綾杉杯に昔を思い出す-イマケン

  • 2009年02月28日(土)

 そうでしたか。D君が来たんですか。もう少し待っていればよかった。2試合目まで間があきすぎるので、先に帰っちゃったのでですね。コーチ様、保護者様、トライアンフのみんな、遅くまでご苦労さまでした。明日もがんばってください。さて、興が載ったので、年寄り臭く、少し昔話をしたくなりました。つきあってもらえますか? 
 かつて綾杉杯は夏と冬の2回あって、トライアンフにとって冬の綾杉杯が最後の試合であった。我が家の長男ショータは、健軍東小5年生のときにバスケットを始め、6年生から一新小に転校したが、バスケ部がなく、トライアンフに入った。当初はドリブルやボールハンドリング等の基本ができず、ただデカイだけであった。また、我々親もトライアンフ・スクール、トライアンフ・チーム、ベアーズと同じような組織が並存していて、何がなにやらよくわからないという状況であった。トライアンフに入れば練習と試合ができると単純に思っていたのだ。しかし、他のメンバーに比べて明らかに基本練習が不足していたので、勧められるままに、すべてに顔を出し、毎日のように練習することとなった。当時のトライアンフは、強豪チームとの評価が定着していたが、ショータたちの時代は、やや実力的には下降気味だった。加入して間もなく佐世保市の「万松楼カップ」で遠征、このあたりから県外のチームの強さを知り、トライアンフのがんばる姿に感銘を受け、親子とも徐々に面白さを感じるようになった。もっとも、基本のできていないショータは、デカイのと足がそこそこ速いので、スタメンで出してこそもらったが、いかんせん他のメンバーと比べて遜色は否めなかった。追いつくためには練習しかないと、誘われるものにはすべて行った。県外遠征もたくさん行ったが、負けて勉強させていただくことが多かった。「みのうカップ」では、全国大会優勝レベルの福岡の強豪チームに完膚亡きまでにやられ、レベルの違いを思い知らされた。夏休みには中学生のベアーズチームと一緒に福岡の強豪中学校の練習会にも出かけた。ところが、このとき、チームのキャプテンにしてエースであるケースケが足を痛恨の負傷。当分試合に出られなくなってしまった。ショータへの期待はさらに高まったが、実力はそこまでなく、不完全燃焼の日々。ただ、これを機会にキャプテンがケースケからショータへという流れができていったのではなかったろうか。トライアンフといえば、秋の県大会でも決勝まで残ったりするのが通例であったが、結局、この年の県大会は確か2回戦で負けてしまったと記憶する。要するにトライアンフ史上、最悪の成績。ただ、救いは、トライアンフには、最後に冬の綾杉杯がまだ残っているということ。再び、冬の綾杉杯を目指して練習の日々。そうして迎えた綾杉杯。1日目を勝ち上がり、2日目へ駒を進めた。結果、パート3位となり、メイン会場の九州産業大学付属高校体育館での表彰式までたどり着き、銅メダルをもらった。キャプテンのショータは個人賞ももらった。これがトライアンフの総決算。最後に最高の結果と思い出を残せたのであった。それを今日、久しぶりの綾杉杯で懐かしく思い出した。親としても、充実した楽しい1年だった。
 こういうことがあって、我が家はトライアンフの活動にのめりこんだのです。長い昔話にお付き合いいただき、ありがとうございました。おやすみなさい。

トライアンフらしさ-さのっち

  • 2009年02月28日(土)

1クオーター毎に、トライアンフらしいゲームが出来ました。

イマケンさんの言われるとおり、練習試合は、1回しかしていません。

しかも、中学生相手。

しかも、全員揃ってはない状態でした。

しかし、2試合目。。。つまり、このチームとしては5クオーター目から、イマケンさん達が昔見た光景があったと思います。

厳密に言えば、3クオーター目あたりまらでしょうか。

だから、イマケンさんは、少しずつ変化している様子を察してくれたのでしょう。


予断ですが、トライアンフらしさの一つですが、審判の数が多いのでは…、と思うことです。(笑)

