっちバスケットライフ」を観覧されていて、時に私に直接メールももらったこともあります。


本来、このコラムのコーナーは、保護者の方にお願いしていたものですが、初の試みです。

先日のコラム投稿の募集をきっかけに参加してもらいます。

ありとあらゆる角度から、「さのっちバスケットライフ」を応援していただけることは、大変ありがたいことです。

よろしくお願いします。(笑)

プリントTシャツ-球迫

  • 2009年09月16日(水)

イマケンさん。ありがとうございます。
えと、読み方はタマサコです。
知り合いが見たら単純なネーミングを
バスケっぽくしてみました。


そういえば
最近はバスケの練習用Tシャツにも
いろんな文字が記載してあって、
とってもやる気になれる感じがします。

籠球!とか一投入魂!とか。

この間は、お店で文字入りTシャツをみているうちに
私ってば普段は「声だけバスケ」なのに
なぜだか「そっこー」というのが欲しくなり
危うく購入してしまうところでした。
(サイズがなくてよかった。)

皆さんは買われてますか?
おもしろ・・いえ、やる気の起きるプリントTシャツ。

デビューいたします-ながちか

  • 2009年09月16日(水)

こんばんわ。

ご無沙汰しています、
知る人ぞ知る「ながちか」です(笑)

たまーに書くことになりますかね。

よろしくお願いします。

能代バスケット-さのっち

  • 2009年09月14日(月)

能代が、何度と無く一世を風靡した時代がありました。

でも、時代は、優勝者(チャンピオンチーム)しかみえないことが多いので、今の子供達は、能代のよさは伝わりません。

私は、能代のバスケットを私なりに研究し、私の指導方法にも影響されています。

ディフェンスからの速攻です。

それは、「小さくても勝てる」バスケットの追及です。

それは、日本が世界で勝てるための礎(いしずえ)です。

しかし、そのことに気付いて練習しているチームはほとんどみません。

私も、勝手に解釈してるかもしれませんが、「小さくても勝てる」バスケットを目指してます。

古豪復活というタイトルは、私の興味を引きました。

古豪復活か-イマケン

  • 2009年09月13日(日)

球迫さん、よろしくお願いします。参加者が増えて、うれしいです。ところで、「球迫」の読み方はどう読むのでしょう?タマサコ、キュウハク・・・?

さて、本日の本題。月バス記事その2です。

能代工業高校の準々決勝(相手は優勝した福岡第一)の記事が出ていました。能代工は、留学生を入れてない、地方でがんばる、ユニフォームがシンプル、走るバスケットなどで、好感を持っているチームです。

以下、記事の拾い読みです。

「3Qを終えて23点ビハインドという劣勢。・・・しかし、「最後まであきらめない」・・・能代工の誰しもが強い意志を持っていた。」

「残り時間は10分。能代工は、・・・猛烈な追い上げを見せる。相手にドリブルをさせるスペースを与えないディフェンス、チャンスがあれば積極的に3Pを放っていき、ことごとく決めていく。」

「この光景は・・・脈々と受け継がれている“能代工スピリット”そのものだった。」

「残り1分には、・・・4点差と、まったく試合がわからないところまでたどり着き、・・・会場は大盛り上がりとなった。結果は7点差で敗戦。しかし、終了直後には体育館から湧いた割れんばかりの拍手が・・・」

王者相手に、1Qで、23点差を4点差まで追い上げることは、実力がなければできない。すごいと思います。

「「ディフェンスからやれば、自分達のバスケットができることがわかった。ディフェンスから走るバスケットを心がけてきたけれど、実際に仕掛けていってボールを取ることができた。それがわかった」宮城(キャプテン)は・・・確実に何かをつかんだ」

そうです。「ディフェンス」と「走る」ことを重視するのはトライアンフ、ベアーズと同じです。

「途中出場ながら、チーム最多の4本もの3Pを決めた三上はBチームから這い上がって来た選手。常に競争の中に身を置き、メンバー入りを勝ち抜いてきた選手たちは、昨年に比べて目に見えてレベルアップしている」

「「けれど、まだまだ足りない。出だしでやられてしまったのは気持ちの部分が大きいので、しっかり練習していきたい。」と、宮城は・・・今後の課題を語った。」

昨年、突然のコーチ交代でやや低迷していましたが、さすがは古豪。建て直してきました。ウインターカップにどのような活躍を見せてくれるか、楽しみです。

デビュー、おめでとうございます-さのっち

  • 2009年09月11日(金)

以前からの、なんとなく顔なじみの方で、なんとなく私達のコラムを読んでて、なんとなく昔からよく知っているような感じで、なんとなく場賑わせでこのコーナーの書き込みをお願いしました。

