世界一の練習-バスケットボール塾ベアーズ

  • 2006年03月23日(木)

<今日の練習内容>

今日は、NYから来られたNコーチが指導してくださいました。
Nコーチから教わったことを説明します。

1).まず、エンドラインより一つ手前のバトミントンコートに両足を揃えて立ちます。そして、目の前にボールが転がっていると仮定して、目の前を見ておきます。Nコーチが笛で合図をしたら、三歩ダッシュをします。このとき注意することは、揃えた両足を後ろに引かずに一歩目を前に踏み出すことです。

2).1)と同じようにし、最後の三歩目に両手の手のひらを体の両側で床にタッチします。

3).二人組を作り、バトミントンコートの線に二人の片方の足を揃えて、ディフェンスの格好をして向き合います。このとき、相手よりも腰を低くすることを意識します。そして、笛が鳴ったら2)と同じようにします。

4).二人組でボールを一つ使います。3)と同じような格好になり、二人の真ん中ぐらいの所と、フリースローラインが交差するあたりにボールを置きます。そして、笛が鳴ったらボールを二人で取ります。両手で取って構えるまで続けます。

5).二人で後ろ向きになり、バトミントンコートの線に足を揃えます。そして、4)と同じ所にボールを置いて同じようにします。

6).ボールを一人一つ使います。右手をのばし手のひら(利き手)にボールを載せます。(このとき、手のひらはボールに付きません。)そして、そのまま頭の上にボールを持ってきます。これに、左手を添えてシュートの体勢をつくります。そしてシュートの直後に左手で右手の手首を触ります。
右手に力が入りすぎて右手と左手のバランスが執れていなかった人は、これを意識するとバランスが執れるようになると思うので、家でもやってみて下さい。

7).ゴールの右・左・正面に並び、ボールを右手で構えて、ゴール下から直接シュートします。

8).ゴールの右と左に並び、それぞれ右からなら右手、左からなら左手で片手だけでシュートします。

9).8)と同じように並び、片方の列だけボールを持ちます。ボールを持っている方の人は、ゴールのボ−ドに当てて跳ね返らせて、もう片方の列の人にパスをします。パスをもらった人はそこから、普通のジャンプシュートをします。

10).一つの線上に、両手を広げて間隔を執りながら並び、ディフェンスの構えをします。コーチが手で、右・左・前・後ろと合図をするのでそれに合わせてスライドで移動します。スピードは速くなくていいから、周りの人との距離を一定に保つこと。次の合図があるまでは、言われた方向にずっと進みます。

★注意があったところ

1.1)の練習
一番前の列に上級生が並ぶようにと言ったけど、後ろに並ぶ下級生は先輩を手本として見るので、下級生が出来ていないということは、先輩の仕方に問題があるということ。

2.4)どちらかがちゃんと構えるまでは勝敗は決まっていないので、最後まであきらめないこと。

<今日のお話>

塾長
 Nコーチが教えられたことと、いつも教えていることはあまり変わらなかったし注意するところも同じだと思った。
 
アシスタントコーチ
 3歩ダッシュをした後に、床に両手を付く練習で、何度もやっていると最後の方にはサボりだして、手を付いていない人が何人かいたと思うけど、手を付こうとして体勢を崩して転んでしまう人の方が、一生懸命やっていて、今後絶対に伸びていくと思う。

<私の一言>

Nコーチのお話で、「アメリカでは日本人の評価は高く、決して日本の練習はアメリカに引けをとる様なものではない。だから、自分のやっている練習を世界一の練習だと思って一生懸命に取り組むように」と言われたことがとても心に残りました。世界一の練習でも、する人が一生懸命じゃないと意味が無いので、私も一生懸命頑張っていきたいです。