組み合わせによる2試合と、勝敗により1試合、そしておまけに決勝戦。

合計4試合の割り当てとなりました。

大会の運営は、非常に大変です。

なので、私たちトライアンフは、出来るだけ協力をしようと構えています。

そして、なぜか、決勝戦の審判を会場責任者の方が指名してこられるのです。

ある意味光栄なことです。

考え方によっては、決勝の審判を任せれると判断したんでしょうから。

子供たちも最後まで残って、会場の片付けまで手伝いました。

熊本からの遠征ですから、保護者たちも早く帰りたいんでしょうが、全くそういう素振りも見せず、最後まで協力していただきました。

これが、チームとしての真の姿だと、我ながら誇らしく思えます。

また、OBの保護者であるイマケンさん夫婦の応援もありがたいものです。

さらに、近くに進学したOBも応援にきました。

本当に、トライアンフらしさがあちこちで感じました。


おまけ

偶然ですが、今回のトライアンフご一行は、広川サービスエリアで、シュークリームを買って帰る姿がありました。

私も10個購入し家族へのお土産としました。

それじゃ、明日も交流戦参加ということで、寝ます。

おやすみなさい。

お店発見-イマケン

  • 2009年02月28日(土)

 「綾杉杯」応援の帰り道、行列のできる店を発見しました。飯塚市にある新鮮卵と手作りお菓子の店「たまごハウス」(http://tamago-house.jp/)です。シュークリームとロールケーキを買って来ました。お客さんがひっきりなしに来て、シュークリームは焼き上がりを待っての購入でした。シュークリーム1個150円はちょっと高めですが、メロンパン並みの大きさであり、決して高くない。甘すぎず、辛党の私でも食べきりました。場所は、飯塚市内から国道201号線を篠栗町方面に走り、八木山への上り口あたりの大きなカーブのところ。関係者の皆さん、この記事が目に止まったなら、ちょっと立ち寄ってみては?
(トライアンフ保護者として遠征に参加していた頃は、こんな余裕はなかったなあと、プチ感慨を抱きつつ。)

久々にトライアンフの試合-イマケン

  • 2009年02月28日(土)

 今日と明日、福岡でミニバスの「綾杉杯」が開催中。我が家はもうミニバスは卒業していますが、たまたまヒマであったのと、長らくトライアンフの試合を見ていないことから、思い切って妻と2人福岡まで応援に行って来ました。結果は席田(むしろだ)にダブルスコア以上の差で負け、1回戦敗退でした。が、内容的には満足しました。点がとれなかっただけであって、個々のプレーにおいては決して負けたという感じではなかったと思います。勝っている相手チームのコーチの声が段々激しくなって行ったように私は感じましたよ。スクール生から希望者を募った急造チームで、ゲームのためのチーム練習は数回しかしていないと思いますが、その中であれだけできたら立派だと思います。久々にトライアンフらしい試合を見て、スッキリしました。
 みんな、ありがとう。

リンクに追加-イマケン

  • 2009年02月20日(金)

 先の記事「行け行け!押せ押せ!一本!」を、リンク集に追加しました。Ngataさんも、当「さのっちバスケットライフ」をブックマークに登録していただいているようなので。(なお、先の記事で当初アドレスが間違ってブックマークのページになっていたので、トップページのアドレスに修正しました。失礼しました。)

「行け行け!押せ押せ!一本!」-イマケン

  • 2009年02月20日(金)

 さのっちボイスの記事から、『愛知県西三河の中学校女子バスケットボールチーム指導者「Chikahiro Nagata」のブログ!「行け行け!押せ押せ!一本!」』(http://ameblo.jp/chikahironagata/)にたどり着き、懐かしく拝見しました。2年前までB高校のバスケ部監督をしていた方。正教員となるため、大阪に行かれたとは聞いていましたが、そこからさらに愛知県へと移り、今、中学校教員として上記の女子バスケ部の指導者をされているとのこと。さのっちがベアーズと掛け持ちでB高校バスケ部の指導(? 監督はあくまでNagata先生だったので、時々でしたけど)をしていた時、うちの長男達が一緒に練習させてもらいました。なにせB高校には体育館がないので、公共の体育館を転々としながら練習するというハンディキャップ(トライアンフ、ベアーズもそうですが)を背負い、1回戦負けの弱小チームから、最終的に県大会準々決勝まで駒を進めるという驚異的チームを育てました。というか、私としては生徒や保護者が情熱をもって真摯にがんばったことが一番大きかったと、失礼ながら思うのですが。
 そのNagata先生のブログ、熱い思いが書き込まれています。ここでも、小学校にミニバスがない、練習時間が極めて短いという悪条件のチームとめぐりあってしまわれたようですが、まじめで一生懸命な生徒と保護者に恵まれたようで、「この子たちに一勝をあげたい!」と実は結構充実したバスケット生活のようです。
 がんばってください。