よろしくお願いします。

はじめましてヽ(´▽`)/-球迫

  • 2009年09月10日(木)

親父の独り言に仲間入りさせていただいた球迫といいます。よろしくおねがいします。

まずは簡単に自己紹介します。

親父ではありません。

スクールの保護者でもありません。

以前からさのさんのお店を利用していました。

バスケットは今は少しだけしています。

時々このさのっちバスケットライフの感想をさのさんにはしていました。

今回親父の独り言を書いてみらんね?と言われて今すごく緊張しています。


私なりの独り言でいいよと言われているので
疑問とか質問とか筋違いな書き込みをしちゃうかも知れません。

そのときはさのさんやこの独り言の先輩方、フォローしてくださいね。0゜・(>_<)0゜・。

書き込み募集-さのっち

  • 2009年09月09日(水)

この「親父の独り言」に書き込みを希望する方がおられましたら、お問合せから、書き込み希望の旨を連絡下さい。

書き込み希望者は、原則として、ベアーズ、トライアンフ関係保護者ですが、今回、他の方(他チームの保護者や指導者、OB関係、さのっちつながりの方、そそのほか興味のある方など)にも書き込んでもらえたらと思い、募集します。

希望者は、氏名、連絡先、このホームページとの関係、書き込みの主な内容などをお問合せよりメールしてください。


当面の間は、こちらで内容を確認した上で載せたいと思います。

その後、パスワードをお知らせします。

インターハイ決勝-イマケン

  • 2009年09月06日(日)

月バス今月号は、インターハイ特集。男子決勝の福岡第一VS延岡学園は、TV放映も見ましたが、2点差の大接戦で、いい試合でした。

その試合についての月バス記事から、印象に残る部分をピックアップ。

「福岡第一は2−1−2、ダイヤモンドワン(1人がキーマンにフェイスガードし、他の4人でゾーンを組む守り方)など、延岡学園はチェンジングディフェンスと、互いに多様な守りを用意。しかし、終盤は、福岡第一はマンツーマン、延岡学園は3−2ゾーンと、本来のスタイルでのガチンコ勝負となった。互いに堅守を見せ、2点のフィールドゴール成功率は福岡第一34.8%、延岡学園は47.8%。しかし、両者とも、高確率の3Pで得点を上げていった。」

以前、この2校の試合を熊本で見る機会がありましたが、確かに、守りがしっかりしていて、簡単にはシュートを打たせない、でも、そこを振り切って得点するのがすごい、と思いました。強いチームは、攻撃力も防御力も兼ね備えているものですね。

ディフェンスといえば、「井手口コーチの構想は、「全員がポイントガードをできるチーム」、「ボールを5人で守ればミスマッチは解消できる。そのかわり2倍、3倍動かなければならない」・・・183cmの園が4番ポジションを務めるというイブラヒマ以外は小柄なチームとなった。」とも。

普通、このへんのチームなら183cmでも高いほうですが、全国では小柄。2倍、3倍動かなければ通用しないのです。

だから、「チーム全員が猛スピードで動いてスペースを埋め、声を掛け合ってインサイドを守るチームディフェンスは見る者をうならせた。」のです。

そのために、「「一番きつかったのは夏の走る練習」(園)、「九州大会が終った後も油断せず、走り込みなど、きつい練習をやってきた」(和田)と、選手たちが口々に語るように、練習量に裏付けされた“走り負けない”自信が、チームの信頼関係を生み出し、強固なディフェンスを作りだしていた。」

私は、「声を掛け合って」というところにも注目。トライアンフ、ベアーズも声を出せと言っています。

次に、「2位と優勝の差は何だったのか?との問いに、入れなきゃいけないシュートを決めるとか、簡単なことを積み上げられるか」と答えた福岡第一・玉井。それは、この決勝で言えば、フリースローに表れた。立ち上がりからフリースローを決めきれない延岡学園(チームFT成功率58,8%)に対し、福岡第一はパーフェクト。12本中、唯一落としたのは、「入れれば、相手がタイムアウトを取って、フロントコートから攻められてしまうので、わざと外しました」と言う、残り0.6秒の和田のフリースロー2本目だけだった。」

この試合、最後の1分は、お互いに、ファウルによって点数が行き来するという展開。しかも、延岡学園主力のプアイエが5ファウル退場までもあった。こういう息詰まる場面でも、落ち着いてフリースローを決める力は、日頃の練習からでしょう。

井手口コーチの言葉です。「スタメンがゲームに出ていない子たちの気持ちもくみながら、私自身、頭が下がるほど毎日遅くまでシューティングをしています。それに、・・・ベンチに入っていない3年生が、毎日遅くまで残って玉井たちのシュートをリバウンドしてくれている。そこで芽生えたもの」だそうです。