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  • 2009年02月17日(火)

さのっちボイスに、JBA(ジャパンバスケットボールアカデミー)の話が出ているので、リンク集に追加しときました。

九州エンデバーが-イマケン

  • 2009年02月15日(日)

今度の土・日曜日(21,22日)、熊本で九州エンデバーの練習があるようです。U-15が熊本高校、U-18が東海大二高。詳しくは日本バスケットボール協会HPの「EUDEAVOR PROJECT 08-09」に掲載されてます。(リンク集に、協会HPを追加しています。)

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  • 2009年02月15日(日)

宮崎で「全九州高校春季バスケットボール選手権大会」が開催中です。そこで、「宮崎県バスケットボール協会」のHPをリンク集に追加しました。

月バスを見て-イマケン

  • 2009年02月08日(日)

 もうひとつ、月バスのネタです。3月号に「bjリーグジュニアバスケットボール大会」の記事がありました。bjリーグ主催の中学生の大会ですが、その第1回男子優勝チーム「姪浜HORIZON」の写真が掲載されています。その中に、熊本出身のK君の顔がありました。彼は県北M小のとき、トライアンフと何度か練習試合や合同練習を行い、全九州ジュニアクラブチーム大会のときは、人数不足のベアーズに助っ人で参加してくれました。彼がひとり入っただけで、ベアーズの動きが格段に良くなり、ワンランク上のチームになったように見えたことが思い出されます。既にそのときには、福岡への県外進学を決めていたのですが、おとなしそうな感じで、「一人暮らし大丈夫かな」と、ちょっと心配に思ったほどですが、今や九州エンデバーにも選ばれて活躍しているようです。これから、どんどんがんばって、月バスのカラーページに載るようになって欲しいものです。応援してます。

月バス「ウインターカップ特集」より-イマケン

  • 2009年02月08日(日)

 お久しぶりです。ご承知のとおりウインターカップでは、男子洛南、女子桜花が栄冠を手にしました。「月刊バスケットボール」3月号の特集記事から印象に残った記事の一部を抜粋させていただきます。

『なぜ、洛南は冬に強いのか。それは毎年丹念に洛南伝統の「合わせ」のプレイを作り上げるからに他ならない。これは「全員が同じ事(基本)をできるように」することから始まっていく。準決勝でシューティングガードG蛯名がポストプレイで勝機を呼び込んだのも、中学の時にセンターだったということもあるが、今も普段から練習しているからできたこと。「センターだから、ガードだから、といって制限することは何もない。うちは練習も全員同じメニューをやっているし、試合でも攻めるべきときに攻めればいい。そうやって全員がオールラウンドに動くことが、スペースをうまく作ることにつながる。」(吉田コーチ)
 インターハイではD比江島1人が徹底的にマークされ、1対1をするスペースさえなかった。それを「比江島さん、(E谷口)大智さんに頼るわけじゃなくて、全員で速攻を出して、その上で2人が点を取る形。みんなで点数を取れるようになっていると思います。」と、蛯名が自負するとおり、冬には全員が攻撃し、逆におとりになることもできるチームになった。その結果、重要な場面で比江島の1対1が炸裂したのだ。
 そして、それは経験を積むことで完成形に近づいていく。理屈を体にしみ込ませてなせるあうんの呼吸。その証拠に決勝の残り2分のタイムアウトでコーチは選手に動きの指示を与えず、「今までやってきたことをアグレッシブにやりなさい。」とだけ言っている。』

 強豪洛南においてさえ、最初はみんなが同じ基本をできるようにする。あうんの呼吸となるまで動きを体にしみ込ませる。という地道な練習を繰り返していることがわかります。トライアンフ、ベアーズも基本の繰り返し。それが上達への道ということなのでしょう。みんながんばれ。